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フォトリーフつれづれ

連れ合いとの気ままな写真日記
第22回土門拳文化賞奨励賞受賞 m 
第26回土門拳文化賞奨励賞受賞」Y

公孫樹

2011-11-24 | 日記




実家のすぐ前の小山の頂上に
小さな社がある。地元では
カミサマと呼んでいる。
中腹には境内があり、
二匹の狛犬が鎮座している。
先日、久しぶりに登ってみると、
境内は公孫樹の葉の絨毯になっていた。
Mは無数に落ちている銀杏の実を
目の色を変えて集めていたが、
私はこの黄色と黒の対比に
目を奪われていた。
      Y
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初冬

2011-11-24 | 日記




 真っ直ぐな線(道)で寂しい・・と
 山頭火ではないが・・
 初冬の侘しさが漂う。
 果てしなく
 どこまでも続いていくようなのが
 やりきれない気もする。
 線は点となり、消え入りそうだ。
 遥かな心の襞を彷徨って
 イチョウの葉が散る。
 
 草叢に水が落ちる。
 僅かに見えるのは排水溝だろうか。
 勢いよく、しかし、静かな継続。
 水が落ちていく・・
 誰も振り向かないところで
 ひたひたと冬の気配がする。
            m
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残り柿

2011-11-23 | 日記




今年は誰も採らないまま、まだ実が
赤々と付いている柿の木も多いが、
この木は僅かに実が付いているだけだった。
その分柿特有の折れ曲がった白い枝先が
目立っていた。
大和町のはずれで見かけた木である。
             Y
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U温泉への道 その2

2011-11-22 | 日記




U温泉は2軒の旅館が
今も営業していた。
その2軒の先にも旅館があったはずだが、
道は、この奇妙に折れ曲がった
はしごで通せんぼされていた。
車を降りて、その先に進むと
旅館は廃墟になり、道には苔むした
倒木などが散らばっていた。
昔この辺りの広場で、
獲ったばかりの猪を解体していたのを
見た覚えがある。
周りには観光客に見せるための
小動物を飼っていた小屋もあったが、
それらは
藪の中に埋もれかけていた・・
時の流れの中で滅んでいくもの
それは寂しく痛ましいものだが、
でもそれこそが
時の正体なのかもしれない・・
               Y
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水道橋

2011-11-22 | 日記






 美濃市のU温泉に続く道を横切って橋が見えてきます。
 昨日Yがアップしたものの続きです。
トンネルの上が橋になっています。
 レンガは程よく色褪せて、
 苔も隠微な光りを放ち、
 絶え間なく、ずくずくと水が滴り落ちてきます。
 それもそのはず、これは水が通っている橋なのです。
 その水量は、どうどうと音をたてていて
 また、不思議な清らかさです。
 見るものを圧倒させる力で流れていきます。
 かなり離れて発電所があり
 この水は、どうやらそこへ流れ込んでいるようです。
 規模の小さな、大正時代の、しかし
 大切な近辺住民のためのもののようです。
                m
 
  
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U温泉への道 その1

2011-11-21 | 日記




美濃市のはずれにU温泉という
沸かし湯の小さな温泉場がある。
随分訪れたことはなかったが、
久しぶりに思い出して立ち寄った。
長良川の対岸から入り口を入ると
途端に道は細くなり、山が迫り
辺りは薄暗くなって、一体何処の
山奥かというような按配になる。
途中、古色蒼然としたレンガ造りの
トンネルが在って、その壁に
消えかかった案内がある。
その先が温泉だ・・・   Y  
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雨に煙る・・

2011-11-21 | 日記


 夏の間、あれほどの攻勢で
 何もかも呑み込んでしまいそうだった葛・・
 カーブミラーも例外ではなかったようだ。
 しかし今となっては、無残な姿を見せて
 植物の残骸化が日々進行している。
 霧雨の中、巨大な一つ目小僧が出現して
 寂びれた車道にも笑いが生じているよ!
               m
 

 
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鶏頭

2011-11-20 | 日記


これはまるで鶏頭の垣根だ。
ただでさえ他の花に比べて
異彩を放つ花姿なのに、
それがこれだけの多さで、
この家の敷地の境界に沿って
群落を作っている。
小雨模様の灰色の空の下で、
この赤さがなんとも異様だった。
           Y
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里芋

2011-11-19 | 日記


 里芋の収穫が、やっと終わりました。
 今年は、赤ダツになる芋も植えたのですが
 こちらは、親芋と茎を食べるものだそうで
 小芋の付きは乏しいものです。
 一気に収穫するのかと思えば
 ここらでは、採り残したものが
 ちらほらあります。
 一葉をじっくり見ていると・・
 面白い表情と形体!
 ストロボ一発の効果です。
           m
 
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馬頭観音

2011-11-18 | 日記





 道辻に西日を受けて観音様があった。
 よく見るとお顔が三面ある。
 普段は、こういうものは撮らないのに
 真新しい花と祠の存在が気になった。
 家に帰って調べてみると・・
 どうも、これは、馬頭観音であるらしい。
 よくよく見ると、確かに馬の頭らしきものがあり
 6本の手が線彫りになったりしている。
 昔は、何処の家にも馬がいて
 馬の健康や通行の無事を祈ったりもしたのだろう。
 三面は、三方の道を見守っている。
 こんなところに、よくもまぁ 長い間
 受け継がれてきているものだと
 今更ながら感心した!
             m
 
 
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