都市裏
2016-10-02 | 日記
江成常夫「多摩川1970ー1974」の写真展に
大阪へ行ってきました。ニコンサロンにて
ゼミがあって、写真家江成常夫の秘められた怒りと共に
「この国は、もうどうしょうもないですよ」という
諦めにも似た・・しかしながら決して諦めてはいない
写真家の声がきこえてきました。
心の襞に深く浸み込んできた講義でした。
環境問題に始まって、大震災後の原発のなすすべもない現状、
ナチスドイツのヒットラーを思わせるような思考が
生まれてくるような社会の有様、写真というツールに
対する人々の軽視・・改めて
心に深く留め置かなくてはならないと思いました。
そして、もっと眼差しを正しくして
しっかりと見て写真していかなければいけないと・・
流され易い日常の中でも頑張ろうと・・
思いながら帰路につきました。
皆さん・・お世話になりました。
ありがとうございました。
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