田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

文月なので一筆啓上

2024年07月09日 | 日記
7月9日(火) 晴れ 外気23℃ 
曇天の予報を覆し 今日も日ノ出
野の花は夏の勢いを見せ 意気揚々
紫陽花は蕾から開花まで多様な姿を見せる
しかし これも致し方ないことだが 鹿の食害
紫陽花は毒があると云うが 何故か鹿は蕾を喰う


    

朝飯を済ませ 土手の草刈りの算段に下見に歩く
草たちも互いに絡み合い風や雨から身を守る
草同志だけでなく 蝶やバッタとも協調
何処を歩いても 草は刈るなのサイン
草は秋には枯れる 暫く構えよう


    

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雨 濡れた空気の香りが好い

2024年06月27日 | 日記
6月28日(金) 雨 一日小雨がつづく 予報
カッパを着て 辺りを一巡
物好き者って 見られている俺
小学生もいつもの徒歩から親の車
ビシャビシャ跳ね上げる雨歩きを奪われ
大昔の体験が蘇る カッパの滴に雨の香り


    


ノスタルジーに耽けながら 紫陽花 探訪
ヤッパ 七変化だけあって多種多様
顎を花と見せ 花は仕舞に見せる
人も花もいろいろあって賑やか
濡れた草木の鮮やかさに 弥栄

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夏至と梅雨入り 過去にもあったそうだ

2024年06月22日 | 日記
6月22日(土) 晴れ  雲が張り出し 怪しくツユの予感
このところ熱かったり寒かったり
昨日は昼迄は晴れ 午後から雨の予報
しかし 朝から雨が降り出し 大番狂わせ
前夜は満月のド快晴で 丸い月を拝んだ次第



    
たしか 与謝野蕪村の 菜の花や月は東で日は西に
夏至ともなると月の出は南南々東と頗る南にに近い
梅雨入りと云っても夏至も一緒は虫達も往生する
近頃は少なくなったアマガエル 居場所は引戸
アカハライモリも今朝は陽の光で体温保持

    



昨日は 内科 眼科 と珍しくダブルの診察日
病院と云えば我慢会だが 時間差で階段を上下往復
待ち時間もガマン会と理解し オトナシく読書に耽るが
しかし 俺より遙かな爺様は スマホを取り出しチャカチャカ
時代が替わったか俺が古いのか 単行本を広げにくくなった 嗚呼
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雨のない月半ば 水無月のごとし 

2024年06月14日 | 日記
6月14日(金) 快晴 外気17℃ 室温24℃ 過ごしやすい
このところ全くと云っていいほど降らない
昨日の朝 草木の葉に残る水滴が雨か朝露か
6月も半ばになって全くの快晴と云うのも寂しい
盛夏の水の心配はさほど心にしていないが気になる
太陽も冬から春 そして夏に向けて 東に向けて動いてきた



    

この季節になると急に花や蝶や蜂たちが姿を見せ活気づく
常連のヒョウモンチョウ タテハチョウ ホウジャク
彼等は飛び方も様々で 花の蜜を吸うのもいろいろ
蜂はカチカチと威嚇してくるスズメバチは危険
しかし 蜂虻もいろいろ 見ていて愛らしい



  



2~3日前にイボタの木に来ていた大きく黒い蜂
クマバチの黄色を黒く塗りつぶした異形種かと思った
調べて見るとタイワンタケクマバチとあり2007年発見された
長野県でも見られているそうだがここ信州で越冬出来るのか
朽ちた竹に棲まうと云う 信州の荒れた竹藪を知っての来訪か

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水無月に入り 樋の掃除に芝刈り

2024年06月05日 | 日記
6月5日(水) 晴れ まばら雲に 涼しい風
月が変わり早くも5日
朝は雲が多く天気は気まぐれ
都会では熱暑とか  此処には遠いい話
近頃の雨は降り出せば激しく イツ何時も用心
樋の掃除や裏山の水みちの点検 巡回は必至の所以



    


気まぐれの天気もあるが 季節は過ごしやすい信州
花の色は朝晩 昼夜の寒暖差の所以 一際 美しい
水みちの点検も足腰がモノを云う 裏山の歩き
タンポポにとまる蝶も馴染みに 面々
繁茂した赤松 これで良いのか !




  

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日課と云うには間が空きすぎる 朝の散歩

2024年05月23日 | 日記
5月23日(木) 薄曇り 寒くなく涼しくもない 過ごしやすさ
早朝 家内を一巡し 裏山へ出向く
急登な道を進と 横たわるオニアザミ
初夏には道端に林立するが 倒れても活る強かさ
この道 俺の冬の間の怠け具合を一機登りで査定
5月も半ば過ぎとなれば ふり返り里を見下ろす余裕



    
登り切れば標高900mの等高線に沿った略平らな道
峠の地蔵尊に顔を見せ 更に降ればキツい道
集落を囲む平らな道 草が生え長靴が似合う
カキオドシ マムシソウ クララ 道を埋める
朝早からの田植え機の姿を眼下に見る



    

    
歩く道の下には農業用水が流れる
この道 江戸中期に蓼科山中腹から曳いた水路
開水路だった所以か 脇の山林に多く見る山野草
これから夏に向けまた 秋には山野草が姿を見せる
歩きに優しい未舗装路 季節に合わせ俺にとっての宝道





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野の花にあわせ 季節の移ろい

2024年05月20日 | 日記
5月20日(月) 夜半からの雨 薄日
5月も2/3が終わってしまった
季節の移ろいに合わせて はイツのこと
今年も追い越されそうに 次々に花が開く
野の花は気候にあわせ 無理なく花を見せる
のんびり田舎暮らしなんて 今では誰も云わない

  
    
今年は夏に持ち越すことなかった 次の薪の準備
一冬 大凡3.5トンのマキが消費される
薪作りが終わってホッとする間もなく
雨が降れば俺の怠惰が露見する樋
樋の掃除に井戸ポンプのメンテ

  
  
昨日の日曜日で大方田植えが終わった
早苗が風に揺れ 水面の輪が揺れて大きくなる
田植えも畦で昼飯を囲む なんてことは殆ど見られない
非農家の俺にはこの季節 無駄な動きはせずにじっと籠もる
田が鏡になったと思えば直ぐに稲穂が大きくなる 季節の移ろい



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俺的に春から夏への切替

2024年05月12日 | 日記
5月12日(日) 曇天 高い雲 涼しい風 夕方少し雨
昨日につづいて 春の最後の薪作り
予報では夕方に雨 早まることを想定し急ぐ
割って ワッテ 少ない山ながら一機に割った
暫しの休憩に 井戸ポンプのリレースイッチ交換
昼飯は定宿の出前定食 文句を言わず只ただ感謝 感謝



   


昼飯を平らげ 石積で花を開いたタニウツギにアマを愛で
割った薪をパレットに積み上げる 今春最後の大仕事
途中での崩れを防ぐシッカリガッシリ 組み合わせ
2台空いたパレット 秋の薪作りに備え拝ませる
総計5トン近くの薪作り 足 腰 腕 を労う

   
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春の総括と謳いながら 残る作業

2024年05月11日 | 日記
5月11日(土) 快晴 微風 爽やかな五月晴れ
欲を搔いたわけではないが 追加のマキ材
有りがたいことに楢材に桜など 運んで呉れると
季節はクルミの花が下がり スズランも香りを放つ
リンゴと並べて芽止めを続けたジャガイモ やっと芽を出す
春一番の梅も桜も花の後追いの草丈が伸びる速さに昨日は草刈り



   
マキ棚の空きを埋める薪割を決行 楢材の極太も何とかクリア
割って投げて次の材を薪割機に上げる 機械も人力が必要
この手の作業 慣れと加齢が反比例とイツマカカのこと
すんなりと割れてくれる樹もあれば拗れる樹もあり
己のヒネクレを見透かされたかと 少々たじろぐ

  
満杯になった薪棚 次の冬への安心感が沸いてくる
今日の作業は一段落 明日は残る玉材を一機に割って積む
野積みってことになるが ナバホで行くかゲタで積むか思案
樹のネを聞きながら一年先に崩れることのないように 気兼ね
残る作業は明日の心ってこと ・ ・ ・  俺の躰は明日も我慢の為所



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初夏を迎え 春の一大行事の総括

2024年04月30日 | 日記
4月30日(火) 夜半の雨 薄日 小雨 爽やかな緑
春の一大行事と謳い 展開した作業
人様の薪で暖を取るなどとは 御法度
我ながらストーブを設えた時の心の思い
冬の最中マキが足りない思いもなく春が来た
思えば いろいろな人に声をかけてもらった感謝



     
 
樹あるよ!って勇んで行った場所が急傾斜地や墓場
20年前のこと チェンソーが樹に噛まれたこと
半日で伐って運び出しに3日も掛かったこと等々
昨年12月から始まった伐倒 伐り出し 運び込み
作業は未だ続き 残すは機械にたよる薪割


終の棲家を 自ら選んでこの地とした
負け惜しみに聞こえる 野菜も草と
憧れた斜面 あの頃は俺も斜めと
ナシラズの花もトリビトシラズ
一年の始まりは春と決め ゴー
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春の大切な行事 Ⅱ

2024年04月27日 | 日記
4月27日(土) 曇天 明るさが消え 昼には 小雨
またまた 春の行事など大げさ って声
たしかに 行事と云っても 常にお一人様
次のその次の冬に備える ストーブの薪作り
次の冬の薪は既に小屋に収まっているが 更に
強欲って云われそうだが 才故に出来る時にの心


   


2トンのダンプからドサッと降ろされたマキ材
太いのも細いのも多種多様 今日は半分
玉切りして薪割に備える準備と心した
昼休憩を挟み伐って運んで積んだ
残りは明日 ムリせずケガ無く
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春の大切な行事

2024年04月23日 | 日記
4月23日(火) 曇天 冷たい風 午後 霧雨
昨日の話だが ジャガイモを播いた
このイモ 数年前からのキタアカリ
俺には主食となるイモ播きは大切な行事
去年収穫したイモをリンゴと一緒に保存した
芽の伸びも押さえられ リンゴもしっかりした食味



   
一年を食いつなぐイモづくり5mの畝に12~3個を播く
相当量の収穫にご近所からも非農家故の貰い芋もある
細切りでガレットや玉切りのオムレツ レシピは色々
ベーコンやハムなど肉類は加齢のためか少ない
一年近く保存することで熟成され絶品となる
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春が迫り 追い着き 追い越される

2024年04月17日 | 日記
4月17日(水) 曇天 薄日射す 薄曇り
夜半の音を上げて降った雨
朝には霧に包まれ やがて陽が
遅いと云った桜は既に満開 辛夷に迫る
石積みではイカリソウ スミレに幼カメムシ
野に咲く草の名 靴に踏まれた草さえナシラズ



    

4月の始めに運び込んだリンゴのマキ材に2mのナラ材
枝はギロチンで 太い樹は 玉切りで積み上げる作業
加齢か環境か 新たな道具とした 電動チェンソー
チェンソーより所望するのは簡易リフトなる物
健康のバロメータと自負した薪づくり

   

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年度の切替に 心機一転

2024年04月10日 | 日記
4月10日(水) 快晴 激寒 快晴の一日
太陽が鎮守の杜を越え 姿を表す
昨日の豪雨の影響と放射冷却で寒
畑をみれば巨大な霜柱にバケツの氷
寒さに震えるなか 昼には爺婆の集い
集落の櫟会 新年度で役員も交代 心機一転



      

穏やかな一日を過ごした今日 午後は一昨日の骨休め
全国的に猛烈な雨風が吹き荒れ ここ山裾も同じ
バケツをひっくり返した雨に当方の井戸は悲惨
寒冷地故にポンプは地中にと云うが 水没
慌ただしい中 夜は地区の新年度発会合

      

怠惰に過ごす俺の午後 部屋中にセッコクの花の芳香
だらだらと過ごしながら 後役への引継ぎ手引き作り
文字を書いては消し 消しては書く 半端な作業
新年度になって10日も過ぎたと 追われ癖か
明日は桜も蕾を開くだろうか 三寒四温

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春になりきれず

2024年04月07日 | 日記
4月7日(日) 濃霧 温かい朝 無風
春に為りきれない 俺
昨夜の知らせ 集落のM氏が逝った
俺が此所に移り住んだとき厳しかった
その後 彼は 俺も来た者だよ って云う
話をすることは少なかったが死んでしまった
通夜で拝顔したが 何とも人の死は空しい



  
未だ桜は花を見せないまま 気温は暖か
夜のTVで坂本龍一さんのLastDaysを
己の死を静かに見つめられるまでの葛藤
音楽と云うか音がどれ程助けになったのか
イツの日か死を迎える俺 恥のない人生

合掌

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