田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

衣替えには早いと云うが 夏心地

2011年05月20日 | 日記

5月20日(金) 晴れ  風は涼しいが 陽の照るとこにでると熱い 

信州は涼しくて住みやすいね と都会に住む友人は云う。確かに朝晩はすずしい、今年は特に寒さがいつまでもつづき、特産のアスパラは育ちが悪いのだと云う。親しくしている生産者から昨夜の電話で同じことを聞いた。

しかし、この地を安住の地として仲間を増やし、子孫を増やしているのが下の写真のチョッジソウだ。はじめは一株二本の軸に一つの花が咲いた。それが、6年ほど立つ今年は12本の軸に増え下から新しい芽が顔をだしている。俺も充分この地に住み着き仲間も増えた。子孫を増やすまでにななのは修行が足りないようだ。

一段下がった道の脇では芹が同じように増えた。これも数年前根がついたものをもらい、葉と茎は俺たちの腹に収まったが、根を湧水が流れる溝に植えておけば良いと云われたものだ。5月の連休頃に丈が伸び始め月末には刈り取られる運命にある。既にだいぶ伸びたがまだまだ柔らかく香もつよい。

午後の庭を一回りするコース、西側から廻り入り口の風知草の上のアヤメが咲き出した。冬の殺風景な景色が風知草の明るい緑とアヤメの濃い緑、そして花が咲くと紫が加わり俺好みとなる。来週くらいになるとこの色の配合がスキだという友人が訪ねてくることとなる。

緑と紫の取り合わせが好みだから、それだけで満足というわけにはいかない。白も好きだ。白と緑、月並みのようだが、この白が透き通る白と純白のストライプ、このような配色のブラウスの袖、思いはどこかに残っているが ・ ・ ・ 少しの風にもなびく タガソデソウ ・ ・ ・ 

 思い出に耽って遠回りをしたが、紫に緑はこんな小さな草にも与えられている。花の名を忘れたが可愛い花だ。花がないときには草として毟られてしまう。

 この花は東京武蔵野でもよく見た花だが、花びらの先端が可愛い。しかも、俺好みの緑と蒼と黄色がしっかり整っている。ネットで調べてみると<ルリニワゼキショウ(瑠璃庭石菖) アヤメ科>とあった。葉の先端に特徴がある。

おんじたぬきさん HP  http://www.geocities.jp/ojinyasou/nagomi_a05.htm

 同じような配色の草だが、ブルーがやや薄い図鑑では勿忘草とあるが、葉の形が少し違うようにみえた。花をUpすれば判るのだろうが、風が強くなったので明朝の心としよう。花に顔を近づけてふっと何かの記憶が甦った。キュウリ草!!キュウリの香りがする ・ ・ ・ それほどではないが、ワスレナグサに間違えられるほどの姿、これも知恵なのだろうか?

配色では俺もダ!! 俺の写真も撮ってkuremathisuではないが、西からの低い陽射しに鮮やかさを主張していた。この花は数年間花を持たず、鉢を捨てようと管理人の呟きを耳にした覚えがある。

玄関前の階段脇には冬の色物を植えた鉢が並んでいる。ここもしっかりと役目を終えて、月末には夏用の花に植え換えられるだろう。

 クレマチスは夏を楽しみ、来年も花を魅せて欲しい。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ニワゼキショウ (会津マッチャン)
2011-05-21 07:45:22
おはようございます。
毎日の野の花とコメントを楽しませていただき、ありがとうございます。
それぞれに個性的に咲く何も言わない花たちに、ときにいろいろ感じさせてくれますね。
お忘れの花の名は「ニワゼキショウ」ですね。
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花の名 (山裾の人)
2011-05-21 15:43:25
会津マッチャンさん

こんにちわ
ついつい 甦る思いが花の姿とかさなり・・・
ニワゼキショウ 肝に銘じておきましょう。
紫と緑、そして黄色
好みの思いがなぜか“ルリ”に偏りすぎました。
ありがとうございます。
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