田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

アシグロツユムシと出会った 道普請の日

2011年07月17日 | 日記

7月17日(日) 晴れ   眩しい朝陽 日中の陽射しは熱い 雷雨がない夕方

毎年恒例の道普請が行われる。7時30分公園に集合と云うことで、鋤簾をもって出で掛けるが、公園にはバックフォーの運転手がいるだけ、皆は堰掛台に向かったと云う。相変わらずの時間前の活動開始 ・ ・ ・  

 

俺は遅く起きたわけではないが、太陽が曇の越えて顔を出した5時には外に出て庭を一回りした。西の外れに植えたハコネウツギがこの夏をうまく乗り越えてくれるか心配なのだ。昨年挿し木をしたものを定植したが、既に幾つかの花を開いている。その花を見ると虫がいる。しかも、髭(触覚)が身体の倍以上あり、緑と茶黒色の文様がある。名前は定かでないが、明らかにまだ幼虫ということはハッキリしている。

 顔は愛嬌のある顔で目が黒く陽の光を受けてしっかりと輝いていた。顔が身体に対して直角について口が尖っている。蟻とキリギリスの絵本に出て来るような顔をしている。図鑑を調べると“アシクロツユムシ”の幼虫だそうだ。“ツユムシ”と言う虫はどんな鳴き声をするのだろうか?

 朝陽が曇を乗り越えて鋭い光線を伸ばし始めたとき、バラの葉の上に止まっていたツバメシジミが翅を僅かに広げた。正面からは黒にしか見えないが、青緑に鱗粉が反射する美しさを知った。

 背中から見ると碧黒い翅に白の縁取りが美しい。

 黒ごまのような愛嬌のある目、白い足に触角が白と黒の螺旋状になってお洒落なシジミチョウだ。

 ラベンダーも朝日を受けると日中見る姿とは違いくっきりとして整然と生き活きとした姿を見せている。この中にヒカゲチョウがしっかりと捉まり蜜を吸っているのか?それとも夜の過ごしたのだろうか?

 近づき過ぎたカメラを嫌い、草むらに飛び移ったが今度は翅を閉じた姿を見せた。表と裏の文様が違うがこの蝶は地味な文様でもあり、日頃、薪を積み上げた暗がりで見かけることからも、性格的にも地味なのだろう。

北側のアジサイはほとんど陽が当たることはないが、ピンクとブルーの花が咲き出した。 

 道普請は集落を取り巻く中棚の道にバラスを撒く作業となった。草退治の役と、バラスをダンプで降ろし、バックフォーで均したあと、ジョレンで手直しをする。この作業を昼までつづけ、弁当を集会所でとって解散となった。山裾の集落は17世帯、今日の作業には12名が参加した。あとの五軒は高齢化とも関係するが、俺が道普請で出役できるのはイツ頃までだろうか ・ ・ ・ 

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