楽しみに待っていた作品でしたが 後編上映の時は「コロナウィルス騒動」で
観に行くことに躊躇しましたが・・・行って来ました。
(あらすじ)
千年前の「火の七日間」と呼ばれる最終戦争により、巨大産業文明は崩壊し、錆とセラミック片におおわれた荒れた大地に「腐海(ふかい)」と呼ばれる有毒の瘴気を発する菌類の森に世界は覆われていた。人類は生き残るが衰退し、腐海が放つ猛毒と、そこに棲む巨大な虫たちに脅かされていたが、辺境にある「風の谷」は、酸の海から吹く風によって森の毒から守られ、のどかな農耕生活を送っていた。族長の娘であるナウシカは、住民から深く敬愛されており、人々から恐れられている腐海の虫とも心を通わせる優しい少女である。
ある夜、大国トルメキアの輸送機が風の谷に墜落する。輸送機には、千年前に世界を焼き尽くしたという巨大人型兵器の「巨神兵(きょしんへい)」の胚が積まれていた。トルメキア軍は撃墜されたと案じ、風の谷に向けて侵攻するが、ユパの説得により和解する。しかしその成り行きで、風の谷の長を殺害してしまうのだった。司令官である皇女クシャナは、巨神兵で腐海を焼き払うことを目論んでいた。クシャナは、本国へ運ぶつもりだった巨神兵の輸送を諦め、未完成の巨神兵を風の谷で完成させることにする。
失意から捕虜となったナウシカらはトルメキアに護送される途中、突然現れた戦闘機の攻撃により大きな損害を受ける。護衛機がその戦闘機を撃墜するものの、ナウシカが乗る輸送機も被弾し落下する。ナウシカは、クシャナとともに輸送機から脱出するが、腐海に不時着したナウシカらは、敵の戦闘機に乗っていた少年が虫に襲われていることに気づき、少年を助ける。
少年はトルメキアと敵対するペジテ市のアスベルだった。風の谷にある巨神兵は、このペジテで発掘されたのちにトルメキアが奪ったものだった。ペジテの仲間たちは、風の谷にある巨神兵を奪還するために王蟲の大群を風の谷に誘導し、風の谷のトルメキア軍を全滅させる計画を企てていた。
そのころ風の谷では、住民達がトルメキア軍に反旗を翻し、谷から離れた遺跡の中に立て篭もって膠着状態が続いていた。そこに王蟲の群れが近づいているという知らせが入り、クシャナは巨神兵を未完成のまま目覚めさせ、王蟲を焼き払おうとするが、巨神兵はすぐに体が崩れて死に、王蟲の群れの暴走を止めることができなかった。
暴走する王蟲の群れの前方に、この暴走のきっかけとなった王蟲の幼生とともにナウシカが空から降り立つ。ナウシカと幼生は王蟲に跳ね飛ばされてしまうが、間もなく王蟲の暴走が止まり、王蟲の群れはナウシカを囲むようにして動きを止める。倒れているナウシカは死んでいるかのように見えたが、王蟲の触手がナウシカを包むとナウシカが立ち上がる。その光景は、風の谷に古くから伝わる救世主伝説を具現するかのようであった。
全てが終った後、ナウシカはクシャナに歩み寄る。その後、王蟲の群れとトルメキア軍は風の谷から去り、風の谷には平和な生活が戻る。
宮崎駿が1982年に雑誌「アニメージュ」にて連載を開始し、足掛け13年をかけて完結した大作漫画「風の谷のナウシカ」。
1984年には宮崎駿自身の監督で連載途中に映画化され、現在に至るまで日本のみならず世界中で愛され続けてきました。
令和元年12月、新橋演舞場にて新作歌舞伎として上演された「風の谷のナウシカ」を、この度ディレイビューイングとして全国の映画館で上映いたします!
脚本は丹羽圭子と戸部和久、演出はG2。出演は、主人公ナウシカに尾上菊之助、トルメキアの皇女クシャナに中村七之助をはじめとする魅力あふれる俳優が揃いました。歌舞伎となった壮大な物語
ナウシカ | 尾上菊之助 |
クシャナ | 中村七之助 |
ユパ | 尾上松也 |
セルム/墓の主の精 | 中村歌昇 |
ミラルパ/ナムリス | 坂東巳之助 |
アスベル/オーマの精/口上 | 尾上右近 |
道化 | 中村種之助 |
ケチャ | 中村米吉 |
第三皇子/神官 | 中村吉之丞 |
ミト/トルメキアの将軍 | 市村橘太郎 |
上人 | 嵐橘三郎 |
クロトワ | 片岡亀蔵 |
ジル | 河原崎権十郎 |
城ババ | 市村萬次郎 |
チャルカ | 中村錦之助 |
マニ族僧正 | 中村又五郎 |
ヴ王 | 中村歌六 |
菊之助のナウシカは勿論 七之助のクシャナには魅了されました。
行って良かった。
※画像・あらすじなどは ネットよりの引用です。
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