きのむくままに

或る日の出来事

映画「ムーンライト」

2017-05-02 | Weblog

 テレビの映画評で良さそうなので行ってきましたが

 19時過ぎからの上映しか無かったので躊躇したのですが・・・思い切って出かけました。                                                * あらすじ 画像はネットよりの引用です*

1.リトル

シャロンは、「リトル」という渾名を付けられた、恥ずかしがり屋で引っ込み思案の男の子である。彼はいじめっ子たちから隠れているところを、キューバ人クラック・コカイン売人であるフアンに見つけられ、フアンはシャロンを、自分とガールフレンドのテレサが暮らす家へ連れて行く。夕食と一夜の宿を許された後、シャロンは心を開くようになる。翌朝フアンは、感情的で虐待する母ポーラの元へシャロンを送り返す。

シャロンには、クラスメートのケヴィンしか友人がいない。シャロンとフアンは多くの時間を共に過ごすようになるが、ある日フアンは、シャロンに泳ぎを教えつつ、自分の人生は自分で切り開かなくてはならないのだと諭す。ある夜フアンは、自分の顧客のひとりが、ポーラと車中でクラック・コカインを吸っていることに気付く。翌朝シャロンは、テレサとフアンに、母に対する憎悪があることを認める。母に薬物を売っていたフアンと揉めたシャロンはその場を立ち去り、フアンは恥ずかしさからうなだれる

  

 

2. シャロン

ティーンエイジャーとなったシャロンは、ケヴィンと仲良くしているものの、テレルグループにいじめられる毎日を送っている。母ポーラはその後薬物依存に陥り、ヤク代に困って売春婦として働いている。フアンは亡くなったものの、テレサはシャロンに食事の世話などの交流を続けている。ポーラはテレサがシャロンへ渡した金すら自分に寄越すよう迫る始末だった。

ある夜シャロンは、ケヴィンが裏庭で女性と性行為をしている夢を見る。別の夜、ケヴィンはシャロンを訪ねて、彼の家近くにあるビーチを訪れる。ブラント  マリファナを吸いつつ、ふたりは人生の野望を語り合い、ケヴィンはシャロンへ「ブラック」という渾名を付けていた。「なぜ、男の友達に愛称をつけるのか?」と聞く。麻薬で酔った後、ケヴィンがシャロンに触れた。ふたりはキスを交わし、ケヴィンはシャロンに手淫を行う。

翌朝、テレルはケヴィンにいじめの儀式に参加してシャロンを殴るよう命令し、ケヴィンはいやいやこれに従う。シャロンはくずおれるのを拒み、ケヴィンは彼を何回も殴りつけることになる。シャロンが立ち上がれなくなったところで、テレルや取り巻きが彼を囲み踏みつけ、蹴り始めるが、警備員が現れて彼らは逃げ出す。ソーシャル・ワーカーと面談したシャロンは、暴行された相手の素性を話すよう求められるが、シャロンは名前を告げても何の解決にもならないと考える。翌日登校したシャロンは、教室で無防備なテレルの背中を椅子で殴りつける。シャロンは逮捕されるが、パトカーに乗せられる時、彼はそばに立っているケヴィンを睨み付ける。

  

 

3. ブラック

大人になったシャロンは、アトランタで薬物の売人として暮らしており、「ブラック」との通り名で知られている。少年院を出て薬物の売人を始めてから引っ越したシャロンは、かつてフアンと同様の人生を送っている。シャロンの元には、ポーラから頻繁に家に帰るよう求める電話がかかってくる。ある夜、彼はケヴィンから電話を受け、自分が食堂で働いているマイアミを訪ねてほしいこと、そしてティーンエイジャーの時の行動を謝罪したいことを伝えられる。翌朝目覚めたシャロンは、自分が夢精していたことに気付く。その後、彼は薬物治療施設に住む母ポーラの元を訪ねる。母は売人を辞めるようシャロンを諭すも、シャロンは母に対し今まで溜まっていた思いを吐露し、母もまた今までの行いを後悔する。

シャロンはケヴィンに会うためマイアミ赴き、再会してもケヴィンと飲み交わしながら話す気にはなれない。一方のケヴィンも、シャロンの現在の風貌や、彼に会いたいという動機に驚かされる。レストランのジュークボックス"Hello Stranger"  の再会を喜ぶ曲を聴いたふたりはケヴィンの家へ向かう。ケヴィンは、自分の思うような道でなくても、自分の人生は幸せなものだと打ち明ける。そんなケヴィンに、男性はおろか、親密な関係になった人物はケヴィン以来、だれもいなかったことをシャロンは明かす。直後ふたりは和解し、ケヴィンはシャロンを優しく抱きしめる。フラッシュバックで、若いシャロンは、月明かりの海辺で遊んでいる。

   

月明かりで、おまえはブルーに輝く

泣きすぎて、自分が水滴になりそうだ

あの夜のことを、今でもずっと覚えている

切なくて純粋な 愛の 友情の 物語

観終わって 爽やかさが残る




 

 

コメント
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