生活クラブの生産者交流会に行ってきました。トマトケチャップの生産者の「コーミ」さんという業者さんが来てくださって、主な原材料となる国産加工用トマトの説明や作る工程、市販のトマトケチャップとの比較など、お話してくれました。
実際に
生活クラブのケチャップと市販のケチャップをなめ比べてみたら、味の違いに驚きました。
生活クラブのケチャップはトマトの味がするのに対し、市販のものはトマトの味よりも香辛料が強く、後を引きました。
ケチャップの原料となるトマトペーストは、市販のケチャップは「国産」と明記していなければ、おおよそ海外からの輸入品だそうです。
それも輸送コスト削減のため、6~8倍濃縮のトマトペーストに加工して輸入後、水を加えて戻して(濃縮還元)ケチャップにするそうです。
生活クラブのケチャップは主に愛知県内の契約農家の方が作った加工用のトマトを3倍濃縮に煮詰めたものを使用しています。
ケチャップにするトマトは、サラダなどの生食用トマトとは品種が異なります。
国産加工用トマトの生産量が急激に減少していて、原料確保が年々困難になっているとのこと。
日本の食料自給率の低さ、国内農業の存亡危機がここにも現れているように感じました。
最後は、「コーミ」さんで出している中華料理用調味料と市販品の食べ比べ。
私はひいちゃんの子守でお料理はしませんでしたが、ちゃっかり食べてきました。
麻婆豆腐、回鍋肉、チンジャオロースーの三品です。市販品は○の素(安田成美がCMに出ているやつ)のものを使いました。
材料の肉や豆腐なども
生活クラブのものとスーパーのもの、と対比させていました。
味の差は歴然。
○の素を使ったものは一気にうまみが広がりますが、きつい感じで、味も濃い。
「コーミ」さんのものは調味料以外の材料の味もちゃんと分かります。
ところでもう一品、「コーミ」の方がお料理してくれた「ふわふわたまご」がひいちゃんはお気に入りでした。
私もこれが一番美味しかったです(爆弾発言)
作り方は、油を熱したフライパンに、薄切りにしたポークウィンナー2本分、ほうれん草(水であく抜きしておく)一掴み、をいため、ざっとといたたまご2個を流しいれて、ケチャップ大さじ1敗程度を混ぜて、半熟程度に火が通ったらできあがりです。
彩りもよく、かんたんでおいしかったので、今度作りたいと思います
さいごに・・・
隣の支部の生産者交流会にお邪魔したのに、託児も含め(実際にはひいちゃんが大泣きしてしまい後半は母と同伴)、いろいろとご親切にしていただきました。
初めてお会いした方でも、
生活クラブの方は皆さんフレンドリーで、私も楽しかったです。
ありがとうございました!
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