きみわるい

「きみわるい」

たぶん「きもちわるい」とか「しんぱい」という意味でしょう。
今日，ひいちゃんが寝るときに半べそでいっていました。

「じしんで,つなみがきたらどうしよう」

おそらくテレビでの津波の映像が強く彼の中に残っているのでしょう。

「おうちの近くには海がないから大丈夫だよ」
「お母さんとお父さんが絶対守るから心配しないでいいよ」

そうつたえて抱きしめてあげると，安心して眠りました。

地震が起きた直後も,私は職場を離れられず(正確には，通園バスにのり,激しい余震や多くの家屋の損傷や地割れにおびえながら，お子さんたちを親御さんのもとへ送っていました。うちの子供たちのお迎えは先輩が行きました),それから土日も休みなく仕事に行っていたので，こどもたちをかまってあげられなかったのです。
三連休もあわただしく過ぎ,彼の不安に全く気づきませんでした。

ゆきちゃんも「じしん,こわい」とたびたび言っていますし,大人でも不安になるような激しい揺れが,こどもにとって怖くないはずがありません。

あの日，保育所にいっていたひいちゃんたちは，昼寝しているところで地震が起きました。
パジャマのまま，みんなで園庭に避難したそうです。
ひいちゃんによると,お昼寝していたホールの天井もはがれてしまったそうです。
パジャマのうえに洋服を重ね着し，先輩がお迎えに行った時には，園庭に止めた先生方の車の中で待っていたそうです。

自分の仕事の対応に追われ，わが子の気持ちに気づいてあげられなかった。
本当にかわいそうなことをしました。
こどもたちが安心できるよう，もっと丁寧に，大切に関わっていかなければと思います。

一日を大切に

皆さんコメントありがとうございました。

土曜日夜は少し水が出ましたが，翌朝はまた断水。
給湯器でお湯が出るようになったのは，月曜日でした。
同じ市内でも職場は，火曜日午後にやっと水が出ました。

東北地方はとても大変な状況で，本当に心配でなりません。
多くの人々の苦しみ，悲しみを思うと，涙が出ます。
余震や，福島の原子力発電所の問題もあり，いまだ安心できません。

地震の災害調査のため，先週末は出勤し，そのまま通常勤務，今週末はやっと休めました。
家で子供たちを見ていてくれた先輩に感謝しています。
木曜日からは先輩も出勤，子供たちも学校，保育所へ通いだしました。
放射能を心配して，お子さんを外出させていない親御さんもいて，
子供たちのことが心配ですが，私も仕事もあり，仕方ありません。

この先どうなるのか，不安ですが，まずは一日一日無事に過ごせるように頑張っていこうと思います。

被災された方々，本当にお辛いと思います。
でも頑張りすぎずに，今ある生に感謝し，一日一日を大切に乗り越えていきましょう。
そして，けっして一人ぼっちではないことを忘れないで下さい。

直接お手伝いすることができないので，本当に気持ちばかりで申し訳ありませんが，
募金しました→日本赤十字社

みんな無事です

大きな地震がありましたが、茨城の私達みんな無事です
断水していますが、電気は通っています。
自宅にいます。