昨日の続きで9月4日(水) 目印を付けたクマが中々戻って来ません
近くに有った小屋に
リヤカー 大事に保管して来たんでしょうね こんなのを撮って居ると
「見付けた」の声 佐賀博士達が目印を付けたクマが入って行った竹藪に入り
探して居ると大木の根元から出入りするクマを見付けたそうです
一同大喜びと言うか安堵
早速防護服に着替え見学に
先ずは岐阜大の学生と佐賀博士で羽音の録音に
バカも面さんが中国の趙社長にプレゼントされた防護服を着ました
この服、本当は中型スズメバチ用のようですがクマでも大丈夫です
何時もこの服でオオスズメバチです
見付けたのはアベマキの大木の根元矢印の所 そこを拡大すると
アベマキの根元で穴はありません 樹液を集めに来たのを巣だと間違えたようです
「な~んだ」とガッカリしていると少し下で仙人が「居た」次いで「見付けた」
仙人が見つけてくれた巣 アベマキの大木の直ぐ近くあったんです
面さんが捕獲器で働き蜂を集めます
逃げた攻撃蜂がバシバシ当たってきて鬱陶しいのでバカはタモでイッパイ捕まえました
掘り上げてから面さんに「タモの働き蜂はどうするの」と聞くと
「そんなモノ知らん」 自分で「捕まえろ」といっておいて
今更沢山の蜂を逃がすわけにもいかないので捕獲器に入れようとタモの上の方を握ると
「痛っ」手袋の上から刺されました
幸い手袋の上からだったので右手中指が腫れただけで済みました
刺されたときは凄い痛さでしたがその後の痛さはヘボの方が上です
バカがヘボに中指を刺されれば手の甲まで腫れますそれに寝るまで痛さが続きます
それがクマは中指だけでした 手袋の上からだったので痛さも1時間ほどでした
思うにこの手袋 もう何年も使っているのでゴムが劣化していたんだと思います
ゴムの弾力が無く簡単にクマの針がブスッと
こんな手袋で平気でクマを捕まえていたんです 知らないとは恐ろしいことですね
戦い終わって クマの女王
この時期にしては意外と大きな巣でした 秋になったら大きな巣になった事でしょう
最後に皆で記念写真を撮りました
異邦人達は自然と文化に感動し「絶対また戻って来たい」と言っていたそうです
集合写真を獲った後ロンドン大学の教授がバカにプレゼントをくれました
そこでまた記念写真です
戴いた洋書はA5判387ページ、厚さ3cmほど
チラッと見たのは写真のページ
すると佐賀博士が「来年日本語版が出版されます」
あっでも「買え」って事なのね
でもこんな専門書の日本語版を出すほど凄い人なの