快適な団地生活を求めるブログ人

府中日鋼団地での快適な団地生活を続ける為の、ノウハウあれこれ。

最近の理事会・審議会の動向について。その①

2014-11-23 17:13:45 | 建替え関連の情報

建替え決議集会が終了して、定例の理事会・審議会が

開催され、傍聴された方々からの報告によりますと、理事会

全体として、反省の様子は殆ど無く、「建替え継続ありき」で

今後の方策についての審議が行われていたとの事でした。

完全に機能不全に陥った理事会・審議会であり、傍聴した

メンバーも開いた口が塞がらないと呆れておりました。

今、管理組合がやらなければならないのは、今回の結果

の大反省と、これに基づく緊急課題の処理であり、その最

たるものの一つに、コンサルタントとの契約解除が挙げられ

ます。

建替え決議を公示した時点では、管理組合側は、可決

を確信して、余裕すら窺わせておりました。

これは、コンサルタントの報告から判断したとしか考えられ

ません。

事実、総会が公示されてから暫らくして、テレビ朝日の

取材要請がありましたが、総会前は無理だが、総会の後

ではこれに応じるとの約束で取材を確約しておりましたが、

否決されるや、一転して取材拒否となりました。

すなわち、否決される事は考えていなかったと言う明確な

証拠ではないでしょうか。

従って、これ程の差で否決された事は、コンサルタントの

能力不足か、何らかの予想外の事態が発生して、コンサル

タントの思惑が外れてしまったとしか考えられません。

予想外の不足事態とは、云うまでも無く、事前開封による

買収工作等が出来なくなった為と考えられます。

この事を理事会・審議会のメンバーが事前にどれ位知っ

ていたかは不明ですが、この否決の結果を受けて、理事会・

審議会は当然、コンサルタントに激怒して、その原因を追究

しなければおかしい状況であるにも拘わらず、それが殆ど

無いと云う事は、「推して知るべし」と言う事でしょう。

いずれにしても、現コンサルタントは失格の烙印を押され

たのですから、早々に契約解除すべきであり、これをしない

事は、何か出来ない理由があるのではないかと勘繰りたく

なるのは私だけでしょうか?

この同じコンサルタントでは、目の覚める様な、斬新な

改善策は出て来る可能性は限りなくゼロに等しいとすれば、

今回の総会の結果で明白になった反対派の住民に対して

時間を掛けて買収もどき違法ぎりぎりの行為をして行く方策

しか残されておらず、これを承知で契約を継続するとしたら、

全く言語道断であります。

今後の管理組合の動向に、厳重なる監視をして行くべき

であります。


建替え決議集会を終えて。

2014-11-15 20:03:03 | 建替え関連の情報

建替え決議集会が終了して、1週間が過ぎようとしていま

すが、相変わらず「土地利用構想のお知らせ」の看板や「建

替掲示板」等は撤去されずに放置されております。

これだけ騒がせて、近隣の皆様にご迷惑をお掛けしたの

ですから、早急に対外的にも結果を公表して、然るべき処置

をすべきと思いますが、どうしたのでしょうか?

建替え決議が否決されたからには、管理組合の資金を使

い続ける根拠が無くなりましたので、コンサルタント等は早々

に撤収の作業に入るべきではないでしょうか?

業者との契約の関係で、即撤収は難しいかと思われます

ので、残務整理は必要でしょうが、推進の為の作業は全く必

要なくなりましたので、1円でも無駄な金は使わない様に

すべきであります。

11/14()に発行された「世話人会通信」には、『ここから

が「本当のスタート」ではないでしょうか!』との見出しで、

建替えの再開を呼びかけていますが、これを作ったのはいっ

たい誰でしょうか?

私の認識するところでは、これはほとんど全てコンサルタ

ントが作っており、世話人の方が配布しているチラシでありま

す。世話人の方が配ればまだしも、コンサルタント自身で配

ることもあるそうで、正に、「コンサルタント通信」と云えます。

私の認識が間違っているとおっしゃる方は、どなたが作ら

れたのか、名乗り出て戴ければ、真偽を確認して、間違いと

判れば謝罪致します。

とにかく、管理組合は、建替え決議の否決を厳粛に受け

止め、その責任の取り方を明確にすると共に、早急にコンサ

ルタント等の契約解除により、大切な組合の財産を保全する

事が第一の責務と考えます。

以前、コンサルタントが何回も臨時総会をやって、やっと

成立した例があると、「桜上水団地」の例を説明しておられた

様ですが、ダイヤモンドMOOK(平成261026日発行)

によると、以下の様な経過で成立したとの事です。

20064月:賛成全体82%、棟別3分の22棟で)未達成

200712月:賛成全体84%、棟別3分の22棟で)未達成

20094月:流会

20099月:賛成全体84%、棟別3分の2達成で決議成立。

これだけの僅差でも、3年半掛かったと云う事は、当団地

の場合は、正に絶望的な数値である事はお解かり戴けると

思います。

反対派の多くは、管理組合に対する不信の根底にはコン

サルタントへの不信があると考えておられるのではないでし

ょうか。従って、再スタートを切るにしても、「コンサルタントの

交代等の劇的な変化が無ければ無理」との結論が自ずから

導かれます。

それと、「建替えは今を逃したら二度と出来ない」と言う様

な脅迫めいた表現が良く使われますが、本当にそうなのでし

ょうか?

この団地が全く住めない状態であれば、自然に建替えの

意見は纏まり、あとは、充分信頼のおけるコンサルタントや

デベロッパーに任せれば、それ程不可能な事とは思われ

ません。

今は、充分快適に住めると思っておられる方が大勢おら

れ、これを無理に賛成に変えさせようとしているが為に、

大変な苦労をしておられるのではないでしょうか。

現在の建物を20~30年の間快適に住める様にするのは

可能ですが、残念ながらコンクリートの寿命は確実にやって

来ます。しかし、適切なメンテナンスを行い、定期的なチェッ

クによって、修繕不能の時期を明確に予想を立てる事は可

能であり、これに向かって夫々が準備出来る様にしっかりし

たレールを敷いて、次の代の方々にバトンを渡せば、その後

の建替えは充分可能ではないでしょうか。

その間、エレベータの代替手段やリノベーションによる若

年層の増加等により、団地の再生は充分可能と思われます

し、借家の数が増えれば、来るべき建替えの際の仮住まい

の問題も相当緩和されると思われます。

目先の事に捕らわれず、長期的な展望に立った快適な団

地の再生を目指そうではありませんか。


速報:建替え決議集会の結果が出ました!!

2014-11-09 21:58:57 | 建替え関連の情報

 本日、11/()、建替え決議集会が開催され、建替え

は否決されましたので、報告致します。

結果は、議決権数:702に対し

 賛成:519(74%) 反対:140(20%) 棄権:41(6%) で否

  又、区分所有者数:674に対し

 賛成:493(70%) 反対:138(20%) 棄権:41(6%) で否

さらに、7つの号棟で2/3以上の賛成を取れませんでした。

 この結果、否決となりましたが、残念ながら、完全に賛成派

の息を止めるまでには至りませんでした。

 決議集会の後で、賛成派の方々は、これだけ取れたのを

無駄にしたく無いと気勢を上げておられた様ですが、10%

の積み上げは至難の業である事をあまり理解しておられな

い様です。

 今回、『全組合員の「賛成」・「反対」の意思を会場で張出

す』と言う非常に大きなプレッシャーにも拘わらず、反対票を

投じて下さった多くの方々の勇気と決断力は、そう簡単に覆

せるものでは無いと確信します。

 従って、これを覆す為には、負担金の額をさらに低くする程

度の変更案では殆ど無意味であり、相当魅力的な提案が必

要となりますが、とても出て来そうには思われません。

 反対に、2次診断の実施による正しい耐震診断結果や、

「日鋼団地の耐震疑惑」等、賛成派の票が減る要因はいくつ

もありますので、この差はさらに開くものと思われます。

 しかしながら、過半数の賛成票を確保しているのは事実で

すので、当分は、まだまだ無駄金が使われる事になるので

はないかと危惧されます。まだまだ長い戦いになる様です

ので応援を宜しくお願い致します。