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「管理組合の理事に立候補しました」~選挙公報の詳細説明と解説

2014-03-12 23:45:00 | 建替え関連の情報

 長らくご無沙汰しておりました。

この度、管理組合の理事に立候補しました。

 理事の立候補に当たり、選挙公報が発行されましたが、

この中で提示した主な重要事項について、詳細な説明を

本ブログで確認して戴きたいと思います。

ついては、時系列の記事を検索し易い様に、索引形式に

纏めましたので、ご利用下さい。

 ところで、本題に入る前に、先日、「実施計画素案その1

説明会」に出席しましたので、この中で、特に重要な2点に

ついて、報告と解説をしておきたいと思います。

    埋蔵文化財の調査については、調査期間を13ヶ月に

短縮出来たと誇らしげに説明しておられましたが、

これは、東山道を意識して、調査の対象区域を極限に

まで圧縮した結果であって、当初の計画案では、この

数倍の面積が対象になる為、3~4年の期間が掛かる

という私達の主張の正しさが、約2年も掛かってやっと

証明されたと云えます。

 この問題については、かねてから、市の遺跡調査を

担当する方々と、理解を深める勉強会の開催が必要

であると訴えて来ており、一年前の総会で、この開催

について、何回も念を押して、約束したのにも拘わらず

未だ開催される気配は全く有りません。

 しかも、市側の正式な窓口である計画課とは何回も

会談を行っているにも係わらず、勉強会の開催について

の打診は一切していないとの事です。

 一体、総会での話し合いは、何の意味があるのでしょ

うか?全く、呆れるばかりです。同時に、この総会に

同席していた、8人の理事達の無関心と怠慢には、

強い憤りを覚えます。

 そもそも、埋蔵文化財の重要性については、前回の

建替え構想<原案>(平成18年9月発行)の中で、A3

の全ページを使って詳細に検討されておりました。

その内容から、数年の期間が掛かる事は、ある程度

想像出来たと思われますが、斯く言う私自身、当時は

それ程熱心に取り組んでいなかった為、見逃してしまい

ました。

しかし、これ以降は全くと云うほど、取り上げられなく

なり、問題視する人は殆どありませんでした。

 その原因は、当時の理事長が「埋蔵文化財の調査

については、簡単な調査で終わるから、全く問題は無

い」旨の説明を皆さんに行った為であり、殆どの人が

それを信じて疑わず、以降の資料からは、僅かに、

その項目のみが記載される程度に抹殺された様です。

 前回は建替え決議の直前まで来て、リーマン・ショック

を口実に藤和・三菱が早々と手を引いた為、幸い議決

には至りませんでしたが、もしも、これが無く、決議が

成立してしまったらと考えると、戦慄を覚えます。

 この当時の理事長が現在の審議会の中心的存在と

して建替えを推進している事と、その当時の副理事長

が現在の理事長である点を考えると、一連の動きが、

明確な意図の下に行われていると考えざるを得ません。

取りあえず、基本的な調査期間の短縮は図られた様

ですが、以前、埋蔵文化財の担当者に直接伺った際に

は、重要な文化財が出土する可能性も充分あるので、

この場合には、調査期間は大幅に延びる可能性がある

との事で、とにかく、掘って見なくては何とも言えないとの

事でした。

充分な検討と備え無しに推進すると、大怪我をする危険

は否定出来ません。

     1500戸の建設が大前提の計画案では、市側が承知

せず、1200戸程度の規模の計画も考えておくべきでは

ないか」との質問に対し、「市からは1500戸は駄目だとは

一言も云われていないので、問題無い」との強気の回答

でした。

   しかしながら、市の計画課に問合わせたところ、具体

  的に、何戸とは言えないが、先の市からの提言にある

  「戸数に比例し児童数が増加した場合、増築計画となる

  が、学校の敷地、建築費、その他多くの問題が生じ、

  その対応ができないため、現在の計画戸数を変更する

など再検討する必要がある。」との立場は何ら変わって

いないとの事でした。

 つまり、もし1500戸でやりたければ、応分の負担を

せざるを得なくなると考えられます。

 従って、今後の交渉次第で、戸数の減少や対応策の

為の費用負担は必至と思われます。

 少し長くなりましたが、説明会の報告はここまでとして、本題

の索引について説明する事にしましょう。

(1)「遺跡調査」について