長らくご無沙汰しておりました。 この度、管理組合の理事に立候補しました。 理事の立候補に当たり、選挙公報が発行されましたが、 この中で提示した主な重要事項について、詳細な説明を 本ブログで確認して戴きたいと思います。 ついては、時系列の記事を検索し易い様に、索引形式に 纏めましたので、ご利用下さい。 ところで、本題に入る前に、先日、「実施計画素案その1 説明会」に出席しましたので、この中で、特に重要な2点に ついて、報告と解説をしておきたいと思います。 ① 埋蔵文化財の調査については、調査期間を13ヶ月に 短縮出来たと誇らしげに説明しておられましたが、 これは、東山道を意識して、調査の対象区域を極限に まで圧縮した結果であって、当初の計画案では、この 数倍の面積が対象になる為、3~4年の期間が掛かる という私達の主張の正しさが、約2年も掛かってやっと 証明されたと云えます。 この問題については、かねてから、市の遺跡調査を 担当する方々と、理解を深める勉強会の開催が必要 であると訴えて来ており、一年前の総会で、この開催 について、何回も念を押して、約束したのにも拘わらず 未だ開催される気配は全く有りません。 しかも、市側の正式な窓口である計画課とは何回も 会談を行っているにも係わらず、勉強会の開催について の打診は一切していないとの事です。 一体、総会での話し合いは、何の意味があるのでしょ うか?全く、呆れるばかりです。同時に、この総会に 同席していた、8人の理事達の無関心と怠慢には、 強い憤りを覚えます。 そもそも、埋蔵文化財の重要性については、前回の 建替え構想<原案>(平成18年9月発行)の中で、A3 の全ページを使って詳細に検討されておりました。 その内容から、数年の期間が掛かる事は、ある程度 想像出来たと思われますが、斯く言う私自身、当時は それ程熱心に取り組んでいなかった為、見逃してしまい ました。 しかし、これ以降は全くと云うほど、取り上げられなく なり、問題視する人は殆どありませんでした。 その原因は、当時の理事長が「埋蔵文化財の調査 については、簡単な調査で終わるから、全く問題は無 い」旨の説明を皆さんに行った為であり、殆どの人が それを信じて疑わず、以降の資料からは、僅かに、 その項目のみが記載される程度に抹殺された様です。 前回は建替え決議の直前まで来て、リーマン・ショック を口実に藤和・三菱が早々と手を引いた為、幸い議決 には至りませんでしたが、もしも、これが無く、決議が 成立してしまったらと考えると、戦慄を覚えます。 この当時の理事長が現在の審議会の中心的存在と して建替えを推進している事と、その当時の副理事長 が現在の理事長である点を考えると、一連の動きが、 明確な意図の下に行われていると考えざるを得ません。 取りあえず、基本的な調査期間の短縮は図られた様 ですが、以前、埋蔵文化財の担当者に直接伺った際に は、重要な文化財が出土する可能性も充分あるので、 この場合には、調査期間は大幅に延びる可能性がある との事で、とにかく、掘って見なくては何とも言えないとの 事でした。 充分な検討と備え無しに推進すると、大怪我をする危険 は否定出来ません。 ② 「1500戸の建設が大前提の計画案では、市側が承知 せず、1200戸程度の規模の計画も考えておくべきでは ないか」との質問に対し、「市からは1500戸は駄目だとは 一言も云われていないので、問題無い」との強気の回答 でした。 しかしながら、市の計画課に問合わせたところ、具体 的に、何戸とは言えないが、先の市からの提言にある 「戸数に比例し児童数が増加した場合、増築計画となる が、学校の敷地、建築費、その他多くの問題が生じ、 その対応ができないため、現在の計画戸数を変更する など再検討する必要がある。」との立場は何ら変わって いないとの事でした。 つまり、もし1500戸でやりたければ、応分の負担を せざるを得なくなると考えられます。 従って、今後の交渉次第で、戸数の減少や対応策の 為の費用負担は必至と思われます。 少し長くなりましたが、説明会の報告はここまでとして、本題 の索引について説明する事にしましょう。
(1)「遺跡調査」について