建替え決議集会が終了して、1週間が過ぎようとしていま
すが、相変わらず「土地利用構想のお知らせ」の看板や「建
替掲示板」等は撤去されずに放置されております。
これだけ騒がせて、近隣の皆様にご迷惑をお掛けしたの
ですから、早急に対外的にも結果を公表して、然るべき処置
をすべきと思いますが、どうしたのでしょうか?
建替え決議が否決されたからには、管理組合の資金を使
い続ける根拠が無くなりましたので、コンサルタント等は早々
に撤収の作業に入るべきではないでしょうか?
業者との契約の関係で、即撤収は難しいかと思われます
ので、残務整理は必要でしょうが、推進の為の作業は全く必
要なくなりましたので、1円でも無駄な金は使わない様に
すべきであります。
11/14(金)に発行された「世話人会通信」には、『ここから
が「本当のスタート」ではないでしょうか!』との見出しで、
建替えの再開を呼びかけていますが、これを作ったのはいっ
たい誰でしょうか?
私の認識するところでは、これはほとんど全てコンサルタ
ントが作っており、世話人の方が配布しているチラシでありま
す。世話人の方が配ればまだしも、コンサルタント自身で配
ることもあるそうで、正に、「コンサルタント通信」と云えます。
私の認識が間違っているとおっしゃる方は、どなたが作ら
れたのか、名乗り出て戴ければ、真偽を確認して、間違いと
判れば謝罪致します。
とにかく、管理組合は、建替え決議の否決を厳粛に受け
止め、その責任の取り方を明確にすると共に、早急にコンサ
ルタント等の契約解除により、大切な組合の財産を保全する
事が第一の責務と考えます。
以前、コンサルタントが何回も臨時総会をやって、やっと
成立した例があると、「桜上水団地」の例を説明しておられた
様ですが、ダイヤモンドMOOK(平成26年10月26日発行)
によると、以下の様な経過で成立したとの事です。
2006年4月:賛成全体82%、棟別3分の2(2棟で)未達成
2007年12月:賛成全体84%、棟別3分の2(2棟で)未達成
2009年4月:流会
2009年9月:賛成全体84%、棟別3分の2達成で決議成立。
これだけの僅差でも、3年半掛かったと云う事は、当団地
の場合は、正に絶望的な数値である事はお解かり戴けると
思います。
反対派の多くは、管理組合に対する不信の根底にはコン
サルタントへの不信があると考えておられるのではないでし
ょうか。従って、再スタートを切るにしても、「コンサルタントの
交代等の劇的な変化が無ければ無理」との結論が自ずから
導かれます。
それと、「建替えは今を逃したら二度と出来ない」と言う様
な脅迫めいた表現が良く使われますが、本当にそうなのでし
ょうか?
この団地が全く住めない状態であれば、自然に建替えの
意見は纏まり、あとは、充分信頼のおけるコンサルタントや
デベロッパーに任せれば、それ程不可能な事とは思われ
ません。
今は、充分快適に住めると思っておられる方が大勢おら
れ、これを無理に賛成に変えさせようとしているが為に、
大変な苦労をしておられるのではないでしょうか。
現在の建物を20~30年の間快適に住める様にするのは
可能ですが、残念ながらコンクリートの寿命は確実にやって
来ます。しかし、適切なメンテナンスを行い、定期的なチェッ
クによって、修繕不能の時期を明確に予想を立てる事は可
能であり、これに向かって夫々が準備出来る様にしっかりし
たレールを敷いて、次の代の方々にバトンを渡せば、その後
の建替えは充分可能ではないでしょうか。
その間、エレベータの代替手段やリノベーションによる若
年層の増加等により、団地の再生は充分可能と思われます
し、借家の数が増えれば、来るべき建替えの際の仮住まい
の問題も相当緩和されると思われます。
目先の事に捕らわれず、長期的な展望に立った快適な団
地の再生を目指そうではありませんか。
1.修繕は積立金や和解金があるからできる
2.建て替えは十分な調査を尽くして全員が合意すればできる
3.耐震不足の認定のもとで一括売却もできる
と考えたい。
1.は検討が停滞している
2.は否決された
3.は耐震不足認定が要る
の状況にある。
Nマンション建替事業
事業推進中
2012年10月11日
建替え決議に向けて事業推進中です。
コンサルの従業員の方、どうするのかな