快適な団地生活を求めるブログ人

府中日鋼団地での快適な団地生活を続ける為の、ノウハウあれこれ。

臨時総会で両案共否決されました。

2015-12-15 00:05:20 | 建替え関連の情報
 昨日、臨時総会が開催され、残念ながら、両案共否決されました。
 内訳は以下の通りです。
 第1号議案:『給水管を更新する』
   賛成:121  反対:419  無効:5   合計:545
 
 第2号議案:『再度耐震診断をする』
   賛成:88   反対:450  無効:7   合計:545

 大変残念な結果となってしまいましたが、『給水管を更新する』が、建替えの賛否の割合に近い数値と考えられますが、この議案自体に納得出来ずに反対した人も少なくない様ですから、建替えを切望している方は、この6割弱よりさらに少ない数値と思われますので、それ程悲観する事はなさそうです。
 それでも、「建替えの消滅」にはまだまだ時間が掛かりそうです。
 いずれにしても、東京オリンピック・パラリンピックが終わる迄は、建築費の高騰等で手は出ないでしょうから、コンサルタント等の無駄な出費を監視しながら、少しづつでも反対派の増加を図って行くことにしましょう。

臨時総会の事前説明会を受けて「守る会」からのお知らせが発行されました

2015-12-08 02:19:01 | 建替え関連の情報
先日、臨時総会の事前説明会が開かれ、これを受けて「日鋼団地を守る会」からのお知らせが発行されました。


この中で説明出来なかったいくつかをここで紹介しておきます。
①竪管の水漏れ事故について説明を求めたところ、何と、交換した管は業者が処分してしまったそうです。
排水管を交換した管は、あれ程大切に保存していたにも拘わらず、こちらの管については、殆んど無関心の様です。本当は全てを隠して置きたかったのではと疑いたくなる様な対応ぶりです。
排水管と違って、給水管は圧力が掛かった管ですから、その影響を考えると、全戸に広報して、監視の目を働かせたり、同一部位の点検を業者等に手配すべきと考えます。
②平成14年の区分所有法の改正により、共有部の工事については、過半数決議で良い事になりましたが、日鋼団地の管理規約は従来のまま改正されずに4分の3議決となっている為、今回の給水管の更新についても、これに従うとの事でした。又、これを、すぐに改正する気も無い様です。
規約改正をする機会はいくらでもあった筈なのに、やりたくなかったのでしょうかね。
③先の耐震診断の報告で、コンクリート強度を考慮した値の報告がなく、全てが耐震不足と云う説明をしたのは何故かとの質問に対して、検査業者から回答を貰うには別途費用が掛かると云う事でした。納得出来ませんね。
 今、団地内では、業者によってリノベーションされた部屋が続々売りに出されており、売買が活発化して来ておりますが、精度の悪い耐震診断の結果が資産価値を不当に下げていると思われます。精度の高い、中立な診断結果によって、自分の資産を守る為に、1戸当たり約2万円はそれ程高い額とは思えませんが、いかがでしょうか。

臨時総会の議案書が配布されました

2015-12-01 00:28:07 | 建替え関連の情報
 先日、「給水管の更新」と「再度の耐震診断」を決議する臨時総会の議案書が配布されました。
予想通り、管理組合は是が非でもこれを否決させようと意図した議案書でありました。
これに対して、「日鋼団地を守る会」から以下のお知らせが発行されました。


 この中の竪管の水漏れ事故について、現場を確認した元配管工(配管工歴:40年)のメンバーが次のように警告しております。
 断末魔の給水管(ネジ部分、紙一枚の厚さ)
10月26日、17号棟(3LDK)第2階段、2階メーターボックス内で給水管竪管本体から水漏れがあり、修理工事が行われました。
 この部分は、3DKフラットでは、メーターボックスの上で、押し入れのベニヤ板の壁と隣の住戸を隔てるコンクリートの壁の間に入っている給水管竪管と同じ所になります。
給水管竪管は、竪管から分岐して専有部分に伸びる枝管よりもパイプサイズは太く、パイプの肉厚(鉄の厚み)も、枝管よりも厚くなっています。又、竪管は真直ぐなので、水の抵抗も少なく、他の部位よりもパイプの傷み難い所です。
 給水管の水漏れがこの様なところで起きたという事は、赤水の問題を超えた深刻な状態になってしまったという事です。
 実施計画案:4ページの写真の様に給水管の中は、内径の半分が錆で塞がり、給水管のネジ部分の肉厚は紙一枚の厚さしかありません。共有・専有共に給水管は深刻な状態です。
 正に、断末魔の給水管です。

 この事故が発生してから1ケ月以上経ち、この様な緊急状態にあるにも拘わらす、広報もせず、具体的な対応もしない管理組合には首を傾げざるをえません。又、この事故発生後に今回の議案が作成されたと思われますので、当然この件が考慮されて然るべきですがその形跡は全くないのは何を意味しているか明白ですね。組合員の不利益は無視して、建替えに都合が悪い事は、徹底的に隠すという、いつもの遣り方が又も繰り返されていると云う事でしょう。

 そう云えば、今までは、事故があった管(ほとんどが排水管)は、これ見よがしに展示されたり、建替え広場の裏に積み重ねられていましたが、この管はどうしたのでしょうか?
 本日は、この臨時総会の事前説明会が開かれますから、皆さんで現物を確認しましょう。