快適な団地生活を求めるブログ人

府中日鋼団地での快適な団地生活を続ける為の、ノウハウあれこれ。

「基本計画案説明会(その1)_12/22(土)」に参加して。プラス~住民の方々からの寄稿:「建替えに

2013-01-02 08:44:07 | 建替え関連の情報

 12/28()に開かれた、「基本計画案説明会(その1)」に参加しました。

 年末は忙しくて、年を越してしまいましたが、その報告をしておきたいと思います。

その前に、今回は、団地の住民の方々が、「建替えに参加出来ない私達の一言」を寄せて下さいましたので、ここで紹介しておきましょう。  

    待ったなしの給排水管問題が、後へ後へと回されるのは

  何故?

先ずは「建替えありき」でコトが運ばれて行く様で怖い。

    景気・雇用問題の深刻化、明日の暮らしの保証はない。

  我が家は今の暮らしでさえ精一杯。お財布振っても一円

  も出ないよ。

  引越しなんて、とんでもない!皆さんそんなにお金持ち

なの?

    高齢者に誰が住居を貸してくれるのかしら?

  探そうにも、インターネット無し、心身不具合、どうなるん

    かな?

    引越ししたら帰って来られない現実に、「いつになっても

  状況は同じ」とあったけれど、少し配慮が足りないんじゃ

  ないかしら。建替えの必要性との関連性が問われての

  事だと思う。

  私はまだまだ住めると思うし、住みたいから・・・・・。

    日鋼団地の恵まれた環境は、おカネをいくら出しても買え

  ない貴重な財産です。

  建替えのチラシを見るたび胸が痛みます。

 このような生の声に真摯に耳を傾けて、自身の将来を見据えて、この建替え問題を、もう一度じっくり考えてみようではありませんか。

それでは、本題に戻りましょう。

 今回の説明会では、31階建てが既成事項の様になっており、多いに不満でしたが、具体的な負担額の提示が無く、市からの回答も無い状態では、論議しても始まらないので、黙って説明をお伺いする事にしました。

 しかし、気掛かりな点は、臨時総会の「建替え推進の承認決議」で、「1,500戸未満とした計画とする。」と明記してあるにも関わらず、経済的負担を軽減する為には、これを破棄して、1,500戸を超えた計画案を既成の事項にしようとしている、そのやり方です。正に、総会決議なぞ関係なく、建替えの完遂の為には、手段を選ばないという手法が垣間見られ、今後の推進状況には厳重な警戒が必要です。

 ともあれ、具体的な計画案は、3月の総会前迄待たなければならない様ですので、ここでは、説明会での私の質問事項とその回答を中心にお話ししましょう。

①埋蔵文化財の調査について、前回の「修繕計画の説明会」で、市の担当者を交えた勉強会を開く事を、約束して頂いたが、その進捗状況は?

〔回答〕12/26(水)に、市からの初めての回答が来る予定です。これから、市との協議が始まる状況ですので、もう暫くお待ち下さい。

②土壌汚染の予備調査を実施している筈ですが、その調査状況は?

〔回答〕現在業者が、東京都多摩環境事務所の指導を受けながら調査中で、

12/25(火)に報告書が届くので、報告はもう暫くお待ち下さい。 

③「建替えの推進状況が3ヶ月程遅れているが、その遅れによって、団地からの支払いが増える様な契約になっていないか?

 〔回答〕成果物の出来具合で支払うので、延びたから支払い額が増える様な契約にはなってはいない。

④「建替えQ&Aの9ページで、「汚水管は他の管よりも厚みがあり耐久性があるため、割れたり穴が開く等の損傷の可能性は非常に低いと考えます。ガス管は水に接触しないため腐食の程度は給水管ほどではないと一般的には予想できます。」と当面の交換が必要無い様に記されていますが、長期修繕計画案では、緊急の課題として、2015年に給排水管両方の工事として、18億円が計上されています。

  この内訳と現在までの、給排水管の障害に伴う修繕の状況について教えて下さい。今ここでの回答は無理でしょうから、後日で結構ですから、お願いします。

 〔回答〕給排水管について、その内訳は無かった様です。少し遅くなりますが、入手してお知らせします。

  この給排水管の修繕については、平成19年に発行された、修繕・改修計画〈案〉の作成時には、詳細な見積もりを入手していましたが、今回は「内訳が出されていない」とは何と云う事でしょうか。何を持って金額の妥当性を検証されたのでしょうか。

   追加積立金350万円/戸の負担が必要と強調して、長期修繕策を否定する最大の論点としていながら、その根拠については検証してないと言うのでは、業者の言いなりで、全く無責任としか言い様がありません。

  おまけに、理事長自身が排水管の修繕について、「私も現状を見てて、これはもうちょっと先でいいと思っています。」の発言に至っては、この案は誰が責任を持って発行した資料なのかと首を傾けざるを得ません。

正に、「コンサルタント等の筋書きに乗せられている管理組合」と言う構図が明確に出た、象徴的な一件と言えます。