ここ毎日のように新聞紙上を賑やかにしている問題に思うこと。
そもそも市庁舎移転は、竹内市長は最初から簡単にいくと思っていたのではないだろうか。
ここにきて、市民の反対がここまで来るとは思っても見なかったかもしれない。
この移転問題は、市民の財産を動かすという大変重要な問題だと思っている。
竹内市長の市政のあり方が取りざたされているように感じる。
市長になって3期、約10年になろうとしている。
国からの政策で平成の大型合併を鳥取市も例に漏れず実現した。
山陰初めての20万都市実現と、市長は胸を張った。
が、5年も経たず人口は20万人を切った。
合併した町村は、寂れてきている。流れから置いてきぼりになっているように思う。
国政も自民党から民主党に変わり、世の中良くなったというなら良いが、民主党の党内のゴタゴタに国民が巻き込まれて、一向に国民の生活が安定していない。
国会でも法案が通らず、予算出向もなされないという最悪の状態である。
そんな折、鳥取市が国から合併特例債を引き出して、市庁舎の大きな移転プロジェクトを強引にしようとしているというように見える。
新聞を読むと、耐震改修でも十分ではないか。こんな時にこんなに大きなお金を使って、将来どうするのか?返せるのか?その分また税金を上げるんじゃないか?などなど市民の不安は膨らんでいるようだ。
つまり、竹内市長が鳥取市をどのようにしたいという将来のビジョンが見えてこないところに、市民の不安が増幅しているように思える。
景気を回復するために、公共事業としてこの移転をするんだ!!とはっきりと言ったら、市民も考えるだろう。
それを、地域活性化や分散した部署を統合して市民サービスを提供するというようなリップサービスは詭弁でしかないように思う。
田中角栄が、日本の経済を活性化するために、日本列島改造を実行した。
これによって、日本の経済は息を吹き返した。あの時は、日本中が経済復興に沸き立っていた。
竹内市長も、国土交通省出身でこうした考えが根底に根強くあるんじゃないかと思う。
しかし、人口が減り若者の仕事場が一向に増えないなかで、果たして鳥取経済復興の決め手になるんだろうか。
国の政策も打ち切りになったものも出てきている。ダムの中止、諫早干拓地の水門の問題。
国は地元の人たちに責任を取ったのか? 取ってない。
合併特例債を使わなかったら損をする!!今使っておけ!!
こうした声も聞こえてくる。
南庁舎はどうなるのか? 本庁舎移転後の跡地の利用はどうなるのか?本庁舎周辺はどうしようとしているのか?なぜ、市民会館を改修したときにその問題も一緒に公開しなかったのか?などなど 疑問に思われても仕方ないと思う。
今までの経緯を見ると、行き当たりばったりに政策が変えられているように感じる。
鳥取市は、歴史の街だ。古いものを大事にしようという人たちもたくさんいる。
今でもがっかりしているのが、やまびこ館である。あの自然環境の中にあの黄色い四角の建物はないだろう!! ええ!!初めは目を疑った。まったくのミスマッチである。
鳥取駅前は、欅の並木がきれいでほっとする空間だ。旅から帰って鳥取駅に降り立ち、駅から見える風景は、谷口ジローの「遥かなる街」を思い出す。
砂の美術館も建設(8億?)しようとしている。バードスタジアムにクラブハウス(6億?)の建築計画もある。
その他、駅前のメイン道路の上にアーケード(7億?)をかけて賑わいを作ろうという計画。
しかし、こうした施設をたくさん作って、本当に市民が喜び賑わいを取り戻し、経済も発展するんだろうか?どこにそんなお金があるんだろうか? 鳥取市はそんなに金持ちなのだろうか?
反対の声が日増しに大きくなっているようだ。
反対の声は、こうした不満が鬱積している現象だと思う。
竹内市長は、市民の本音を大事にするのか、それとも公共事業実現を取るのか、100年後の
評価を待つしかないのだろうか?
鳥取市の将来を憂いざるを得ない。
この文章の無断コピー及び利用をかたくお断りいたします。
そもそも市庁舎移転は、竹内市長は最初から簡単にいくと思っていたのではないだろうか。
ここにきて、市民の反対がここまで来るとは思っても見なかったかもしれない。
この移転問題は、市民の財産を動かすという大変重要な問題だと思っている。
竹内市長の市政のあり方が取りざたされているように感じる。
市長になって3期、約10年になろうとしている。
国からの政策で平成の大型合併を鳥取市も例に漏れず実現した。
山陰初めての20万都市実現と、市長は胸を張った。
が、5年も経たず人口は20万人を切った。
合併した町村は、寂れてきている。流れから置いてきぼりになっているように思う。
国政も自民党から民主党に変わり、世の中良くなったというなら良いが、民主党の党内のゴタゴタに国民が巻き込まれて、一向に国民の生活が安定していない。
国会でも法案が通らず、予算出向もなされないという最悪の状態である。
そんな折、鳥取市が国から合併特例債を引き出して、市庁舎の大きな移転プロジェクトを強引にしようとしているというように見える。
新聞を読むと、耐震改修でも十分ではないか。こんな時にこんなに大きなお金を使って、将来どうするのか?返せるのか?その分また税金を上げるんじゃないか?などなど市民の不安は膨らんでいるようだ。
つまり、竹内市長が鳥取市をどのようにしたいという将来のビジョンが見えてこないところに、市民の不安が増幅しているように思える。
景気を回復するために、公共事業としてこの移転をするんだ!!とはっきりと言ったら、市民も考えるだろう。
それを、地域活性化や分散した部署を統合して市民サービスを提供するというようなリップサービスは詭弁でしかないように思う。
田中角栄が、日本の経済を活性化するために、日本列島改造を実行した。
これによって、日本の経済は息を吹き返した。あの時は、日本中が経済復興に沸き立っていた。
竹内市長も、国土交通省出身でこうした考えが根底に根強くあるんじゃないかと思う。
しかし、人口が減り若者の仕事場が一向に増えないなかで、果たして鳥取経済復興の決め手になるんだろうか。
国の政策も打ち切りになったものも出てきている。ダムの中止、諫早干拓地の水門の問題。
国は地元の人たちに責任を取ったのか? 取ってない。
合併特例債を使わなかったら損をする!!今使っておけ!!
こうした声も聞こえてくる。
南庁舎はどうなるのか? 本庁舎移転後の跡地の利用はどうなるのか?本庁舎周辺はどうしようとしているのか?なぜ、市民会館を改修したときにその問題も一緒に公開しなかったのか?などなど 疑問に思われても仕方ないと思う。
今までの経緯を見ると、行き当たりばったりに政策が変えられているように感じる。
鳥取市は、歴史の街だ。古いものを大事にしようという人たちもたくさんいる。
今でもがっかりしているのが、やまびこ館である。あの自然環境の中にあの黄色い四角の建物はないだろう!! ええ!!初めは目を疑った。まったくのミスマッチである。
鳥取駅前は、欅の並木がきれいでほっとする空間だ。旅から帰って鳥取駅に降り立ち、駅から見える風景は、谷口ジローの「遥かなる街」を思い出す。
砂の美術館も建設(8億?)しようとしている。バードスタジアムにクラブハウス(6億?)の建築計画もある。
その他、駅前のメイン道路の上にアーケード(7億?)をかけて賑わいを作ろうという計画。
しかし、こうした施設をたくさん作って、本当に市民が喜び賑わいを取り戻し、経済も発展するんだろうか?どこにそんなお金があるんだろうか? 鳥取市はそんなに金持ちなのだろうか?
反対の声が日増しに大きくなっているようだ。
反対の声は、こうした不満が鬱積している現象だと思う。
竹内市長は、市民の本音を大事にするのか、それとも公共事業実現を取るのか、100年後の
評価を待つしかないのだろうか?
鳥取市の将来を憂いざるを得ない。
この文章の無断コピー及び利用をかたくお断りいたします。