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センスと扇子

2020-01-30 11:29:43 | 今日の教室




昨日の続きから、先手が仕掛け後手が反撃してひと段落した局面になりました。

ここで、やねうら王師範の評価値は+400程度で、先手やや指しやすいと出てましたが、ここからどんな方針で第二次段階を指し熟すか扇子センスが問われるところです。

先手は、グイっと美濃の金を崩して中央方面に局面制圧とばかりに繰り出しましたが果たして良かったのでしょうか。

 
 


数手進んだのが上の局面です。

最近の将棋AIは、堅さよりバランスなので、それを真似たのかもしれませんが、Yowai62の素人目線でも後手が理想的な攻撃布陣に対し、先手は4九の割打ちの傷もあり一斉攻撃を受ければ、お独り様終盤戦になってしまいそうですよね。
やねうら師範も、ここでの評価値は-800を超えてきました。
 
よって、ここ数手で悪手を二手指した計算になります。
 
格下にならまだしも、各上にこの布陣ではいけない感じです。
 
ならば、どうしたら良かったのでしょうか。
最初の局面図で、金を動かす手はOK牧場として、そこから先を考えてみましょう。
勿論、将棋AIを使って下さい。
そしてセンスを磨きましょう。
 
Hageyubi師範なら、上の図から四段程度にして練習して、勝ち切る事をお勧めします。
 
 
 
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