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飯20-2系統最後の頃

2011年11月17日 | 西武バス
先の16日のダイヤ改正で廃止となった西武バス飯20-2系統。美杉台ニュータウンから飯能駅北口までの系統でした。
美杉台へは飯能駅南口からの飯20系統が主力で、こちらは飯能営業所から飯能駅北口への出入庫を目的とした路線だったと言えます。
飯能駅南口が無かった頃、現在の北口から発着していた青梅へ向かう系統は中央通りを経由していました。その頃の経路を維持し美杉台ニュータウンへ向かっていた飯20-1系統という路線がありました。飯20-2系統は飯能ペペの脇を抜けて、消防署の前で飯20-1系統と合流、美杉台へ向かっていました。

開設当時から飯20-1系統は本数が少なかったようですが、飯20-2系統は1時間に1本程度設定されていたようです。
しかし飯能駅北口発着路線の減少や運行回数削減に伴い、先に飯20-1系統が廃止となります。
飯20-2系統も、2009年3月に飯能駅北口発の便が全廃されます。同時に、単独区間に唯一存在した停留所「久下」も廃止されました。
今年3月のダイヤ改正で土休日の便が廃止され、いよいよ平日に1本が運行されるのみになりました。
それもこの改正で、北口発着の系統が全て狭山営業所に移管されると同時に、廃止されることになりました。
そんな飯20-2系統単独区間の、最晩年の風景をいくつか載せたいと思います。


写真奥の交差点をまがり、古くからありそうな商店の前を通過するバス。縁石の切れ込みや停車位置から、クリーニング店の前に久下バス停があったと思うのですが…。
(バス停があったころここに来てるはずなのですが、記憶がない汗)

上の写真の商店を過ぎると、久下稲荷神社の脇を通り過ぎます。その赤い鳥居と一緒に1枚。
久下稲荷神社には立派なイチョウの木がありました。その色づいた姿とバスをいっしょに撮影したいと思いましたが、イチョウが色づく前にバスが散ってしまったという。。。


久下稲荷神社の脇には廃線路が…。これは、飯能駅の引き上げ線の跡です。
1996年の貨物列車の廃止まで使われていましたが現在は接続も切られています。廃止から10年以上が経過した今も線路が残されてる理由がよくわかりません…。



廃線跡を過ぎたあとは消防署稲荷分署の角を右折します。
鐘楼?がある消防署の建物がいいですね。


飯能駅のホームを眺めつつ、ペペの大きなビルの下の道へ。


ペペの脇には古くからの民家と古木がありました。飯能ペペの敷地は元々西武バス飯能営業所があった場所です。

そして終点飯能駅北口へ到着です。


運行最終日となった11月15日は富士8EのA8-580が充当されました。
西武バスと国際興業バス、二つの飯能営業所の車両が並ぶのもこれで見納めです。
聞くところによればA8-580もこの運用がラストになってしまったとか。。。

地味な路線でしたが、こういう系統もあったんだよということを知って頂けたら幸いです。。

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