鏡海亭 Kagami-Tei ウェブ小説黎明期から続く、生きた化石? | ||||
孤独と絆、感傷と熱き血の幻想小説 A L P H E L I O N(アルフェリオン) |
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第59話「北方の王者」(その1)更新! 2024/08/29
拓きたい未来を夢見ているのなら、ここで想いの力を見せてみよ、 ルキアン、いまだ咲かぬ銀のいばら! |
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『カイス・ブリッツ』と三人きょうだい
これがホントの「心霊写真」的な状況!? いや、子供たちの背後でしっかり映り込んでいるのは実際に幽霊なのですが……その正体は、仲間に入りたがっているサワコでしたね。連載開始が待たれる小説『カイス・ブリッツ』、今回は流界波止場街でたくましく生きる三人きょうだいを絵にしてみました。サワコからみれば、同じくらいの(少し年下の)子供たちですから、気になるところなのでしょう。
彼らは、この物語に子供目線からの視点を付け加えるという、重要な役割をもっています。色々と事情があって(そこは現時点では内緒です)、彼らは自分の家も同然にコトネ女将の「無名屋」に日常的に出入りしていますので、その関係上、主人公のクナンとも身近に接することになります。
◆ しっかり者の長女のマユミ
学校に通いながら、時間の空いているときにはコトネ女将の「無名屋」で手伝いをしています。
◆ 腕白(古語?)な弟のタケシ
いたずらっ子で皮肉屋ですが、将来、強い闘師となって街のみんなをカイから守ることを目標にしています。
◆ 末弟で優等生のリョウタ
大人しくてひ弱な感じですが、努力家で成績優秀です。彼も彼なりに、いつか出世して姉や兄に良い暮らしをさせてやろうと子供心に思っています。
この三人きょうだいは、『カイス・ブリッツ』小説本編の序盤でも、主人公クナンと物語の世界とをつなぐうえで大事な役割を担うことになるでしょう。
三人きょうだい関連のPR画像、もう1枚です。
「勇者のショウ」が、なかなかカッコいいこと言っていますね。ショウの上記のセリフのような、「将来はきっと今より良い時代にしてみせる」という趣旨の発言だとか、あるいはサワコのように「結局、未来の人々はいまよりも幸せになるのですか?」といった疑問だとか、その手の言葉は『カイス・ブリッツ』の中で何度も出てきます。主人公のクナンは、複雑な思いでそれらの言葉を受け止めることになります。ショウやサワコたちの直接の未来には当たらないにせよ、その未来に似ている異世界からクナンは来たのだから……。しかもクナンは、自分が居た世界に対して必ずしも良い感情ばかりを持っているわけではないので(ずいぶんと控えめな表現)。
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本日も鏡海亭にお越しいただき、ありがとうございました。
ここ最近、少し寒さも和らいだように感じられますが、まだまだ2月、冷え込みます。読者様方も、風邪など召されませんよう、何とぞお気を付けください。
ではまた!