鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

『医学原論(上巻)』が発刊された

2017-12-17 15:16:14 | 日記
『医学原論(上巻)』-医学教育講義(瀬江千史著 現代社)が発刊された。待望の、である。 どんな素晴らしい内容が説かれているのだろうか?と、また、その書に学ぶことで『哲学・論理学原論〔新世紀編〕』の理解も深めて行けるであろう、との思いがある。 . . . 本文を読む

神宗の塩昆布〜に素材としての昆布の美味しさを感じる〜

2017-12-17 14:16:28 | 漢方薬、食
「神宗の塩昆布」に、素材の味、自然な味ということの美味しさを感じる。 先日、患者さんから「神宗の塩昆布」をいただいた。関西では美味しい塩昆布として、それ以上に高級な塩昆布として有名なものらしい。 自身では、塩昆布というものがそれほど好きではなかったのだが、「神宗の塩昆布」を一口食べて、しっかりと感じられる昆布の味わいに「少し甘いけれども、美味しいものだなあ」との思いを持った。 そこから「塩昆 . . . 本文を読む

白菜の塩漬け〜旬の野菜を食べる〜

2017-12-16 16:11:04 | 日記
白菜を漬けた。旬の味わい。 去年は卒業研究?の準備に忙しく、また新たに沢庵漬けを試したので作らなかった白菜の塩漬けを作った。 味も栄養価も塩漬けより糠漬けの方が上、との思いがあるので、塩漬けの漬物は滅多に作らないのであるが、白菜の塩漬けだけは、その食感と爽やか味わいが好きで冬になると例年は何度か作る。 今年は、唐辛子と昆布を多めに入れて、初めてみかんの皮を入れた。前回の白菜の塩漬けを超えるこ . . . 本文を読む

『哲学・論理学原論〔新世紀編〕』を再読する〜自身の専門、日常生活での弁証術〜

2017-12-16 13:58:24 | 弁証術
『哲学・論理学原論〔新世紀編〕』(南郷継正著 現代社)を読み返している。そのことで、弁証術の姿が次第次第に明確になっていく様に思えるとともに、自身の二十四時間、関わるあるあらゆるものを弁証術の学びとして行わねば、とその必要性痛感される。 現在、『哲学・論理学原論』を読み返しているのであるが、そこに説かれている弁証術=古代弁証法=(ソクラテス・)プラトン・アリストテレスの弁証法(διαλεκτικ . . . 本文を読む

立木を突く、打つとコリのほぐれ〜遠隔治療ということ〜

2017-12-15 17:36:31 | 日記
なかなか取れなかった肩、首のコリ。立木への突く、打つによって、すっかり解消された。遠隔治療の効果、なのだろうか? 数日前から続いていた肩のコリが肩と首のコリにまでなっていって、鍼、吸い玉、指圧等の治療、ぶら下がりの運動、と行ったにもかかわらず、少しは良くなるもののなかなか取れないでいた。 しかしながら、本日、思うところがあって、昼の休憩時間に立木への突く、打つ等を約30分間行なったところ、その . . . 本文を読む

Iさんへの施術〜交通事故からの首、肩部のコリと痛み〜

2017-12-14 13:18:57 | 施術事例
Iさんへの施術行った。喜んでいただくのは嬉しいが、過ぎると逆にプレッシャーに感じられる。 Iさん、70代女性、主訴は首、肩のコリと痛み、当初は首が回らないとの訴えがあった。 (20年ほど前に2度の交通事故があった......)片道数時間の車での移動を月に一回くらい行うので、それが首、肩のコリと痛みの原因だと思う、とのことであった。仰臥位で首の触診を行うと、頚椎の歪があると思われる箇所がある。の . . . 本文を読む

「難経六十八難」(増補📝)〜五行穴の分かりやすい?解説〜

2017-12-13 08:07:33 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
五行穴の主治について、「難経六十八難」がもっとも理解しやすく解説されている、と思える。 五行穴(井滎兪経合)の主治について、模試等で再々出題されている。覚えるべきは「井〜身下満、滎〜身熱、兪〜体重節痛、経〜喘咳寒熱、合〜逆気而泄」のみである、と思っていたのであるが、今回の校内実力試験を受けて、それだけでは不足というか、もう少し理解を深める必要性を感じた。具体的な問題は以下である。 問題49 次 . . . 本文を読む

「東洋医学概論」の学びかた〜主に校内試験用〜

2017-12-12 08:02:17 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
校内試験での「東洋医学概論」の為には、『旧版 東洋医学概論』の学びが必須である、と思える。 今回の校内実力試験、解剖生理の得点が50%ちょっとであった、のを助けてくれたのが「東洋医学概論」をはじめとする東洋医学系の科目であった。 しかしながら、その東洋医学系の科目にも10%ほど不正解があった。その内容を検討するとほとんどが『旧版 東洋医学概論』ではしっかりと説かれているが『新版 東洋医学概論』 . . . 本文を読む

足趾圧術〜虚実の二重性(2)〜

2017-12-11 20:18:40 | 鍼灸術・手技療法術
足趾による指圧おこなった。自身の指圧(手指による)の体力の不足を痛感する、とともにこれこそが自身の目指すべき指圧の実の技である、と思えた。 一昨日、同僚のY先生が、「寝違えて首が回らない 」というので、全身状態を診ると左腎兪あたりに強い硬結があり、そこから左肩甲間部、そして右頸部へと硬結がつながっていっていた。 そこから、今回の首が回らないは、左腎兪あたりの硬結が、おそらくは先週末の暴飲暴食( . . . 本文を読む

ルノースポール・ルーテシアRS

2017-12-11 08:16:31 | 日記
今の車も来年末で2度目の車検、5年目なので、乗り換えるなら来年中、でなければ乗り潰す?(今の車はそう潰れないらしいが)か、ということで乗り換えの候補であるルーテシアRSを見にルノーへ。 見た目は、特に無かったが、乗った瞬間に、身体との一体感があり、良い車だなあと思えた。残念ながら、試乗車が無かったが......。 シートはレカロとの共同開発らしい。 . . . 本文を読む

第2回実力試験終了〜国試はこんなに難しいのか、と〜

2017-12-10 14:55:04 | 日記
第2回実力試験が終わった。結果は70%であったが、解剖、生理ともにちょうど50%であったので......両方ともに国試用実力不足か!?とも思える。 せっかくの機会であるから、年末年始に解剖生理の再度の学び直しを、と思う。 . . . 本文を読む

『科学物語』を読む〜ブログの終わりについて〜

2017-12-09 08:00:57 | 日記
『科学物語』(アンリ・ファーブル著 木鶏社)を読み始めている。ブログの終わりを『科学物語』のごとくに、と思う。 『科学物語』は、『哲学・論理学原論 〔新世紀編〕』で南郷先生の原点?であると紹介いただいている書である。 手にして読み始めてみると、自然科学の問題を網羅的に取り上げてある、かつ子供に読めるレベルで、と感心させられた。(さすが『昆虫記』をものしたファーブルというべきか) 自身の鍼灸学 . . . 本文を読む

自身の指圧術のイメージ〜虚実の二重性〜

2017-12-08 18:06:00 | 鍼灸術・手技療法術
自身では、自身の指圧術に虚実の二重性を持たせるべく、修業している。その一つである虚の指圧術の基本技について。 一昨日の、U先生の皮下への刺鍼による施術に着想を得て、より具体的には、「響きの無い鍼であっても、十分な効果がある」ということから自身の鍼治療のイメージの幅が広がり、別言すれば、自身の鍼治療のイメージが「響きや効いたという感覚のある鍼の打ち方が効果のある鍼治療である」という偏ったイメージで . . . 本文を読む

肝火上炎🔥について(増補✍️)〜東洋医学いかに学ぶべきか〜

2017-12-08 08:20:44 | 鍼灸理論・東洋医学
「肝火上炎」を自身の事実で考える(思う?)ことを行なってみることで、ようやくにそのことが納得レベルで分かれた、イメージ出来たと思える。 昨夜の「審美六鍼」の授業、臓腑病証で患者を診て(問診、脈診、舌診、腹診等によって証を立てて)の施術であった。自身の相手に対しての見立ては、肝火上炎と腎虚証で、指導の先生にチェックしてもらい(実際に問診事項を提示して、先生に相手の舌診、脈診をしてみてもらってのチェ . . . 本文を読む

U先生の施術に学ぶ〜皮下への刺鍼あるいは手根足根針について〜

2017-12-07 16:53:49 | 鍼灸術・手技療法術
実践的な刺鍼法として、U先生から鍼の打ち方を教えていただいた。自身の鍼のイメージが広がった、と思える。 昨夜の鍼灸実技の授業、「審美六鍼」とともにの治療(本治?)、四診その後に刺鍼ということ行った。 その施術において、U先生より、「直刺」による置鍼の危険性を教えていただいた。詳細は省くが、それゆえに、「置鍼は斜刺あるいは横刺で、かつ皮下に」ということを教えていただいた。 自身の思いとしては、 . . . 本文を読む