鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

難経69難による鍼実技試験(2、増補)〜事物の本質は単純である〜

2017-12-01 21:27:01 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
難経69難による鍼実技試験、即座に選穴出来る様にあれこれ考え、覚えと試行錯誤を繰り返して見ると、覚えるべきことはほんの少し、わずか7パターンであると思える。 具体的には 1)肝虚証〜左関上、左尺中が虚〜曲泉・陰谷 2)心虚証〜左寸口、左関上〜少衝・大敦 3)脾虚証〜右関上、左寸口〜大都・少府 4)肺虚証〜右関上、右寸口〜太淵・太白 5)腎虚証〜右寸口、左尺中〜復溜・経渠 の5パターン . . . 本文を読む

難経69難による鍼実技試験(増補2)〜その取穴法〜

2017-12-01 07:13:49 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
難経69難を用いての選穴による鍼実技の試験が行われる。まずはソクラテス的に、と取り組んでいる。(難経69難による選穴は、形式が独り歩きしたもの?との思いがある。別言すれば、中身が無いだけに形式が一層大仰なものになって行っている、と。それだけに専門外の方にはそれの理解はほとんど意味が無い、と思えるので、難経69難の選穴の事実をあげている部分は、適当に読み飛ばしていただければ、と思う。) 来週、難経 . . . 本文を読む