鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

Sさんが亡くなられた

2019-03-27 07:52:18 | 日記
患者Sさんが亡くなられた。転倒事故ということであった。 90歳に近い年齢とはいえ、まだまだお元気であったのに......。 人生一寸先は闇、自身も出来る時に出来る限りの努力をと思う。 Sさんの冥福を祈ります。 . . . 本文を読む

『中級講和 趣味のドイツ語』を読む

2019-03-23 08:33:23 | 日記
『中級講和 趣味のドイツ語』(關口存男著 三修社版)を読み始めた。自身の学生時代に關口先生の著作との出会いがあれば......と思えた。 「鍼灸問答」として、鍼灸・東洋医学にかかわる諸問題を説いていこうと決意したものの、問答、対話として説くという自身の実力の無さからも、一回目を説いてからその先へと進んでいけない状態のままに来ている。 その先へと進んでいく道を示してくれるのではないかと、『中級講 . . . 本文を読む

鍼灸百花繚乱に思う〜生命のあるいは人類の歴史のくり返し〜

2019-03-18 07:49:27 | 日記
鍼灸の世界は百花繚乱であるが、それも悪いことでもないのか......と思える。 現在の鍼灸の世界を概観すると、百花繚乱との思いがする。これは、鍼灸や手技療法術を専門とする自身が見てもそうなのであるから、門外漢である皆さんからすれば鍼灸とは何か全くわけがわからない、となっていくのだと思える。 具体的には、鍼の太さや長さが違うだけでは無しに、その施術、治療の理論が異なる、接触鍼と称して鍼を刺さない . . . 本文を読む

肩凝り(右腰に硬結部位のある)の事例〜根源を辿ると〜

2019-03-16 07:51:38 | 施術事例
肩凝りを訴えるKさんに対しての施術を行った。施術とともに症状の根源を辿っていくと......。 長年続く肩凝りを訴えるkさん(70代女性)に対しての施術を行った。 一見して典型的な「左半身が実、右半身が虚」であることから、右半身、特に右腰下肢に問題があっての、左半身の張りによる肩凝りと考えられて、の施術を行った。 数回の施術で、Kさんから「ウソのように肩凝りが楽になった」と言われた。 施術 . . . 本文を読む

確定申告が終わった

2019-03-15 08:39:33 | 日記
確定申告の書類が出来上がった。ここでも案ずるより産むが易し、を実感する。 昨日、確定申告書を書き上げ本日、郵送するのみとなった。 レシート、領収書の山が次第次第に整理されていって......いくつかの数字となり、それをまた、足したり引いたり、掛けたり割ったり......最後に、還付金の額が出た時は、面白いを通り越して、感動であった。 あんなに難しく思っていた確定申告、終わってみると、またやり . . . 本文を読む

確定申告に思う〜論理化の意義〜

2019-03-13 07:15:49 | 日記
確定申告の準備ほぼ終了した。論理化するということの意義というのはこういうこと、と思える。 3/15の確定申告締め切りギリギリであるが、漸くに確定申告の書類(経費)の下書きが終わった。 山のようになったレシート領収書を、月ごと、項目ごとに仕分けしていって、足し算して......一枚の用紙のいくつかの数字になっていって、究極には、所得金額(19ー20)という一つの数字へとなっていった。 終わって . . . 本文を読む

「鍼灸問答」を始めた〜鍼灸・東洋医学学びの総括としての〜

2019-03-04 08:24:43 | 日記
「鍼灸問答」としてブログを書いた。「鍼灸・東洋医学学びの総括」としての内容としていきたいと思う。 関口存男先生の『和文独訳漫談集』(三修社刊)を読んで、難しいドイツ語の問題をユーモアたっぷりに説いてくださる、その説きかたに、さすが関口先生と感心させられるとともに、自身の鍼灸・東洋医学の問題もこのように説ければ、との思いとなった。 また何よりも、そのように説いていくことが、古代ギリシャの旧弁証法 . . . 本文を読む