鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

神宗の塩昆布〜に素材としての昆布の美味しさを感じる〜

2017-12-17 14:16:28 | 漢方薬、食
「神宗の塩昆布」に、素材の味、自然な味ということの美味しさを感じる。

先日、患者さんから「神宗の塩昆布」をいただいた。関西では美味しい塩昆布として、それ以上に高級な塩昆布として有名なものらしい。

自身では、塩昆布というものがそれほど好きではなかったのだが、「神宗の塩昆布」を一口食べて、しっかりと感じられる昆布の味わいに「少し甘いけれども、美味しいものだなあ」との思いを持った。

そこから「塩昆布って美味しいものだなあ、原材料を見ても昆布、山椒、煮干、鰹、砂糖、醤油、酒、酢等で、人工保存料等は使われていないし......日常の食に取り入れても良いなあ」との思いとなって、同時に「神宗の塩昆布よりもっと美味しい塩昆布があるのでは?」との思いにもなって、他の塩昆布をいくつか試した。

しかしながら、他店の塩昆布は(自身の試した範囲では)、味以前に殆どのものが人工保存料や甘味料、増粘多糖類が当たり前の様に使われており、また味も昆布のよりも醤油や塩、砂糖等のの方が勝っている、(自身にとっては)美味しいとは言えないものであった。

もしかしたら、「保存料等の添加物を加えないと日持ちが悪くなる、品質を保持出来ない、何よりも値段も高くなる!」等の考えかたもあるのかも知れないが、「神宗の塩昆布」の価格を知るとそれも一理あるとは思うものの、「そもそも食とは」と考えると、「それはあまりに本末転倒な......」と思える。

神宗の塩昆布、値段は高いが、塩昆布というものは、そう大量に食べるものではないので、一回量にすれば何円かのものであるし、何よりも素材の昆布そのものの美味しさが感じられる。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。