東洋医学の理論~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

「雪駄の粋な履きかた」に関わる学び〜発展を可能としていく他者への学びのありかたとは〜

2017-05-31 08:04:31 | いのちの歴史・社会の歴史・精神の歴史
「雪駄の粋な履きかた」ということ、を自身の認識の発展性の問題として考えると、そこにも「個体発生は系統発生を繰り返す」があってしかるべきであるのでは、と思う。 老舗の履物店のご主人から「雪駄の粋な履きかた」をご教示いただいたものの、自身のこれまでの「雪駄の履きかた」のイメージとはあまりにもかけ離れていたので、「あり得ない!」となっていってしまっていた。これは、雪駄を履くことを自身の如くに、単なる? . . . 本文を読む
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『肉単』『骨単』etc〜その二重の学び〜

2017-05-30 08:04:41 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
『骨単〜語源から覚える解剖学英単語集』(原島広至著 株式会社エヌ・ティー・エス)を読み?返している。まさに「灯台元暗し」であると。 『ナースが視る人体』(薄井坦子著 講談社)の持つ意義、偉大性を再認識して、それを自身の解剖と生理の学びの基本書、と改めて位置づけて来年の鍼灸国試への学びの軌道修正、再設計をしたのであるが、『ナースが視る人体』だけでは、鍼灸国試には、解剖の知識がやや不足(専門が違うの . . . 本文を読む
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「雪駄の粋な履きかた」の教訓〜「粋」に学ぶ〜

2017-05-29 08:02:24 | 日記
「雪駄の粋な履きかた」をご教示いただいた。手技療法にも同じことが言える、と思えた。 何度かブログにも書いたが、ゴールデンウィークの頃より日常的に雪駄を履いての鍛練?を行い、そのことで随分といろんな事が見えてきた、雪駄での鍛練を続けることで得られるものがある、との思いとなっている。 それゆえ、少し高価でも長く使えそうな良いものを、との思いとなって蝉表(籐表)の雪駄を購入した。近くに雪駄を扱う「履 . . . 本文を読む
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第1回実力試験終了

2017-05-28 18:37:15 | 日記
第1回実力試験終了。今回は、解剖と生理の学びの成果で、その部分の得点が前回よりかなり高かったが、逆に、東洋医学、経穴の部分が前回より難問化していて得点出来なかったので、解剖と生理はそれなりに真面目に勉強したつもりだったが、目標の、7割には届かずで6割5分くらいの得点に……。 それにつけても、日曜日は休ませて欲しい……。 . . . 本文を読む
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朝の出来事からの学び〜年寄りはアタマを使ってこそ〜

2017-05-27 09:09:37 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
駅への道での出来事の意味を捉え返すと、自身の学びかたの正しさに確信が持てた。 今朝、自転車で自宅から駅への途中の坂を上っていると、高校生くらいの男子が自身の横を猛烈な勢いで追い抜いていった。自身の思いとしては、「すごいな!若いから体力が溢れてる!」であったが、駅の駐輪場についてみると、先ほど猛スピードで追い抜いていった男子が、何かカバンを開けて探している様子。 それを見て、「財布でも忘れて探し . . . 本文を読む
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雪駄で滑るの効用〜対象の反映は問いかけの意識性に応じて深まりうる〜

2017-05-26 20:03:48 | 日記
解剖と生理の総復習(というよりも、鍼灸の解剖と生理の教科書は入学時にざっと目を通しただけなので知らなかった内容が随分とあるので、新たな解剖と生理の学びと言ったほうがいいかもしれない)をすることで、新たな反映があるからか書いておきたい事柄が次から次へと浮かんでくるので、休養宣言?をしたものの、解剖と生理の学びの合間になるべく更新して行くことに……。 さて、本日のお題は、「雪駄で滑るの効用」。端的に . . . 本文を読む
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T先生実技授業(増補)〜運動器疾患の二重構造〜

2017-05-25 08:50:39 | 覚え書
今週末までブログ更新を休む予定であったが、昨日のT先生の実技授業の中身は是非、書きとめておきたいものであったので、覚え書レベルででも書いておくことにした。校内実力試験後に改めて書く予定である。 昨日の実技授業で「肩甲胸郭関節機能不全」の問題として「運動器疾患の二重構造」について説いていただいた(と思う……T先生は二重構造という言語表現をされないので、自身での捉え返しであるが) 具体的には、「下 . . . 本文を読む
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今週の更新予定

2017-05-24 08:02:59 | お知らせ
次の日曜日が鍼灸学校校内実力試験で、そこまでに解剖と生理の総復習をしておきたいので、ブログ更新をその間、休みます。予定外に総復習が早く終われば、更新するかもしれません。毎日ブログを読んでいただいている方には、申し訳ありませんが……よろしくお願いします。 . . . 本文を読む
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サルの描く「もどき像」について〜空手の事実で考える〜

2017-05-23 13:10:02 | いのちの歴史・社会の歴史・精神の歴史
サルの描く「もどき像」について理解するという過程で、南郷先生(や南郷学派の先生がた) の説かれることを、空手の事実で考えることの大事性、必須性を痛感する。 『新・頭脳の科学(上・下)』(瀬江千史 菅野幸子著 現代社白鳳選書)では、サルの描く「もどき像」について説かれる。(以下、青字は引用部分) 「これが前章で説いた「もどき像」の形成です。すなわち樹上において、樹木の枝に飛び移ろうとしたり、樹木 . . . 本文を読む
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新型シビック・セダン〜20年分の進歩はあるのだろうか?〜

2017-05-22 21:29:45 | 日記
実物はネットで見るよりも、ずっと大柄。近頃のホンダのデザインは、ガンダムの様で好きになれないが、このシビックは悪く無い(個人的な好み)と思える。20年近く前に乗っていたので、その進化の度合いは気になる。発売されたら一度試乗したいものと……。 . . . 本文を読む
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解剖見学実習について〜生理とともに解剖を学ぶ意義〜

2017-05-22 08:53:28 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
解剖見学実習に参加した。目に見えるものの学び、ということの大事性、実感された。 昨日は、鍼灸学校入学以来、二度目の解剖見学実習であった。今回は、自身の手技の施術部位の内部の構造を実際に、との思いでの解剖見学実習であった。詳細は省くが、実際に自身の五感で、目に見る、手で触るして、学ぶことが自身の解剖の理解のみならず、生理の理解をも深めてくれた、との思いがする。 身体のはたらき(=生理)という目に . . . 本文を読む
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アース健康法について〜人間の大地との相互浸透の必要性の一例〜

2017-05-21 09:45:42 | 日記
アース健康法、あるいはアーシング、要は、人間が大地と直接に触れることによる相互浸透の必要性ということである、と思う。 先日、『はだしで大地に立つと病気が治る(体内静電気を抜くアース健康法)』(堀泰典著 マキノ出版)を新聞広告で見た。(何十年も前から南郷先生が地球と人間との相互浸透の問題として「はだしで大地に立つ」ということの大事性は説いてくださっているとの思いがあるので)当然のことをいまさらなが . . . 本文を読む
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夏には黒い食べものを!の意味〜時代の思想を学ぶ意義〜

2017-05-20 21:46:48 | 日記
江戸時代の食のありかたの意味を考えると、人間の言動、考え、思想は時代の思想を踏まえてこそ、その意味が分かるのだとその大事性感じさせられる。 日本人の食は、どのような変遷をたどっての現在であるのか、また日本人の食、和食がそれなりの完成をみたと思える江戸時代の食はいかなるものであったのか、との興味から、何冊かの書に目を通している。 その中で、江戸時代には、黒い食べものが夏の暑さを乗り切るために食べ . . . 本文を読む
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風邪は薬で治すもの!?(2)〜時代性ということ〜

2017-05-19 17:26:37 | 生活の整え
風邪が治り切らず長引いている。時代性に逆らっての、の二重の困難性痛感する。 先日からの風邪、昼間はすっかりいいのだが夜になると空咳が出て止まらず、の状態が続いている。そのことで、それに対しての「風邪は薬飲まなきゃあ治らないですよ!」との同僚の柔整師氏の言葉の重みが、実感されている。 どういうことかと言えば、自身の思い、信念としては、病気には自然治癒力の範囲内にあるものと範囲外になってしまっている . . . 本文を読む
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肩鎖関節脱臼にみる骨格の意義(増補)〜骨格の意義を「いのちの歴史」から捉え返す〜

2017-05-18 23:49:58 | いのちの歴史・社会の歴史・精神の歴史
「肩鎖関節脱臼」にかかわる事実に、運動にとっての骨格の大事性を実感する。 自身の左肩鎖関節は、10年ほど前の柔道の乱取りで投げられて肩から落ちた時に脱臼している。それ以来、左側の肩、首には、コリ、違和感がずっと続いている。おそらく、脱臼して何ミリか歪んでしまったままになっていることが、その原因であると思える。 現在は特に痛みは無く(自身の主観としては)左右同じ様に使えるのではあるが、また、ほぼ . . . 本文を読む
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