かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

奇跡を信じたい

2011-03-18 18:19:38 | みちのく号の車窓から
震災地域での生存者捜索作業の打ち切りが報じられました。

被災地での重機による、が礫撤去作業が始まり、本格的な町の復旧へのステージが移る。

倒壊現場での行方不明者の生存率は、1週間が経った事と、津波による水没、一昨日来の寒波でほぼ0%との判断なのだろう。

辛い現実を受け入れるしかない

後は何人でもいい、奇跡が起きてくれる事、それだけです。

今現在、お亡くなりになられた大勢方々の御霊に合掌


1週間目鹿角ブロッカーの皆さんへ

2011-03-18 10:06:21 | みちのく号の車窓から
110318_083225.jpg
今朝も快晴の鹿角、ただし冷え込みました。

この青空、昨日のように午前中だけでしょうか

徒歩で鹿角花輪駅まで約30分、8時46分発のみちのく号で出社です。

何事も無ければ、朝6時半頃に駅へ向かう道、たぶん8時30分か9時出勤の方々の車でしょう、次から次にすれ違います。

どの車もほぼ運転手一人、この時間帯にこれだけの車が向かう方向にある勤め先はと言えば・・・震災から1週間たち、今何をするべきか、どんな努力をするべきかが見えたり、感じていても、仕方がない言い訳が先になるのでしょう。

鹿角のブロッカーの皆さんにお願いです。

これからblog更新の際に、是非一文を加えて下さい。

物資を直接送らないでも、一人一人の行動で震災復旧に役立事、被災を免れた私たちの、今少しの我慢や辛抱で、被災された方々を支える事が出来るのだと

これはお願いです。決して私の気持ちを強要するものではありません。

これが今出来る名も無き田舎者の被災された何万もの方々と辛さを分かち合える事ができるエールです。

今日、南相馬市のぱこさんが無事に避難されているとの、本人の携帯電話からの書き込みを確認しました。

南相馬市は津波被害に加え、原発からの放射能と風評に、二重三重の被災となっています。

「ぱこ」とはblogでのニックネームで本名はわかりませんが、彼女の母方の祖母、親戚は鹿角市花輪の舟場出身とのこと、小さい頃花輪ばやしの屋台にも乗った事があるそうです。

被災者には、彼女のように鹿角にご縁がある方も数多いとおもいますので、繰り返しになりますが、鹿角のブロッカーの皆さん、自分のblog更新の際には今出来る支え一言下さい。

今、出来る事

2011-03-17 10:36:22 | みちのく号の車窓から
110317_083108.jpg
今朝の鹿角は快晴です。
積雪は我が家の玄関先で20センチ弱程、3月に入って初めて雪よせをしました。大型の除雪車両の音も聞こえていました。

被災地も雪、昨日来暖房用の燃料、機具が底をついたとの報道に心が締め付けられます。

何かしてあげたい、つのるのは苛立ちだけです。

みちのく号は今日から1往復の増便となりました。運行が再開されて三日目、運行中の情報が拡がったのでしょうか、今朝は2台がほぼ満席の状態で盛岡に向かっています。

鹿角も震災後、ガソリンを求める車が長蛇の列を作っています。画像は今朝の様子です。もう最後尾など見えません。

切羽詰まって列んでいる人はこの中の何台なのでしょうか?

ガソリンよりも灯油は大丈夫なのでしょうか?

まだまだ暖房に必要ですし、給湯に灯油機器を使っている家庭は随分とあるはずでしょう。

それに電気、計画停電ですか・・・鹿角は今日の夕方から予定とか。今朝の情報では、中止になる話もありますがどうでしょう?

今回の震災、鹿角では物流の滞りはあるにしろ、それが人命や普段の暮らしぶりを著しく脅かしているとはなっていません。

不必要な行動は慎むことに努めませんか?

出歩く事は控える。歩けるなら歩く。仕事は明るく、いくらでも暖かい内に済ませる。今は遅刻や遅延は当たり前と寛容に振る舞う。

今は、自分達にはその悔しさ、辛さ、苦しみ、我慢を理解出来ない状況の中におかれ、必死に耐えている何万もの人達が、近くて遠い所にいるのです。

無事を信じています。

2011-03-16 10:21:10 | みちのく号の車窓から
110316_081131.jpg
大震災から6日目、鹿角は雪の朝です。

東北は昨夜から強い寒気が来て、震災に遇われ甚大な被害の地区も容赦のない寒さになっています。

3月10日にその前日9日の地震の様子を書き込みました。今思えば、この大震災の前ぶれであったのでしょうか?

11日14時46分、けたたましく携帯鳴りました。緊急地震速報。宮城県沖のメールです。

その数秒後、今までに感じた事の無い強く長い揺れに襲われ、会社は自家発電に切り替わりました。

その時点で、これはとんでもない事態なんだと自覚し外を見ると、周りのビルや信号機の明かりは消え、ビルから逃げ出す人で歩道は一杯に・・大きな余震が来る度に女性の悲鳴が聞こえました。

テレビでは津波に対する警戒を呼び掛けが繰り返しされて10分後位に、太平洋沿岸部に設置している定点カメラからの映像に驚愕しました。

仕事で何度も行き、見慣れた港が次々に津波にのまれて行く生の映像です。

時間が過ぎ、ヘリコプターが映す宮城県名取の津波の威力にはもう言葉を失いました。

一体何が起きているのか・・これは映画やドラマじゃない・・現実なのだ

知人のご好意で運よくその日の内に自宅へ戻り、余震に怯えながらの家族との一夜は。電気も無く通信は規制されラジオからの情報を朝まで流しながら過ごしました。

横たわり目をつぶると、テレビで見た映像と宮城勤務時代にお世話になり、名取や塩竈と海沿いに住んでいる方の顔や、仕事で何日も滞在した岩手沿岸部で印象的だった地元の方々が次々に出てきてしまうのです。

翌日からも宮城の方とは連絡は取れず、電気復旧と同時につけたテレビからは次々に被災の状況が報じられる中、仙台荒浜に数百人の遺体とか、他の海岸にも100単位の遺体漂着の情報に不安が増すばかりでした。

電気が戻り、何度かパソコンからブログへの書き込みを試みましたが出来ず、昨日名取の方と連絡が取れ、ご家族皆さまも無事との事にやっと張り詰めていた気持ちにいくらかの余裕ができ、本日更新です。

まだ連絡のつかない七ヶ浜町の先輩、貴方のことだから、自分の事はさておき、被災された方のお世話に奔走されていると、名も無き田舎者は信じています。

鹿角は寒寒遅温

2011-03-10 12:53:35 | みちのく号の車窓から

110310_065704.jpg


昨日の地震は大きかったですね。耐震性の相当高い我社のビルですが、久々に鈍い音をたてながら、大きくゆっくりと揺れました。

 「かなりデカイぞ!」と直ぐに近くのテレビをつけると、生放送中のアナウンサーが「スタジオでかなりの揺れを感じています。地震です。落ち着いて行動して下さい・・」を繰り返していました。それにしても被害も少なくてよかったですね。

 まだまだ暖房が必要なこの時期の地震、ましてや昼時でしたが火災の発生も無かった事にもホッとしました。

今週は寒い日が続いている鹿角です。今朝も雪で街は真っ白・・・気温-5度。

三寒四温ならぬ寒寒遅温です。

寒さ暑さも彼岸までとか・・春らしさは、もう少しおあずけですね。

さて話題を変えす。 鹿角市では今、市がこれから取り組む基本構想(6次)に基ずく施策の素案に、市民からの意見を求めるパブリックコメント募集をしています。

今回は来週の15日あたりが〆切りで4件? タイトルは正確ではありませんが、鹿角市環境構想とそれに関連するゴミ処理、男女共同参画に鹿角ブランド作り・・・

どれも市民自らの積極的、能動的な参加が行方を左右するもので、その為に市が考えた指針に対し、市民の意見を求めているのです。

名も無き田舎者もメンバーの今月28日に開かれる市民行政評価会議までにはその内容に対し自分の考えや感想をと市のホームページを見てはいるのですが、その量の多さにギブアップしてしまいました。

とてもパソコンの画面だけで読む量ではないのです。その量百ページ超え・・・

プリントアウトの時間や費用もバカにはなりません。 そこで、昨日無理をお願いし、担当から印刷物で頂く事にしました。お忙しいところ、快く対応頂きありがとうございました。

でも、本当にあの量の文章をパソコンだけで読んで、コメントをしてくる人がいたら凄いの一言です。