かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

あるコラムから感じてること

2018-09-28 08:24:55 | 独り言
池澤夏樹さんが朝日新聞電子版のコラム「終わりと始まり」でこんなことを書いていた。

「誰も言わないから言っておく。
 官公庁がこぞって身体障害者の雇用数をごまかすような国にパラリンピックを開催する資格はない。」
もっともだとうなずく。



パラリンピックしかりオリンピックしかり、自分は今の日本(東京)での開催にはあまり賛成できていない。

そもそも東日本大震災からの復興を世界にアピールとか言っているけれども、あの震災と原発事故から未だ福島は立ち直ってなどいない。

オリンピックの東京開催で外国記者から福島第一原発の放射能への対応を問われて、いけしゃあしゃあと「完全にコントロール出来ている」と大嘘
をついた日本のトップ安倍総理。思い出すたび腹が立つ。

都合の悪いことはメディア統制をする。

放射能汚水処理についてもその通りで多額の費用と時間をかけてもどうとも出来ず遂には「海への放水が最善の方法」といい初めている。
いや間違いなく海に流すだろう。はじめからその計画だったとも言われている。

「トリチウムは薄めれば安全」と説明しているが、だったらこれ以上福島に犠牲を負わせず、東京湾に放出しろと言いたい。

それよりも放射能の被爆安全値を勝手に引き上げ「安全宣言」し、帰還させている現状はとてもまともな人間のやる所業とは思えない。

話がパラオリから離れてきたので・・・

スポーツの祭典から一大商業イベントと化したオリンピックはその費用負担の大きさから開催を希望する都市(国)が激減し
「参加することに意義がある」は遠い昔、「開催することに意義がある」も資金調達の目途が立てばの状態。
無理して招致し閉会後にくる反動数倍返しをまともに受けるのは庶民だ。

パラリンピック開催地に求められるものは「反差別」そのもの

今、国の舵取りを任せられている人たちの発言や行動はその物差しとなる

隠蔽体質、男女差別(セクハラ)に多様性の欠如に溢れている今の日本は本当に開催国にふさわしいと言えるのだろうか?


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1 コメント

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Unknown (omachi)
2018-09-28 12:21:15
池澤夏樹のキトラボックスをお読みなら、古代史もお好きですよね。

歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
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