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かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

ウラとオモテ

2010-06-08 07:34:05 | みちのく号の車窓から

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昨日は夏日。今日も夏日予報の鹿角です。

天候不順だった4月、5月の分を取り戻すかのような毎日ですね・・・ 太陽光発電にはもう少し気温が低いのが理想ですが、それでも日の長い今が稼ぎ時?こちらも一気に今春の発電量不足解消と行きたいものですね・・

 さて今朝のタイトルは「ウラとオモテ」・・漢字だと裏と表と書くのでしょうか?

只今、我が家では爺さんが冬囲いを制作中です。

 これから夏というのに・・・と思われますよねぇ

実は今年の冬に二階屋根からの落雪で一階の軒が破損しました。

 昨今の異常気象?なのか、湿度の高い降雪の後の寒波や大雪の後の暖気と短い周期で寒暖を繰り返す冬では、我が家の屋根は構造上どうしても氷の分厚い層が出来てしまいます。

出来るだけならまだよいのですが、それがじわりじわりと二階の軒からはみ出し、ある時ドンと真下の一階軒を直撃します。

氷の塊による衝撃はいくら軒の強度補強してもそれ以上の為、思案の結果として軒の上に急勾配の屋根を作り衝撃をかわそうと考えました。

その話を爺さんにしたところ、「んだが、簡単だ俺やる・・」とスイッチが入りっぱなし状態、毎日一人で頑張っております。

画像はその材料の杉柱を写したものですが、木材には柱でも板材にでもウラとオモテがあることをご存知ですか?

大工仕事で爺さんのテゴ(手伝い)をすると必ず一度は「ウラ、オモテ間違ってねべナ!」と確認されます。

さてこの写っている柱の左右上下、どちら方向がウラでしょう?(ウラの反対側は当然ですがオモテです)

ヒントは写っている節目にあります。 でも節のある方がウラで節の無い方がオモテとかでは在りません。

多分、木造建築の基本中の基本なのでしょうが、最近は集成材が主流となりましたので余り意識されていないのかもしれませんね・・・

木材のウラとオモテ、どういう意味を持つ事かも考えてみて下さい。 コメントもお待ちします・・

では答えは後ほど・・