どBlog

日々の暮らしをここに記録して未来に役立てよう。

あいつオレより...

2012-12-29 13:48:49 | 津軽三味線

今年録音した音源の整理をしています。
うまい人の演奏って波形を見ただけでわかる。


もう10年以上前になるけど、最初に三味線を教わったときの先生が言ってた。

「あいつオレより下手だなと思ったら技量は同じくらい」
「あいつとオレと同じぐらいだなと思ったら相手の方がうまい」
「あいつ、オレよりうまいなと思ったら相手の方がずっとうまい」

客観的証拠だなぁ。自分の演奏ではこうはならない。
「不幸は他人との比較から始まる」って誰の言葉だっけ?


今の自分がやるべきことをやろう。

それしかない。近道はないんだ。


4月までノルマ設定

2012-12-27 16:11:31 | 津軽三味線

日比谷の予選通りました。
さて、ここからどうするか...。

入賞するかどうかは別にして(たぶんしないけど)、
大会前と後で自分でもわかるぐらいに上達したい。

なので、基礎練習の目標を
毎日のノルマとして自分に課すことにしました。

反復練習だから表現力とか味とか、
そういうものには結びつかないけど、
でも客観的にわかることだから、やる。

 

4300 600回
030030 1分間

たたみこみ 1分間
3枚バチ   1分間
地獄のチューリップ 5回
下ツボはじき 1分間
下ツボ押しバチ 1分間
一番手の込んでいるところ 1分間
UFO下 1分間
UFO 上 1分間
エンディング 2分間

たぶん三味線弾きにしかわからないと思いますごめんなさい。
三味線弾きでもわからないところもあると思います。すいません。

でも来年の4月までにクリアしたいと思います。

やるぞ、おー。


CD BENI 「Covers」「Covers:2」

2012-12-26 09:46:18 | What's up?

久しぶりにCDを紹介します。
邦楽のミリオンセラーを英語でカバーしたBENIのアルバムです。
英語の勉強のつもりで買ったんだけど、はまってしまいました。
声質、声の抜け、のび、節回し(現代語でなんていうの?)、いいなあと思います。

【送料無料】COVERS [ BENI ]

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価格:2,800円(税込、送料別)

 
その中からお薦めの1曲を...
 


歌詞はこちら

 瞳をとじて BENI 歌詞情報 - goo 音楽


訳してみました。



「瞳をとじて」  

 

目を覚ますと誰もいない
ひとりきりの部屋

もういちど眠りにつこう
君のことを想いながら

ふと名前を呼ばれた気がして
手をのばす
でも君はそこにはいない

そうかこれは夢なんだ

一日の始まり
夜が明ける

朝日が窓に差し込んで
君がいない現実と
また向き合わなきゃならない

以前と何も変わらないって?
君を抱きしめる事も
キスすることも
もうできないのに
「私も愛してる」
とささやく君の声も聞けないのに

記憶は消せない
いつも心の中に君がいる
今も愛してるから

永遠に

瞳を閉じると
君をそばに感じる
それ以外今の自分に何ができる?
 

でもそれで構わない
どんなに季節が過ぎても
君はずっと僕の心の中にいる
 

君がそれを望むなら
いつか
強くなって乗り越えられるのかも知れない

でも今は
君を失った痛みと
何もできなかった後悔で
毎日がつらい


君なしでどうやって生きていけばいいんだろう
いつも一緒
それが二人の願いだった

忘れたい
気持ちを切り替えて自由になれたらいいけど
でもなぜかそうしようとすればするほど
君への思いが強くなるんだ

いつまでも
 

瞳を閉じると
君をそばに感じる
それ以外今の自分に何ができる?

でもいいんだ
どんなに季節が過ぎても
君はずっと僕の心の中にいる


瞳を閉じて
君との思い出をたどる
ほかに何ができるだろう
 

僕らの愛は消えない
いつか言っていたように
ふたりはずっと一緒だから


ずっと心の中に君はいる

****


ほー。愛のうたですな。
ドライブのお供にどうぞ。


価値ある小吉

2012-12-24 20:43:12 | What's up?

このあいだ東京に行く機会があったので浅草寺にお参りしておみくじを引いてきました。



ほぼ完璧に当たってる...。

 

観音菩薩ってすごいな。

次におみくじを引くまで大事にとっておこう。

 

でも観音様、ひとつだけ。

願いがかなってもかなわなくても努力は続けます。

だから見守っていてください。


バリー・グリーン著「演奏家のための心のレッスン」

2012-12-23 18:21:30 | ブックレビュー

昨日からまたこの本を読み始めました。


以前自分が引いたアンダーラインのところだけ読んでもすごくためになるし、
日常生活で心の平和を保つのにも役立ちます。

もともとこの本はテニスのレッスン本に端を発しています。
目に見えない自分との闘い「インナーゲーム」をどう制するかというテーマです。
それを楽器演奏者向けに仕立て直したのがこの本です。

全体的なパフォーマンスを上げるには、技能向上もひとつのやり方だけれど、
緊張を克服して潜在能力を100%出すやり方もあるのだということ。

今日、稽古日だったんですけど、

ちょっと衝撃的な気づきがありました。
それは三味線を弾いているときの師匠の顔、表情です。
師匠は三味線を弾いているときとお茶を飲んでいるときの表情がまったく変わらない。

これはなかなかやろうと思ってもできないことです。
必ずどこかに力が入る。
口がモグモグ動いたり、
目をぎゅっと閉じてしまったり、
何度もまばたきをしたり、

必ずどこかに力が入って不自然になるものなんです。
ところが三味線を弾いてる時の師匠の表情にはそういった不自然さがまったくないんですよね。

弾きながら、たまに自分の指使いを見たり、撥を見たり、歌い手に目をやったり、太鼓に目配せしたり。

師匠は棹を見なくてもツボを正確に押さえられるはずなのに、あえてたまに棹を見ています。
たぶんチェックポイントがいくつかあってそれを確認してるんだと思うんですよね。
単純に目でツボを追っているわけじゃない。

ここのツボのときは指がこうなってるべき、
ここでは撥はこうなっているべき
みたいなチェックポイントがあって、
音を聴きながらそれを確認しているんじゃないかと思うんですよね。
調整というか。

何かがピカッと光ったような、
そんな気づきでした。

よし、やってみよう!