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いいところ見せたい VS いい音を伝えたい

2007-03-08 15:39:24 | 津軽三味線
どうして大会で入賞したいの?

「これだけ一生懸命やってるんだから、誰かから『うまくなったね。よくがんばったね』って認められたい」

ホンネはそうですよね。
もっとストレートに言えば"人にいいところ見せたい"みたいな。

今年で3回目なんだけど、自分の実力とか考えて、正直もう入賞とかムリなのかなあ、と最近思います。
頭でイメージするほど弾けてないし現実問題。

昔、うまい人の演奏を聞いてすごいなあ、いいなあと思って、自分もあんな風に弾けるようになりたいと思いました。

これが全ての始まりでした。いまでもそうです。

でも思った以上に三味線って難しいです。

何が人の心に伝わるかわかっていないのに、漠然とした妄想だけで先走りして賞賛を浴びる自分の姿を想像しても、それが現実になる事ってないんだろうなと思います。

それでも「いいところを見せて得意になりたい」ってまだ心のどこかで思ってます。

こんな気持ちで果たして本当の意味で三味線うまくなるんだろうか。

大会とは全く関係なく、ああ弾きたい、こう弾きたい
それは音色が気持ちいいから、何かよさげな感じがするから。
没頭して弾いてると気持ちいいし終わった後、頭がすっきりしてる。
そういうときって聴いている方にも何か伝わってるんじゃないかなあ。

本当は自分と三味線以外はまったく音に関係なくて、自分が三味線に対して出したい音を出そうとするだけ。その1音1音の連続で曲が展開していくだけ。そう思ってそれだけに集中したい。
それでたまたま間違ったとしても、何かが伝わると信じることにします。
もともと三味線の音自体にそれだけの力があると思うし。

そんな大事な相棒として自分の三味線をあらためて眺めてみると、今よりもっと大切に、正しく扱わないといかんな、と思い、今回三味線の総点検をお願いしました。三味線の悪いところを直して、自分も三味線への接し方を直さなきゃいかんのではないか、と。

今の自分の最大の課題は、
人前で、緊張しながらもいつもどおりの手順で弾ききれるか
です。

緊張しないためにはどうしたらいいかをここ数年考えてきたけど、今年は、緊張を受け入れた上でどこまでやれるかがテーマです。それで、自分が納得するレベルで終われたらいいです。

ここまで読み返すと全部入賞できないことへの言い訳なんですけど。
入賞するのが目的じゃないなら大会申し込むなって。

うまい人はそんなに真剣に考えなくてもC→B→Aってトントントンって上がってっちゃうよね。
ああくやしい。

もう予選落ちしたくない。
恥かきたくない。
三味線うまくなりたい。
ホントにうまくなりたいです。

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無心 (EBISU)
2007-03-08 16:23:44
自分も始めてから2年半近くになりますが、上手に弾けたらなあといつも思います。
舞台に上がれば緊張もします。
最近思う事は、上手に弾こうとすると返ってダメなんです。
それより「無心」になって弾くと、割と旨く行くんです。(去年の大会で伴奏で出た時がそうでした)
欲を出さず、自分の腕を信じて弾けば大丈夫ですよ!
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無心かあ (はまじ)
2007-03-09 22:35:40
そうですねえ。
頭の中で誰かがしょっちゅうしゃべってるんですよね。これなんとかしたいです。
お寺に座禅しに行こうかな(半分マジ)。
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Unknown (山影匡瑠)
2007-03-12 11:00:58
大会は魔物がいますからね。
それと仲良くしないと駄目かもです。

僕も結構嫌われていますよ。
特に司会者(笑)

頑張りましょうね!
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Unknown (はまじ)
2007-03-12 20:46:03
そういった事も起こると身をもって知ってるという点では他の人より有利かも。

弘前の前のバンドコンテスト。
GARYUが出ると小耳に挟みました。がんばってください!
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