路地で三味線を弾いていると
小学生低学年ぐらいの男の子が食い入るように見つめていたので、
「やってみる?」
って三味線を持たせてあげた。
そしたら、たいそう気に入ったらしくて
ジャンジャン鳴らしていた。
しばらくしたら母親が迎えに来て
「ありがとうございました」
と去っていった。
ところが2時間後にまたその子がやってきて
「もう一回弾かせて」
というので、ちょっと構えとかバチの持ち方を教えてあげたら、
おおーとか言ってまたしばらく弾いていた。
音感もリズム感もいいね。
この子は筋がいい。伸びるよ。
「そんなに好きなら、おじさんの弟子になるかい」
と聞いたら、
「ここ、埼玉でしょ?僕、東京から来てるから」
と、やんわり断られました。
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