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2003年7月 試験から整体師まで

2003-07-30 17:35:55 | 津軽三味線
2003年07月01日(火)
20030701
今週末試験です。
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十三の砂山と生保内節を5回ずつ、曲弾きをテンポ126で弾けるように練習する。

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2003年07月02日(水)
20030702
最近は
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早起きして朝稽古してます。
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2003年07月05日(土)
20030705
民謡連盟 三弦 準指導員試験
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「伝統芸能普及できる人を育成する」と言うことで、単に何か楽器なりなんなりが上手い人が合格する、というのとはまた主旨が違うらしい。
うむ、可能性あるかも。

準指導員→指導員→一級指導員→準師範→師範

という階級構造になっているそうで、試験を受けるには、県の民謡連盟に3年以上在籍していること、また毎年昇級資格試験は受けられないので、最短でも師範になるには10年かかる。
なんか息の長い話だ。
三弦の受験者は21人いた。そのうち太棹は3分の1もいたかな、という感じだった。
最初に十三の砂山を弾いて、次に生保内節をやった。
自分は緊張しないと思っていたけど、まわりがみんなガチガチになっていて、それを見て自分も一気に舞い上がった。
やっぱり普段から礼儀作法とか、ちゃんと稽古の中に取り入れてやっておかないとダメだな。

結果は来週出るらしい。
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2003年07月06日(日)
20030706
節目の7月5日
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試験を終えて電車に飛び乗り、福士あきみさんのリサイタルを見に浅草に出かけた。
オープニングでお父さんと一緒に舞台からせり上がってきた時はちょっとのけぞったが、それから先は、次から次へと豪華キャストが出てきてもう、まばたきも呼吸もできないような、内容の濃い2時間だった。
以前にも書いたけど、あきみさんは日本を代表する唄い手になると思う。

さ。
試験も終わり、あきみさんのリサイタルも見て、ある意味ひと区切りだ。
心の中で先生問題再燃。
やっぱりどっかの流派に入って習った方がいいんだろうか。
習うのなら、「できるもんならやってみろ」ばりに手の内全部見せてくれる先生か、技術はそこそこでもきちんと習い事の道筋を教えてくれる先生がいい。
細かいところで「ここはこう弾くんだよ」というより、基本的な事だけちゃんと教えて、あとは稽古の仕方とか、心構えとか、物の考え方を教えてもらえるような。
いや、ちょっと待て。
そもそも「誰かに教えてもらう」というのは正しいことなのか?
たかが楽器じゃないか。ギターの時にはそんな事、思いもよらなかったぞ。
結局「誰かに頼りたい」っていう他力本願なだけなんじゃないか。
自分の悪いところがわかっていればそこを直せばいいんだし、今の時代、ビデオもCDも腐るほどあるし。
といいつつ最近、五○竜○先生がとても気になっています。
同じ北海道出身だし。

そんな超有名どころじゃなくても、地元の津軽物上手な人についた方がいいのか。

...悩みます。

ま、明日からは苦手な十三の砂山も当分やらなくていいし、とにかく今日を節目にして次に進もう。



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2003年07月14日(月)
20030714
音を上げる稽古
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秋の発表会で外山節をやるのでその稽古。
1尺6寸なので、弾いている最中にかなり音が下がる。
「弾きはじめと弾き終わりでどれぐらい音が下がったか覚えておいて。それが糸巻きの回転角でどれぐらいの範囲にあるのか、前もって確認しておけば、巻き過ぎてかえってへんな調子になるの防げるから」
うーむ。そうは言ってもやっぱり難しい。
特に本調子の2の糸は、下がっているのはわかるけど合わせるのは難しい。
***
今日、県の民謡連盟の準指導員資格試験の結果通知が来た。
合格しました。へっへっへー。
ま、どうって事ないけどさ。

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2003年07月19日(土)
20030719
津軽あいや節
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今日から4連休だ。
一人強化合宿だ。
あいや節を覚えよう。

***

最近、毎日福士あきみさんのCD聴いてます。
最後のよされ節、すごくいいです。
アレンジはきっとあの野崎洋一さんだと思う。
上妻さんのライブでいつもキーボード弾いている人。
すごくセンスが良くて毎回感心してしまう。
洋楽としても十二分に聴けます。
もちろんあきみさんの唄も最高です。

あー2人のサインが欲しい。
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2003年07月22日(火)
20030722
もう4日目が来てしまった。
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ぜんぜん覚えられないぞ。
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2003年07月24日(木)
20030724
整体師は何でもわかる。
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O駅のコンコースで弾いていたら、男の人が話しかけてきた。
「酔っぱらってるから、思い切って言うんだけどさ」
「はい」
「俺は素人だからよくわからんけど、だけど、遠慮してこそこそ弾いてるように感じるな。もっと糸を切るぐらいに思い切って弾きなよ」
「はあ」
「それと姿勢。もっと股を開いて堂々と構えなよ。自信を持って、『俺の演奏を聴かせてやる!』ぐらいの気持ちをもってさ」

この人は原さんといって職業は整体師だそうです。で、今まででざっと2万人の体を見てきたそうです。
原さんが言うには、体つきでその人の今のこと、これからの事がある程度はわかるそうです。それは、物事に対する適性とか、何かをやろうとする時の意志の強さが体に表れるからだそうです。

で、三味線奏者に向いてるかどうか聞いてみました。
「む、それは努力次第!」
と言われました。

その後、音について色々忠告され、それはいちいちもっともで、師匠は巷にいるんだと気づかされました。
稽古して、またいつか原さんに聴いてもらいたいと思いました。
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