どBlog

日々の暮らしをここに記録して未来に役立てよう。

Agatsuma A&E Breakfast with the Arts

2008-03-29 21:59:42 | 津軽三味線
Youtubeで見つけました。
You=tunesというソフトでダウンロードしてiPodに取り込み、今日一日ずっと見てました。

何度リプレイしても飽きないです。

胴掛から察するに、使っているのは町屋の三味線かとうさんとこのエレキ三味線だと思います。

すんごいいい音で録れてます。

Agatsuma A&E Breakfast with the Arts 1/3 Solitude from Beams


ピアノを弾いているのは野崎洋一さんです。
過去に何度か生で聴いた事があるんですけど、
本当にすばらしかったです。
CD出さないのかなあ。

W.T.ガルウェイ著「新インナーゲーム」

2008-03-29 19:09:38 | What's up?
以前紹介した「演奏家のための心のレッスン」と同じ著者です。
スポーツでいかに強くなれるかについて書いてあるんですけど、
書いてあることは、そっくりそのまま三味線演奏にも当てはまります。
「演奏家のための~」
より、こちらの方がわかりやすく、実戦向きだと思いました。

文句なしの超お薦め本です。

絶対損はしないと思うので、是非読んでみてください。



「蓬(よもぎ)」

2008-03-29 09:16:29 | What's up?
子供の頃、春になると、よく母と一緒に蓬を採りに、近くの野原まで出かけました。
雲雀(ひばり)の鳴き声を聞きながら、新緑の中を進むと、蓬はそこここにたくさん生えていて、子供の僕にも簡単に見つけることが出来ました。
「この袋にいっぱいになったら、持っておいで」
柔らかな陽射しの中で黙々と蓬を摘んでいると、モンシロチョウが何匹も目の前を横切りました。
「どれ、見せてごらん」
時折母はそう言って、私の袋の中から蓬を取り出し、選り分けてくれました。
「いいかい、新芽の柔らかいところを摘むんだよ」
ようやく袋がいっぱいになって差し出すと、えらいね、よくできたね、とほめられ、うれしくなったものでした。
持ち帰った蓬をさっと茹で、刻んでご飯と一緒にすり鉢に入れ、片栗粉と砂糖、塩を少し足して混ぜ合わせながら軽くつぶします。それを少量取って手のひらに乗せ、平らにして形を整え、油をひいたフライパンで軽く焦げ目がつく程度に焼きます。これが、よもぎ団子です。ご飯のお焦げの匂いと、蓬の香りを、今でもはっきり覚えています。

あれから随分年月は過ぎました。僕は故郷から遠く離れた所に家を構え、家族を持ち、気軽に故郷に帰ることもままならなくなりました。

当時の原っぱは、ずいぶん狭くなってしまったけれど、まだかろうじて残っているそうです。

だとすれば、春には、昔と同じように蝶も舞い、雲雀の声が聴こえるはずです。

年老いた母もまだ元気です。

今年こそ故郷に帰ろうと思います。

この雪が融ければ、春はすぐそこです。


...というようなエッセイを書いて六花亭に送ったところ、
きのう手紙が送られてきました。

六花亭工場見学 - どどふか研


「先日は、エッセー『思い出のおやつ』にご応募頂きまして誠にありがとうございました。選考の結果、ご応募頂きました作品は残念ながら選考に入りませんでした」

ということで、タダで帰省する計画はあえなく失敗に終わりました。


いろんな分野で落選慣れしとるな最近...。