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日々の暮らしをここに記録して未来に役立てよう。

シェル・シルヴァスタイン著 絵本「おおきな木」

2012-11-18 09:43:28 | ブックレビュー
原題は「The Giving Tree」-あたえる木。

少年とずっと一緒にいたいリンゴの木と
リンゴが与えるものすべてをもらい続け、ついには木を切り倒してしまう少年。

20年以上前の作品ですが村上春樹の翻訳で再出版されました。

読み終えた後の感想が毎回違う不思議な本です。

ある時は木の無償の愛に感動し、
ある時は求め続ける少年に強い怒りを覚え、
またある時は木も少年も哀れに思える。

自分もリンゴの木のようになりたいと思うときもあり、
そういう人生は送りたくないとも思う。


最初にこの本を読んだのはもうずっと前なのに今も記憶に残っているのは、

きっとこの本の中に何か心の真実が
埋め込まれているからだと思います。

自分が大切に思う人へのクリスマスプレゼントにお薦めします。
これは大人向けの本だと思います。








飯田史彦著「生きがいの創造」

2012-09-15 09:06:22 | ブックレビュー

突然ですが生まれ変わりって信じます?

オカルトでも宗教でもなんでもなく、どうも人は生まれ変わっていると認めざるを得ない研究結果が近年たくさんあるんだそうです。
3~4歳児に、母親の胎内にいた時の事を聞くと話す子供がいる、というのは育児本でもたまに紹介されていると思うけど、
生まれる前、つまり前世のことについて話す子がごく少数いて、その事実関係を確認すると合っているそうなんです。

臨死体験をした人の証言を集めると、死んでから生まれ変わるまでの間に「中間生」と呼ぶべき期間があって、
その時に、先に亡くなった人たちに会えるんだって。
そのあと、生前の振り返りを行い、反省をして、生まれ変わりの計画を立て、そして命を宿したばかりの胎児の中に入っていくのだそうです。


本当に生まれ変わりはあるのか?それを事実検証するのがこの本の主題ではなくて、
もしそれが本当だったとしたら、今の人生をどう生きるべきかが書かれています。

人生の振り返りの時に、自分の生前の悪行をこれでもかと見せつけられるんだって。それも被害者の立場で。

おーこわ。


この本に書いている事は事実なのか、それは自分が死ぬ時にわかる。
本当に骨だけになっちゃうのであれば完全な無だから何も起こらないし何も問題はない。
でももし万が一、ここに書かれている事が事実だとしたら、今生きている自分は何をしておくべきだろう...。


もしまた会えるなら、自分をかわいがってくれた母方の祖父母に会いたい

もし自分が死ぬ時に誰かが枕もとで泣いていたら、また会えるから泣かなくてもいい、と言いたい


良書です。

ひさしぶりに頭を一発ガツンとなぐられたような気分です。



千田琢哉著「ヒツジで終わる習慣、ライオンに変わる決断」

2012-02-10 16:25:24 | ブックレビュー

ヒツジとはことあるごとに群がり、ミスを犯すとすぐ誰かのせいにするような人生を送っているような人
ライオンとは群れることなく、ミスの原因をまずは自分に求め、他人のせいにすることを最大の恥とするような人















「ヒツジは安物の靴を一足買って履きつぶし、
ライオンは五足のいい靴を毎日ローテーションさせて一生履き続ける」

だってさ。


おれなんかに言わせりゃ
そんなもん草履でいいよぞうりで。


花輪陽子著「二人で時代を生き抜くお金管理術」

2012-01-08 20:34:02 | ブックレビュー

コンビニで立ち読みしたら止まらなくなって買ってしまいました。

目をひいたのは、

「昭和なライフスタイルはリスク」

という章。

この本によると

1.ローンで持ち家を買って、

2.自家用車を持ち、

3.高い生命保険や医療保険に入っている人



時代遅れの暮らし方

をしてるんだって。


今どきの20代、30代のライフスタイルというのは、

家は一生賃貸

車は持たず、

生命保険は必要最小限、

医療保険は入らない

ということらしい。ホント?


不確実な時代なんだから、

とにかく現金を持ちなさい

と。

その他の章には、着実にお金を貯めるためのノウハウが書いてありました。
ま、節約術ですね。

家計支出のなかで、固定費を洗い出して見直しなさい。とくに保険と車、ローン。
持ち家持つならお金を貯めてから買いなさい。

どうせお金を使うなら浪費を自己投資に変えなさい!

だって。