博文(ひろぶみ)通信

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常磐道全線開通

2015-03-01 19:53:56 | 日記

今日は、常磐道「常磐富岡IC-浪江IC間」の開通式が盛大に行われました。私も来賓として出席しましたので、写真にて開通式のセレモニー・通り始め・開通式典などを報告します。

浪江町のヨークベニマルに午前9時に集合。その後、バスにてR6を南下し、常磐富岡IC付近本線上で下車。

 

下車後、徒歩にてセレモニーが行われる場所へ。

 

  

午前10時からセレモニー開式。セレモニーが行われる付近は、大勢の来賓の方々とマスコミで前が見えず。安倍総理から「今日、常磐富岡IC-浪江IC間が開通することは、大震災、そして原発事故災害からの復興のシンボルになる」との旨のご挨拶が・・・(私なりにかなり要約しています)。

 

  

通り始め。途中、放射線量は「毎時5.4マイクロシーベルト」と表示。

 

サンシャイン浪江にて、午前11時30分から開通式典が開催されました。主催者の内堀県知事から「全線開通することは、被災地の未来を拓く『希望の道』として被災地の再生、復興に道筋がより確かになる」との旨のご挨拶だったような・・・(私なりにかなり要約しています)。

 

来賓の太田国交大臣からは「全線開通により、生活再建・復興が実感できる。今後利用状況を参考にしながら4車線化をしっかり検討する」との旨のご祝辞だったような・・・(私なりにかなり要約しています)。

 

最後に記念碑除幕が行われ、式典が終了。

 

 

<福島民報ニュースより>

常磐道1日全線開通 首相ら迎えセレモニー 

 常磐自動車道は1日、最後の整備区間となった常磐富岡(富岡町)-浪江(浪江町)インターチェンジ(IC)間(14・3キロ)の供用が始まり、埼玉県から宮城県まで総延長300キロの全線が開通する。浜通りを縦断する高速道路の完成により、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの被災地の復興が加速すると期待される。同日午前10時から、常磐富岡IC付近で安倍晋三首相らを迎えて開通セレモニーを催す。
 常磐道は埼玉県三郷市の三郷ジャンクション(JCT)と宮城県亘理町の亘理IC間の300・4キロを結ぶ。いわきJCTで磐越自動車道、友部JCT(茨城県)で北関東自動車道、つくばJCT(同)で首都圏中央連絡自動車道、三郷JCTで東京外環自動車道と接続している。磐越、北関東、東京外環の各自動車道は東北自動車道につながっており、常磐道全線開通により5本の高速道路を結ぶネットワークが整う。東日本の物流や人的交流、広域観光が活発になるとみられる。宮城県内でも、亘理ICと直結する仙台東部道路、仙台南部道路を経由し東北道にアクセスできる。
 常磐道は、東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設への搬入路となる。政府は輸送の効率化に向け、施設が整備される予定の大熊、双葉両町に新ICを1カ所ずつ設ける方向で検討している。両町はIC設置を強く要望しており、実現すれば交通の利便性が増し、将来の住民帰還に弾みがつく。
 常磐道は原発事故による避難区域を通る。政府の原子力災害現地対策本部が昨年10月に実施した調査では、広野-南相馬IC間(49・1キロ)の空間放射線量は平均毎時0・71マイクロシーベルトだった。車に乗り法定速度の時速70キロで同区間を通過する際の外部被ばく線量は0・40マイクロシーベルトで、胸部エックス線を1回撮影した場合の約150分の1となる。同本部は「健康に影響のない数値」としている。
 今回開通する常磐富岡-浪江IC間は東日本大震災前、土工工事の約7割を終え、平成24年3月までの開通を目指していた。しかし、原発事故で除染が必要となり、2年間の工事中断を余儀なくされた。今年の大型連休前に開通を予定していたが、浜通りの復興を急ぐため時期を1カ月以上前倒しした。

( 2015/03/01 09:11カテゴリー:主要

 


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