博文(ひろぶみ)通信

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R2.12月定例会行政報告 その2

2020-12-23 18:00:56 | 日記

昨日の続きです。

 

 

○次に、スマートコミュニティ事業について、ご報告いたします。

道の駅なみえ内に太陽光発電設備や純水素燃料電池等の再生可能エネルギー由来の設備導入を目的とした、スマートコミュニティ施設設備工事が完了いたしました。

今後は、同施設を中心にエネルギーの見える化やエネルギーの地産地消等、再生可能エネルギーの普及啓発に努めてまいります。

 

○次に、津波被災地域初の稲刈りについて、ご報告いたします。

 今年、津波被災地域では初となる南棚塩地区において、29ヘクタールの水稲が作付けされ、10月3日に、東京農業大学の学生30名が参加し、稲刈り作業が実施されました。

今年度は、町内各所で約89ヘクタールの水稲が作付けされ、梅雨から初夏にかけての低温と日照不足から稲の生育不良が懸念されましたが、その後の天候回復により、当町を含む浜通りの作況指数は103の「やや良」となりました。

 

○次に、カントリーエレベーター整備事業について、ご報告いたします。

 苅宿地区と棚塩地区の2カ所に建設を進めているカントリーエレベーターの建築工事合同安全祈願祭を、多くの関係者の出席のもと、11月12日に苅宿地内において挙行いたしました。

令和3年産米の収蔵が可能となるよう、令和3年9月の稼働に向け、確実な工事の遂行に努めてまいります。

 

○次に、酪農復興牧場について、ご報告いたします。

昨年度からおよそ1年間、整備予定地である北棚塩地区の皆様との対話や事業者との協議、国との財源協議等、立地に向けた準備を進めてまいりました。

去る11月15日に、あらためて北棚塩地区の皆様への事業説明の場を設け、私も出席したなかで、事業の効果を説明させていただき、意見交換を行いました。また、11月29日に開催された同地区の役員会にも出席させていただき、事業へのご理解をお願いしたところであります。

参加された方々からは、環境への影響に対する不安や具体的な対策を求める声を数多くいただきました。一方、牧場建設による地元雇用や農業へのプラス効果に期待するご意見もいただき、概ね参加いただいた皆様のご理解は得られたものと考えております。

今後は、事業の着手に向け、福島再生加速化交付金の申請を具体的に進めてまいります。

あわせて事業に対する不安解消のため、地元との意見交換を継続しながら、特に環境対策については、町・事業者・地域が一体となり協議する体制を構築し、町が責任を持って当事業を推進してまいります。

 

○次に、町内での事業活動状況・支援について、ご報告いたします。

 11月30日現在の町内での事業者活動状況については、再開・新規あわせて、174事業所となっております。

町としては、官民合同チームや商工会などと連携した事業再開の相談支援を行ってまいります。

再開事業者が安心して事業を継続できるよう、また、新規事業者が参入しやすいよう、環境整備に努めてまいります。

 

 

今日はここまで。


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