今日は、本会議がありました。
提案された認定2件(24年度一般会計及び特別会計の決算の認定、浪江町水道事業会計の決算の認定)について審議の結果、原案通り認定しました。詳細な報告は、今後行いたいと思います。
行政報告の続きです(自分なりに要約しています)。
○浪江町内での事業再開状況について
避難指示解除準備区域で、7月より叶屋と日化ボードが、8月より警備会社のアルソックが事業再開し、居住制限区域で、8月より叶屋が事業を再開しました。
再開した事業所のほか、浪江町内での再開の相談は15事業者で、うち7事業者から事業再開準備届の提出があったところです。
○浪江町内の除染の進捗状況について
浪江町内で初めてとなる除染廃棄物の仮置き場の設置場所が地域住民の理解のもと酒田行政区において決定いたしました。他の行政区につきましても、引き続き仮置き場の確保に向け関係行政区長と相談をしながら進めているところでございます。
また、帰還困難区域の復興及び除染に係る取り組みを検討するため、基礎データの収集を目的とした除染モデル事業を、赤宇木地区・大堀地区・井手地区の3地区において実施しており、年末には、事業を完了する予定であります。
○一時帰宅時の片づけ可燃ごみ回収について
国の委託業者が、本年4月23日から可燃ごみの回収を実施しておりますが、8月22日現在までに、4,014袋(1袋当たり1,000ℓ)を回収しているところでございます。
また、一般家庭の敷地内等への不法投棄の苦情相談に対しても、週1回の定期巡回時等で対応を引き続き実施しております。
○災害廃棄物の処理について
国においては、災害ガレキ処理を浪江町内において、処理することを計画しております。早期の災害ガレキ処理に向け、現在、関係行政区長に災害ガレキ処理の基本的考え方や、処理の手法・工程などについて、ご理解とご協力をお願いしているところでございます。
○請戸地区墓地移転について
大平山の墓地移転候補地の埋蔵文化財調査を実施し、関係機関と協議を重ね、墓地の造成の了解を得たところでございます。
津波被災墓地所有の方々が、一日も早く納骨や墓参りが出来るよう、県の各関係機関と協議をし、早期に実現するよう墓地の移転業務を進めております。