博文(ひろぶみ)通信

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25年度9月定例会行政報告⑤

2013-09-17 18:34:54 | 日記

今日の福島市は、台風一過の雲一つない青空。

仮設住宅での被害は幸いありませんでしたが、みなさんの避難先での被害はどうだったでしょうか。何もなかったらいいのですが・・・・。

 

行政報告の続きです(自分なりに要約しています)。

○原子力推進団体からの脱会について 

町としては、発災直後より「脱原発」の立場を明確にし、併せて、浪江・小高原子力発電所の建設計画が白紙になったことを鑑み、原子力推進団体からの脱会をするため8月8日に「全国原子力発電所所在市町村協議会」へ、さらに8月28日には「社団法人日本原子力産業協会」へ脱会届を提出したところであります。

 

〇福島原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業について 

これまで、4月1日に区域が再編されたことに伴い、立ち入りされた町民の利便性や安全の確保、また町内の防犯・防災対策について「福島原子力災害避難区域等帰還・再生加速事業」により施策を講じてまいりました。

町民の健康管理については、ガラスバッジを配布するとともに、内部被ばく・初期被ばく・甲状腺の各健診事業を行っております。

・町内の公共施設の機能回復については、役場庁舎やサンシャインなみえ、貴布祢(きふね)の清掃、機能回復のための調査及び浄化槽の設置を行い、今後は空調施設や防火設備などの修繕を行うこととしております。また、上水道の水質管理のため、水質検査事業や濁度計の設置、配水池槽内清掃を実施するとともに、早期復旧のために漏水調査機器の借り上げ、遠方監視装置の機能回復、水質計器類の修繕等を行いました。

・防犯対策については、防犯パトロールの実施や町村境にバリケードの設置をするとともに、町内に立ち入ることができるルートを限定し通行証のチェックを行うなど、犯罪を未然に防ぐ対策を進めてまいりました。6月30日からは、さらなる防犯対策として消防団による防犯パトロール事業を開始したところであります。

・町内へ立ち入りされた方への対応として、仮設トイレを町内24か所に設置するとともに、緊急医療事業として立ち入りされた町民のけがや病気の応急手当のため、役場内に医師・看護師の配置をしております。また憩いの場の提供として、サンシャインなみえを休憩所として開放してまいりました。10月からは幾世橋地区にある介護老人保健施設「貴布祢」を休憩所として開放することとしております。 

・町民の絆の維持のため、「しゃべり場」などの町民交流会の実施やスポーツ大会の開催なども当事業において実施しているところです。

 

今日はここまで。