若者マニフェスト策定委員会のメンバーで、10月の朝生にも出演した市川市議会
議員の高橋君が、市川市長選に出馬した。
というわけで昨日、2時間ほど応援に行ってきたのだが、本人がげっそりしていて
驚いたのなんの。
「選挙のたびに10kg痩せる」と聞いたことがあったけど、話半分というわけでも
なさそうだ。
そういえば以前、別の若手議員がこんことをこぼしていた。
本当は政策的な勉強会や活動をもっとやりたいのだが、地元周りを減らすだけで
「最近、天狗になった」とか「○○さんは真冬でも毎朝7時に駅前に立ってるのに」
なんて地元で言われるのだそうだ。
昭和というかなんというか、“おしん”みたいな世界観である。
きっと、過去には勉強熱心だったり、高度な専門性を持つ候補もいたのだろう。
が、スポ根と浪花節が大好きな国民の下、選挙という自由競争を通じて淘汰され、
気が付けば選挙バカが適者生存する国になってしまったのだろう。
「新人は役職なんかつかずに選挙に専念しろ」と言う小沢さんなんて、まさに
昭和型政治家の典型だ。
実をいうと、車があるのにわざわざ自転車で回ってみたり、金持ってるくせにドンキ
でスーツ買うようなヤツは大嫌いだったのだが、少し考えが変わった。
あれは“おしん”のコスプレみたいなものなのだろう。
彼らにそれをさせているのは有権者なのだから仕方がない。
ところで、スポ根も浪花節も、社会的には明らかに退潮気味である。
Webの選挙活動を解禁し、ネット投票などもできるようにすれば、そういう活動を
通じて得られる票の方が浪花節を逆転するのではないか。
選挙バカ一代はいやだという若手政治家は党派を超えて、時代遅れの公職選挙法の
改正に尽力していただきたい。
議員の高橋君が、市川市長選に出馬した。
というわけで昨日、2時間ほど応援に行ってきたのだが、本人がげっそりしていて
驚いたのなんの。
「選挙のたびに10kg痩せる」と聞いたことがあったけど、話半分というわけでも
なさそうだ。
そういえば以前、別の若手議員がこんことをこぼしていた。
本当は政策的な勉強会や活動をもっとやりたいのだが、地元周りを減らすだけで
「最近、天狗になった」とか「○○さんは真冬でも毎朝7時に駅前に立ってるのに」
なんて地元で言われるのだそうだ。
昭和というかなんというか、“おしん”みたいな世界観である。
きっと、過去には勉強熱心だったり、高度な専門性を持つ候補もいたのだろう。
が、スポ根と浪花節が大好きな国民の下、選挙という自由競争を通じて淘汰され、
気が付けば選挙バカが適者生存する国になってしまったのだろう。
「新人は役職なんかつかずに選挙に専念しろ」と言う小沢さんなんて、まさに
昭和型政治家の典型だ。
実をいうと、車があるのにわざわざ自転車で回ってみたり、金持ってるくせにドンキ
でスーツ買うようなヤツは大嫌いだったのだが、少し考えが変わった。
あれは“おしん”のコスプレみたいなものなのだろう。
彼らにそれをさせているのは有権者なのだから仕方がない。
ところで、スポ根も浪花節も、社会的には明らかに退潮気味である。
Webの選挙活動を解禁し、ネット投票などもできるようにすれば、そういう活動を
通じて得られる票の方が浪花節を逆転するのではないか。
選挙バカ一代はいやだという若手政治家は党派を超えて、時代遅れの公職選挙法の
改正に尽力していただきたい。
公務員制度改革を阻んでいるのも、他ならぬ労組でしょう。
それにしても、日本郵政グループの中央執行部役員の年収平均2500万円(つまり月収200万以上)って、これって「労働者」の収入なんでしょうか。
>今週のダイヤモンドは凄そう。
こりゃすごい特集だな…
それにしても、日本郵政グループの中央執行部役員の年収平均2500万円て、1500万の西川さんより全然高いじゃん(笑)
そういう連中がフリーターをけしかけて「規制緩和反対!」ってデモさせてるんだから、日本は終わってるな。
労働組合の腐敗ぶりを徹底解剖
http://diamond.jp/series/newdw/09_12_05/
↑の宣伝文だけでもすでに面白いです。城さんも指摘していた大企業労組幹部のセレブっぷりがさらけ出される様子。
他候補がやっている中で自分だけ辞めると自分だけ損をする、というのもあるでしょう。
ネット解禁についても、他候補もどうせすぐに同じことをやり出すのでアドバンテージにならない、と政治家が考えるのもしょうがないかな、と思います。(要は新聞業界が再販制維持で一致しているようなもんです。)、、、というか、選挙コンサルタントが街頭のお立ち台は絶対やめるな、と助言しているんでしょう、きっと。
ま、それらが積み重なって、政治家・政党は結局どれも同じじゃないの、と思っちゃうんでしょうけど。
ほんと、今の日本の老人を見ていると、日本の文化度の低さが、改めて判ります。そして、その老人が今時の若い者は、と偉そうに言っているのですから、性質の悪い冗談以外の何物でもないですよ。
明治初期、日本はあらゆる分野でお雇い外国人を採用しました。
それに習って経済政策分野で、例えば日本経済にも理解の深いポール・クルーグマン教授のようなノーベル経済学者をブレーンとして迎えては如何でしょうか?
大和魂・亀井静香さんが真っ先に反対しそうですが(笑)
浅はかな考えかも知れませんが…
城さんがブログで書かなければ市長選挙のことに気づきませんでした。
市議の超党派で応援されている大久保という人は、市議会議員の利権を守る人で、なおかつ既得権にどっぷりつかってた人物です。
財政的に豊かな市川とはいえ、利権をむさぼられたらやがて夕張のようになってしまいます。
市議会議員に危機感がないのが気がかりです。
明治維新のとき、大部分の大名は日和見で自藩の安泰を優先的に考えていたと多くの歴史書は書いています。
日和見だった大名を討幕側に転向したことが明治維新の成功の原因の一つだった、
だからあまり敵に回す人数を増やさないほうがいい。
大人のおしんは前向きにキャリアアップと創意工夫で厳しい現実に立ち向かっていく女で、むしろ勝間タイプです。
現実と戦わないで妥協して“忍耐”を受容したときにはこっぴどい目にあってます。
辛抱や忍耐を美化してるように見えるのは幼女時代の印象が強いせいです。
>日本の中間集団が崩れてきているのにも関わらず、それを受け止め調整する力が働いてない
今まではアンテナの高い人だけが気づいていたけど、金融危機以降、普通レベルの人材が慌てはじめた気がする。バブルも維新もそうだが、日本人というのは保守的であっても、ある時期を境に雪崩を打って変わるのではないか。
山田昌弘「家族というリスク」勁草書房2001年
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF-%E5%B1%B1%E7%94%B0-%E6%98%8C%E5%BC%98/dp/4326652594/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1259426417&sr=8-1
戦後、企業や政府が持ち家を持つことを奨励しすぎて一戸建ての住宅は余る一方、賃貸住宅を貧困層が借りられないなどの状況が起こっている。政府の住宅政策はまさに終身雇用・年功序列の正社員をベースにすえて行ってきたと言える。これも昭和的価値観の副産物である。一軒家を持つことが男の夢(住宅ローンをという時代は終わり、これからは流動性ある社会に向けた住宅政策が好まれるのではないか。
平山洋介「住宅政策のどこが問題か」光文社新書2009年
http://www.amazon.co.jp/%E4%BD%8F%E5%AE%85%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%81%AE%E3%81%A9%E3%81%93%E3%81%8C%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%8B-%E5%85%89%E6%96%87%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B9%B3%E5%B1%B1%E6%B4%8B%E4%BB%8B/dp/4334034993/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1259426458&sr=1-1
池田信夫氏が日本の中間集団が崩れてきているのにも関わらず、それを受け止め調整する力が働いてないことが今の日本社会の問題の根源とおっしゃってて、それはあらゆる問題に当てはまるのではないかなと思いその例として家族・住宅問題の二つを挙げさせてもらいました。
民主党の現職はNTTの元社員でペンシルバニア大のウオートンでMBAを取得、東南アジアのどこかの国の国営電話会社の経営にも参画した人物で、人当たりは良くないが、国政報告会などでは日本の電気通信のあり方やインターネット時代に対応した新しい法制度などについて必ず触れる。自分が政権の中で何をやりたいかちゃんとPRしている。彼の主張には電気通信は国のインフラであり、そこから新しい産業が生まれる、またネット社会に対応した法制度は犯罪の防止と健全なネットビジネスの発展に必要という自分の専門の立脚した彼なりの将来の国の在り方を考えている姿勢を感じている。
しかし、彼の国政報告会に来るのは老人ばかり。質問は「自分の年金は増えるのか?」、「医療費を安くしてほしい」、「消費税を上げないでほしい」など自分の懐具合に関する事ばかり。
休日に交通の便のいい公民館で開いた報告会でもやってくるのは老人ばかり。老人たちの要求を聞いていると、「さもしい」と思う。チャーチルが言った「その国の文化水準は老人を見ればわかる」を痛感した。
しかし、絶望的ではないのは、30代以下でわざわざ来ている人達は質問事項をあらかじめまとめて、安全保障とか財政とか国の将来について質問している。
この国が滅ぶか持ちこたえるかは、愚かな老人たちと自分たちの代で国を滅ぼしたくないと思う若者とどちらが国を動かすかである。
その仕組みというか、感覚がない人が増えた。
そこが完全自由市場であると私は思うが、本来、力だけの世界が置屋の力で出てくるから、嫌になる人がおおいだろう。
モット困れ、それからだという力があれば、面白い時代ではないか。
ただこれから起業できる人々は、知恵着け屋(コンサルタント)だろう。産業を興すというのは難しいのではないか。
モット言うと山師のような世界である。
産業の衰退を見ていると、そのように思う。
然しこれからがらがらとあらゆる人々の思惑を超えて変わるナとはひしひしと感じる。
生き残れるかしらとも思う。
先日もある程度金持って、退職した奴と話したが、気が狂っているのではと俺は思った。
たいした仕事がなくても周囲の同僚が残業していれば一緒に残業する心理に通じるところがあります。意味もなくしんどいことをすることが尊いのです。これぞ”大和魂”!
「民主党新人議員も事業仕分けに参加させてマスコミにアピールした方が次の選挙で有利なのになぜ?」と思っていましたがそうではないのですね!
ワールドビジネスサテライトに出ていたサラリーマンの「昨日、今日来た人よりも二十年働いてきた人を優先したい」という発言とか、選挙での立候補者に対する選挙民の発言など典型的ですよね。
感情論を優先した挙句、この国が滅びるのであればそれも自業自得なのかもしれません。海外では合理性重視ですが、日本では感情論第一ですからこれじゃ差もつくのは仕方ないでしょうね。しかも高齢者ほどこの傾向が強いですし。
政治はあくまでも直接的な言語を介して行われるものであって、ジェスチャーのような非定型の間接的な言語で行われるものではないことが判らない人が多い訳ですか。
確かに、アピールの場では表情や語気のような非定型な言語も一定の意味を持つわけですが、言質をとるためにはやはり直接的な言語で語ってもらわねばならないですよね。
もっとも、言質をとられたくない人や美辞麗句が好きな人が、件のおしんのコスプレをはやらせたのかもしれませんが。