城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

岐阜の宝物花の山・籾糠山 23.6.6

2023-06-06 17:35:34 | 山登り
 岐阜県の北にある籾糠山(1744.2m)、そして白木ヶ峰(1596m)は白山や北アルプスに比肩すべき花の宝庫だ。今日はそのうち籾糠山に登り、多様な花をめいっぱい味わってきた。籾糠山の登山口となる天生峠へのアクセスは今朝の時点で東側の飛騨市(旧河合村)から国道360号線をたどるしかなく、我々4人は飛騨清見インターから、県道478号線を進み、小鳥ダムを過ぎたところから360号線(道幅も狭く、急な登りが多い)により峠についた。

 駐車場は先行車は2台、ほとんど同時間に着いたのが2台。トイレで用を済ますとテントの係員に環境協力金500円を払う。しばらく良く整備された緩い登りをこれから遭遇するであろう花に期待を膨らませながら進んで行く。

 7:36 駐車場

 7.39 案内板

 湿原の入口には、動物の侵入を防ぐ柵が張り巡らされている。湿原の周辺は高山植物の宝庫となっている。

 8:04 獣害柵

 これからは花のオンパレードとなる。中にはこの周辺では花が咲いていないが、別のところへ行くと咲いているものがある。すでにエンレイソウの様に花柄だけしかないものもある。また見過ごしてしまった花もあるかとは思うが、写真にとってきたものを順次紹介する。

 8:06 この辺のマイヅルソウは花が付いていない

 8:08 チゴユリ

 8:10 コバイケイソウ

 8:13 湿原の中にはきっと多くの花が咲いているのだろう

 8:18 ツバメオモト この花はあちこちで見ることができる

 8:17 ミツバオウレン

 8:19 ミズバショウ 意外と見ることがなかった

 8:24 湿原を抜け、小さな沢を渡るといよいよカラ谷の入口


 8:25 カラ谷分岐

 分岐にある大きな木

 8:28 ラショウモンカズラ

 8:29 トリカブト まだ花は咲いていない

 今回の真打ちが登場する。

 8:33 キヌガサソウ カラ谷の至る所に咲く 

 8:40 もう一つの主役のサンカヨウ 群生しているが既に最盛期は過ぎ花柄のみのものが多い

 8:40 やっと花が咲いている株を発見

 8:47 キヌガサソウは多い

 8:51 カツラ門到着

 8:55 少しまとまったサンカヨウ

 8:56 マクロで撮るサンカヨウ

 8:57 ニリンソウ

 9:08 キヌガサソウはサンカヨウの物足りなさを十分補ってくれる 


 9:19 カラ谷から籾糠山へ

 9:27 簡易トイレ テントの中は椅子のみ 所定の袋に放出 北海道の羅臼岳等で経験済み(放出したことはないが)

 9:29 リュウキンカ 家にもあるが野生はやはり美しい!!

 9:41 ツバメオモト(再登場) とにかく至る所にある

 9:45 コミヤマカタバミ

 9:46 ムラサキサンヨウ

 この辺りから最後の急な階段が続く。

 10:10 山頂

 10:12 鎗、キレット、穂高が確認できた
 
 乗鞍

 御岳

 昼食は途中の休憩場所とする。下る途中、顔見知りに会った。1人は旧月一のSさん、お仲間のMさんは我がメンバーの息子をトレランを通じて良く知っているとのことだった。意外と世間は狭い。

 10:40 ユキザサ 花はまだ咲いていない

 11:36 マイヅルソウ

 11:43 分岐(ブナ探勝路終了)

 11:44 スダヤクシュ

 11:46 ブナの大木

 再び湿原に。一方通行のため別の道を進む。

 11:53 ミツバオウレン

 11:56 ツマトリソウ

 12:00 湿原の中 紫の花は何か ムラサキリンドウ?

 12:03 リュウキンカ

 登山口の手間でパトロールのおじさんから白川村への通行きるようになったとの情報を得た。とてもラッキー。

コースタイム 登山口7:36→山頂10:10→登山口12:26 帰る途中の昼食時間を含む
 
 
コメント
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