城台山日記

 城台山の麓で生まれ、毎日この山に登り、野菜・花づくり、読書、山登りをこよなく愛する年寄りの感動と失敗の生活日記です。

岩岳の急登に喘ぐ 20.3.9

2020-03-09 19:32:16 | 山登り
 2月27日のミノマタから山に行っていない。このままでは「ある程度の山に登れなくなってしまう」という恐れ?もあり、既に計画のあったE氏、ダブルO氏の山行きに急遽参加することになった。なにせ私を除く3人はスーパー60代で3月2日のイソクラの登頂も日帰りの短い時間で成し遂げたメンバーである。このメンバーと登る鈍足のおじさんには結構なプレシャーがかかる。しかし、今日の目的地は岩岳(999m)と聞いているので、2年前の4月に3人で登ったこともあるし、短い時間なので鈍足も我慢していただけると考えた。

 快晴の中、岩岳のふもと旧根尾村の板屋から橋を渡り、右に一軒家を見るとすぐに行き止まり、その手前に一台が停めれるスペースがあるので、ここに駐車(まさかこの駐車にクレームが来るとはこの時は誰も考えなかった。)。

 登山口 Uターン出来る箇所の手前の少し道幅が広がっている路側に車を停める

出発するとすぐに水の取り入れ(管理されている)があり、そこから少し巻き気味に登っていくと標識がある。ここからは植林の中の尾根上の登りとなる。

 ここから尾根上の登り

登り切ると少しなだらかとなるが、登りの後半戦は急登の連続となり汗も噴き出る。幸い地元の山岳会によるロープが要所要所に張られている。中には虎ロープがあるが、これは手袋をしているとつかんでも滑ってしまう。欲を言えば、もう少し太いロープにしていただきたい(過剰な要求だとは思うが)。体は重く、ますます鈍足となる。途中、能郷白山と金草、冠から東の山々が見えてくる。昨日の雨はこれらの山では雪だったのか、きれいな白色に輝く峰峰に感動した。

 能郷白山

 金草から東の山々

登り始めから約2時間待望の山頂に到着した。

岩岳山頂を示す標識は風雪で傷まないようにビニールで包まれていた。東を見ると真っ白な山脈が広がっていた。最初白山と誤認したが、右隣に大きな山塊があることから、鎗穂高の山々であることが判明した。10時過ぎ、少し早めの昼食を取った。

 鎗穂高

 乗鞍

 下山後、駐車した車に「ここに停めないで」という張り紙が張られていた。2年前、ここに停めてクレームはなかった。そこで手前の家を訪ねることにした。そのクレームの主は農作業中だった。彼曰く、橋を渡ってすぐにポールがあったでしょう。そこからは車は入ってはいけないということだった。しかし、簡易水道の水源らしき箇所(もちろんその一軒家の所有かもしれないが)もあるし、今は廃田となっているが水田もあるので、やはりこの道は市道と考えるのが順当。ただし、彼の立場になって考えると、この行き止まりの道に過去に何台も停められたことがあるのかもしれない。そうすると農作業の邪魔になったのかもしれない。

 このパンフレットに岩岳が出てくる そこには駐車は橋を渡った左側の林道の路側にと記載されていた
 このパンフは織部の里においてある

 ダブルOさんには岩岳のあとついでに水鳥から乗越峠にあがり、魚金山を往復する計画があった。最近登ったばかりのEさんと私は所要時間4時間ということもあり、その計画には消極的。乗越峠は橫蔵からは入ることができるが、峠近くは石が道路上に散乱しているらしい。峠から水鳥にはすでに長く通り抜けできていない。林道の入口に行くと、やはり通行止めということであった。この事実におじさんはほっと胸をなで下ろしたのであった。帰りは谷汲温泉、昼からの贅沢の極みだと思うが、意外や意外結構入浴客はいる。昨日のブログの「居場所」で考えると、このあたりの高齢者は朝喫茶店でモーニング、その後温泉という優雅な居場所があるのかもしれないと考えた。

コースタイム 登山口8.06→山頂10.12~10.50→12.00


 この地形図は地理院のHPから書いているが、最近少し内容が変わり、少し戸惑っている
 慣れれば問題はないと思うが
コメント
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