宇和島市の和霊公園の黄葉が過ぎようとしています。
黄葉の美しい樹木が少しあり、遅い午後の日差しを浴びて美しい姿をみせていました。
銀杏の美しい黄葉は散り始めていました。
和霊公園の黄葉の姿を見ていると冬の近づいていることを感じます。
今日は宇和島市和霊公園の黄葉と秋のバラ（その３０）を紹介致します。
宇和島市和霊公園の「黄葉」
愛好家の「秋のバラ（その３０）」
先にもお伝え致しましたが、権力や影響力を持つ人は、他の人に「威張り」散らし、かつ抑圧することが少なくありません（マタイ２０：２５．伝道の書８：９）。でも神エホバは、全能の神でありながら、不完全な人間に深い思いやりを示し、必要な時には、ご自分の強大な力を用い、ご自分の民を救出されます。神エホバは強力ですが思いやり深い救い主であることが、聖書の出エジプト記に記されています。あなたもそのようなエホバ神に近づく方々のお一人であれば幸いです（ヤコブ４：８）。
西暦前１５１３年にイスラエル人はエジプトでの奴隷状態から解放され、エジプトを出た時、３００万人以上いました。子供も年配の人の人の中には、病気や体の不自由な方もいたことでしょう。そのような３００万人をこえる大群衆を安全に徒歩で、導くには、愛と思いやりの深い指導者が必要でした。神エホバは約束通りモーセを通し、イスラエル人が安心してエジプトの地から出られるように導きました（出エジプト記。詩編７８：５２，５３）。
神エホバは、イスラエル人をどのように安心させたでしょうか。まずご自身が傍にいることが目で分かるようにされました。民がエジプトを出る時、「戦闘隊形」に組ませました（出エジプト記１３：１８）。整然とした隊形に、人々は神エホバの導きを感じたに違いありません。また、神エホバは、「昼は雲をもって、夜は・・・火の光をもって」ご自分が傍にいて保護していることを分かるようにされました（詩編７８：１４）。イスラエルの民がエジプトを安全に脱出するまでは、神エホバの保護の必要な状況に置かれていることがその後に生じます。
出エジプト記１４：１９～２２節には、次の事が記されています。あなたが、その場所にいたら、どのように感じるでしょうか。目の前には渡ることのできない紅海があり、後ろにはファラオの軍隊が迫って来ます。その時救いの神エホバが行動を起こされます。雲柱が隊列の後ろに移動し、ファラオの軍隊を阻み、彼らを暗闇の中に閉じ込めます。イスラエルの隊列は光に包まれています。次いで、神エホバの指示通り、モーセが紅海に持った杖を差し伸べると、強い東風が吹き、紅海の対岸まで続く拾い乾いた道ができます。イスラエルの大群衆は整然と乾いた海底を渡って行きます。子どもも、年配者も楽に歩けます。こうして安全に紅海をわたることができるように、神エホバは強大な力を用いられました。
次いで、出エジプト記１４：２３、２６～３０節を読むと次のように記されています。ごう慢で愚かなファラオの軍隊はイスラエルの隊列を追って、紅海の海底の道に入って来ます。その時、モーセは神エホバのご指示通りに、紅海に杖を持った手を差し伸べます。すると、両側に分かれていた紅海の海水の壁が一気に崩れ落ちます。それは、二つの大津波がぶつかり合うような衝撃力です。ファラオの軍隊は、その崩れ落ちた紅海の波に壊滅させられました（出エジプト記１５：８～１０）。
出エジプト記の記述から、神エホバは強大な力を、ご自分の民の救出に用いられ、かつ思いやり深い救い主であることを明らかにされています。さらに、神エホバは秩序を守られる神であることも分かります（コリント第一「１４：３３）。神エホバはご自分の民を約束通り、深い思いやりによって保護し、敵から守ってくださるのです。事物の体制が終わりに近づいている今、私たちは大きな安心感を抱き、神エホバに近づくことができるのです（箴言１：３３．ヤコブ４：８）。
あなたも、強力で、思いやり深い救い主の神エホバに近づく方々のお一人であれば幸いです。
短日や 用事の多し 日々続く 今日の一句
道辺に咲いている「皇帝ダリア」
