あらぎ島

昨年11月末に和歌山県有田川町にある棚田「あらぎ島」に行ってきました。あらぎ島（蘭島）の
「島」は耕作地という意味です。有田川源流の高野山にも近く、川が大きく蛇行しています。
川沿いの道を車で上って行くと、突然見事な棚田が出現しました。「おおっすごい！」その景観
に思わず声が出ます。江戸時代初期（1655年）に開墾されたそうですが、先人たちの遺産を
引き継ぎ、美田を守っている皆さんの努力も素晴らしいと感じました。
「日本の棚田百選」に選ばれているこの風景、なんだかアンモナイトの形に似ているように見え
ました。そういえば有田川町では、アンモナイトも食べていたとされているウミトカゲ「モササウ
ルス」の化石も見つかっています。

上野の森親子フェスタ

5月3日（土）4日（日）5日（月）に、上野公園噴水池前広場で「上野の森親子フェスタ」が開催
されます。会場にはさまざまな子どもの本の出版社のテントブースが並び、いろんなイベント
が開かれます。私は小峰書店のブースでサイン会をします。「どんな恐竜を描いているかわ
かる？」「あ、あの恐竜だ！○○サウルス！」「はい正解です。よくわかったね。」子どもたち
とのやりとりが楽しみです。皆さんぜひお越しくださいね！

マルトノマ滝

今から15年前のことです。1999年5月初旬にアメリカ・オレゴン州に行きました。私の恐竜絵本がオレ
ゴン州ポートランド市の小学校教材に使われて、教師さんたちに招待されたのです。
オレゴン州はアメリカ西海岸側にあり、カリフォルニア州の北側に位置します。オレゴン州とワシント
ン州の間のコロンビア大峡谷は雄大な景観で有名です。写真はコロンビア大峡谷のマルトノマ滝で
す。なんと落差は189メートルもあります。滝の中ほどには1914年に架けられたという橋があり、この
橋を渡ってきました。ちょっと水しぶきがかかって寒かったです。

イベント予定

皆さんこんにちは、これからのイベント予定をお知らせします。
★5月3日（土）4日（日）5日（月）　11時～17時
　上野公園噴水池前広場で開催される「上野の森親子フェスタ」に出演、小峰書店ブースで
　サイン会を開きます。
★5月18日（日）13時～15時
　栃木県那須郡那珂川町すこやか共生館で、講演「恐竜博士になろう！」を開きます。
　（※町内在住の児童と保護者が対象です。）
★7月19日（土）14時～15時
　千葉県市川市本八幡のニッケコルトンプラザで開催される「コルトン絵本パラダイス」
　作家イベントに出演、ワークショップ「恐竜の絵を描こう！」を開きます。
　以上、今決まっているイベントのみを紹介しました。それぞれのイベントはまた事前に詳し
　く紹介します。皆さん、恐竜たちが待ってますよ。ぜひお越しくださいね。
　

おりたしょうすけ君の絵

先日、出版社童心社に北海道に住む「おりたしょうすけ」君（5才）からイラストが送られてきま
した。あ、これはマンモス・ゴンですね。ゴンがしょうすけ君と仲良く並んで描かれています。
「マンモス・ゴン」シリーズは2000年に童心社から「はしれ！マンモス・ゴン」続けて「たたかえ
マンモス・ゴン」が発刊されました。しょうすけ君からのコメントです。
「ゴンくん、おおきくなったね。おおかみとたたかったんだね。すごいよ。」
お母さんからも手紙が添えられていました。
「先日図書館から借りた「マンモス・ゴン」の絵本を見て息子がお手紙を書きたいと言い、送り
ました。息子はたたかえトリケラトプスシリーズが大好きで、図書館に行っては何冊も何度も
くり返し読み聞かせています。（中略）今では恐竜大好きな男の子になりました。化石の説明
も読み聞かせ、彼なりに想像をふくらませ、恐竜時代を楽しんでいるようです。」
しょうすけ君、お母さん、すてきなイラストとおたよりをありがとうございました。「マンモス・
ゴン」シリーズは残念ながら、2巻で発刊止りやめになりました。結構ファンが多かったのにと、
残念に思っています。でもその後はゴンの分まで楽しい恐竜絵本を作るように心がけています。
しょうすけ君、またトリケラトプスの新作絵本は7月に出ますよ。楽しみにお待ちくださいね。

上野の森親子フェスタ

今年も5月3日～5月5日（10時から17時）上野公園噴水池前広場で開催される「上野の森親子フェス
タ」に参加します。私は3日間、10時半から17時まで小峰書店ブースでサイン会を開きます。「あなた
の好きな恐竜は何ですか？」「えーとティラノサウルス」「じゃあ肉食女子ですね」「えへへへ」子ども
たち、会えるのを楽しみにしています。皆さんぜひお越しください！

桜

今、各地で桜が満開です。画像は近所の公園の桜です。この桜、公園で一番もっこりと花を
咲かせます。なんだか「今年もがんばってるぞー！」という意気込みを感じます。新年度の
スタートにふさわしいですね。

おぎわらゆうき君の絵

先日、出版社小峰書店に東京都に住む「おぎわらゆうき」君（4才）から、写真とお手紙が届き
ました。ははは、大きな絵といっしょに寝ころんでいますね。左からブラキオサウルス、アンキ
ロサウルス、トリケラトプスですね。色紙をじょうずに貼りつけています。遠くで火山が噴火して
いますよ。のびのびとした雄大な感じがよくでています。ゆうきくんからのコメントです。「パパと
いっしょにきょうりゅうのえをつくりました。」お母さんからのお手紙が添えられていました。
「黒川先生こんにちは！先生の絵本をきっかけに息子は恐竜が大好きになりました。今は絵本
の上からうすい紙をのせ、ペンで恐竜のなぞり描きにはまっています。できあがった絵が窓に
たくさん貼られています。今後も新しい作品を楽しみにしています。」ゆうき君、お父さん、お母
さん、すてきなイラストとお手紙をありがとうございました。リトルホーンが喜んでいましたよ。
これからもおもしろい恐竜絵本を作ります。楽しみにお待ちくださいね。