恐竜だいす記!

恐竜絵本作家の日々雑記帳

恐竜トリケラトプスとパキリノサウルス

2024-04-02 08:19:15 | 恐竜の絵本制作
現在、新作絵本「恐竜トリケラトプスとパキリノサウルス」(小峰書店)を制作していま
す。おお、でっかいツノだ!(画像は表紙イラストです。)あれ、でも、しかし、パキ
リノサウルスにはツノがなかったと言われています。でも最近の研究でパキリノサウ
ルスの鼻の上の大きな台座を調べたところ、たくさんの血管の跡が見つかりました。
血管は皮膚が変化したケラチン質と呼ばれるタンパク質で作られた角質を育てます。
ですから大きなツノがあったとも考えられているのです。現代、大きなツノを持つ動
物にはサイがいます。サイのツノも皮膚が変化したものです。でも皮膚が変化したも
のは化石として残らないため、パキリノサウルスにはツノがなかったということが定
説になってしまいました。パキリノサウルス、大きなツノを持っていた方がかっこい
いな~。ガオ~!

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3 コメント

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Unknown (ノム)
2024-04-03 00:32:15
待ってました!あたりが雪なので今で言うカナダがアラスカくらいまで来たのでしょうか?新作とてもたのしみです!
Unknown (ノム)
2024-04-03 00:47:19
トリケラトプスの初めての戦いの本で僕はビックが子供の頃は1人ぼっちだったという点でいろんな説がでました!まずビックは生まれすぐに両親を亡くしていて代わりに他のトリケラトプスに育ててくれた説とまだ卵だった時にトリケラトプスの群れは肉食恐竜に襲われ全滅、その際にビックが生まれる卵を土の中に隠して生まれた説これらは大人になるまでに群れが無く、名前が無いことからこの説が浮かびました。
ありがとうございます! (くろくろ)
2024-04-03 08:46:28
ノムさん、コメントありがとうございます。トリケラトプスたち、アラスカ近くまで来たという想定です。これからもよろしくお願いします。\(^_^)/

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