恐竜だいす記!

恐竜絵本作家の日々雑記帳

アクロカントサウルス

2022-08-26 08:38:39 | 恐竜紹介
昨日から、アメリカ・テキサス州の干上がった川底でアクロカントサウルスの
足跡が見つかったとのニュースが報じられています。画像は「恐竜図解新事典」
(黒川光広作、小峰書店)のイラストです。アクロカントサウルスは全長12メー
トル、(足跡の主は子どもらしくて推定全長4・5メートルということです。)
アクロカントサウルスとは「背骨が高いトカゲ」という意味で、名前のとおり
背骨の突起が高く、がっしりとした体つきをしていました。白亜紀前期の北ア
メリカで生態系の頂点に立っていたといわれています。(8月29日(月)8時~、
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」で、アクロカントの足跡発見を放送
するそうです。このイラストも登場する予定です。)
※さて、今秋原画展を開催するナルニア国でのイベントを紹介します。皆さん、
ぜひお越しくださいね!※トークイベントお申し込みはお早めに!
こちら」をクリックしてね!

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セントロサウルス

2021-09-09 08:52:59 | 恐竜紹介
ジャーン!このイラストは「恐竜あいうえおひょう」(小峰書店)に描いたセン
トロサウルスです。セントロサウルスは白亜紀後期に生息していた角竜で、カナ
ダアルバータ州で数千体もの化石が見つかったことがよく知られています。大量
に化石になった原因は、セントロサウルスの大群が移動の途中に川を渡っていて
洪水などでおぼれたのではないかと考えられています。さてさて、この事故のよ
うすは「恐竜トリケラトプスと決戦赤い岩」(小峰書店)の解説ページで紹介さ
れています。皆さん、ぜひご覧ください!ガオ~!



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ナヌークサウルス

2021-08-19 08:51:25 | 恐竜紹介
暑い日が続きますので、涼しげな絵を紹介します。画像は白亜紀後期にアラスカに
生息していたナヌークサウルスです。ナヌークとはアラスカ原住民語でホッキョク
グマのことで、ティラノサウルス類です。寒さに適応して羽毛を持っていました。
現在、トリケラトプスを主人公にした新作の絵本シリーズを制作していますが、
いずれこの恐竜も出演してもらおうと考えています。皆さん楽しみにお待ちくだ
さい。ガオ~!


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デイノケイルス

2019-09-17 08:25:01 | 恐竜紹介
先日、科博に「恐竜博2019」を見に行きました。画像はデイノケイルスのウデです。
「おお、でかい!」長さ2.6m、ツメだけでも70cmあるそうです。

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トリケラトプス

2019-06-25 08:51:40 | 恐竜紹介
先日、国立科学博物館に行ってきました。地球館にはりっぱなトリケラトプスの骨格が。おお、
大迫力です!
お知らせです。
●6月29日:発刊記念のお話会を旭屋書店池袋店で開催します。
●7月20日:家族で楽しむお話会「恐竜博士になろう!」を神保町ブックハウスカフェで開催します。
(会場には「恐竜トリケラトプスとゴルゴサウルス」すべての原画18点を展示します。)
大阪弁での恐竜の話を聞きたい方、ぜひご参加くださいね!

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アクロカントサウルス

2019-02-05 09:17:36 | 恐竜紹介
画像は恐竜図解新事典(小峰書店)に掲載されているアクロカントサウルスの図です。
アクロカントサウルスは全長約12メートル。最大級のアロサウルス類で、白亜紀前期
のアメリカ、カナダに生息していました。アクロカントとは「背骨が高い」という意味で、
その名前のとおり、高く盛り上がった背骨を持っていました。先月、熊本県八代市の
山林で1億3300万年前の地層から白亜紀前期の肉食恐竜の肋骨の一部が見つかり
ましたが、その肉食恐竜の全長は約10メートルもあったと推測されています。もしかし
てアクロカントサウルスのような大型のアロサウルス類の可能性もあります。今後の
発掘調査が楽しみです。

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ケントロサウルス

2018-10-10 09:03:58 | 恐竜紹介
ケントロサウルスはステゴサウルスに近縁の剣竜で、アフリカ・タンザニアのジュラ紀の
地層から見つかりました。おお、剣のようなトゲです!ステゴサウルスよりかなり小柄で、
全長は5メートルほどでした。性質はおとなしく、歯がない小さな口で植物を食べていた
と考えられています。ケントロとはスパイクという意味です。肉食恐竜に襲われたときに
はこの鋭いスパイクで身を守りました。

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ナヌークサウルス

2018-07-20 08:41:18 | 恐竜紹介
酷暑の日が続きます。ちょっと涼しげな絵をご覧ください。雪原で星空を眺める「ナヌークサウルス」
です。ナヌークとはアラスカ原住民語でホッキョクグマのことで、2014年にアラスカで化石が発見され
ました。恐竜は寒冷地にもいたのですね。地球の自然の不思議さを感じます。(この絵は、日本児童
文学2016年1・2月号の表紙に採用されました。)
コメント (2)
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マプサウルス

2018-04-06 08:36:55 | 恐竜紹介
9年前の今頃、国立科学博物館で「大恐竜展:知られざる南半球の支配者」が開催されました。
この恐竜博では太古の超大陸「ゴンドワナ」に生息していた恐竜たちがたくさん展示されましたが、
最も関心を集めたのは巨大肉食恐竜「マプサウルス」の親子です。「かあちゃん、昨日食べた
お肉おいしかったね!」そんな会話をしているようです。
※マプサウルスは「恐竜トリケラトプスとアルゼンチノサウルス」(小峰書店)に登場しています。
皆さん、ぜひご覧くださいね!

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デルタドロメウス

2018-02-18 08:15:08 | 恐竜紹介
画像は2009年、幕張メッセで開催された恐竜博「砂漠の奇跡」に展示された「デルタドロメウス」です。
わあ、足が速そうですね!この恐竜は全長8.5メートル、モロッコで発掘されました。化石が発見され
た場所が三角州だったので「三角州(デルタ)の疾走者」という名前がつきました。写真の右にはスピ
ノサウルスも写っています。今新作絵本「恐竜トリケラトプスとスピノぼうや」(小峰書店)を作成して
いますが、トリケラトプスがスピノサウルス母子を守ってデルタドロメウスと戦います。おもしろいで
すよ~!(2018年7月頃の発刊予定です。)皆さん、ぜひご覧くださいね!

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デルタドロメウス

2018-02-06 08:27:07 | 恐竜紹介
現在、新作絵本「恐竜トリケラトプスとスピノぼうや」(小峰書店)の制作を進めています。この
絵本にはスピノサウルスとともにデルタドロメウスが登場します。この恐竜は全長8.5メートルの
大型獣脚類で、スピノサウルスとほぼ同時代白亜紀後期に同じ地域(モロッコなど)に生息してい
ました。名前の意味は「三角州の疾走者」。名前のとおり、足が長くて速く走ったと考えられて
います。頭の突起がかっこいいですね!

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トウジャンゴサウルス

2018-01-14 08:37:28 | 恐竜紹介
トウジャンゴサウルスは植物食で全長約7メートル、ステゴサウルスと近い種類の剣竜です。中国、
四川省で発見されました。肩からは長さ1・3メートルもあるスパイクが伸びていて、肉食恐竜の襲撃
から身を守っていました。 (イラストは黒川光広作「恐竜図解新事典」(小峰書店)子どもたちは、
この恐竜のことをトウチャンゴサウルスと呼びます。「カアチャンゴサウルス」はいません。

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ステゴサウルス

2017-12-11 08:20:52 | 恐竜紹介
子どもたちに大人気なのがステゴサウルスです。講演会で子どもたちに「背中の板の役割は何です
か?」と聞くと「体温調節!」と答えてくれます。この板の中にはたくさん血管が走っていて、暖かい
日には風に当てて体を冷やすラジエーターのやくめ、寒い時には日光に当ててからアを温めるやく
めをしていたと考えられています。また腰には脳の20倍の容量を持つ神経のかたまりがあって、
鋭いスパイクがついた尾をコントロールしていました。ハイテク恐竜だったのですね。

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この恐竜は?

2017-10-06 08:59:29 | 恐竜紹介
アロサウルスです。目の上の突起がかっこいいですね。自分を目立たせるディスプレイの
やくめ、または目に陽射しが入らぬようにサンバイザーのやくめをしたと言われています。
口にはずらりと並んだナイフのような歯、何本あるのでしょうか?すごい数です。

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ギガノトサウルスの歯

2017-06-15 08:39:21 | 恐竜紹介
ジャーン!肉食恐竜「ギガノトサウルス」の歯です。全長187㎜。とても薄くて鋭いです。
両側にステーキナイフのようなギザギザ(鋸歯、セレーション)がついています。切れ
味いいですよ~!おや?黒い部分にはへこみがありますね。これは次の歯がセッティ
ングされていたへこみです。肉食恐竜の歯は次から次に生えかわりました。ですから
肉食恐竜には虫歯はなかったようです。講演やワークショップの化石タッチタイムで
子どもたちにさわってもらいますが大人気です。手をけがしないように、鋸歯に注意し
てゆっくり触らせます。この歯は8月9日から15日に丸善日本橋店で開催される「黒川
みつひろ恐竜絵本原画展」にも出品します。皆さん、ぜひお越しくださいね!

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