おぼまこと展

昨日は「おぼまこと」展を見に吉祥寺南口に行ってきました。吉祥寺の喧騒を抜けると、住宅街の
中に、すてきなギャラリーがありました。「なになにフェイストゥフェイス？」自転車を降りて
中に入ると、ギャラリー代表の山本さんが笑顔で迎えてくれました。
ここでは今、おぼまこと展が開かれています。おぼまことさんは私の20年来の友人で、所属団体
童美連での先輩にあたります。1937年台湾生まれ、中央大学商学部卒業後アメリカに渡って
アルバイト生活をしたそうです。その後独学で絵本を描き始め、「百年たってわらった木」
「モンスターのなみだ」などたくさんの作品があります。また数々の受賞歴があります。
山本さんは「今回は未発表の作品もあり、絵本とは一味違ったおぼさんの世界が楽しめます。」
と、おっしゃっておられました。
おぼさんの絵、どこか郷愁を誘うモンスターたちが様々な想いをかきたてます。
おぼまこと展は10月31日まで(すみません今日までです！)13：00～19：00
ギャラリー・フェイストゥフェイス
〒180-0003　武蔵野市吉祥寺南町1－18－8コンフォートアネックス101（駅徒歩4分）
電話：0422－70－0885
http://ftf2000.com/gallery

米粉のさつまいもケーキ

昨日の朝、お隣のMさん宅の息子さん（小学1年生）が、米粉のさつまいもケーキを
持ってきてくれました。お母さんがこのケーキを作ったそうです。
3時のラジオ体操の後、さっそく食べてみました。さつまいもの風味と、しっとりもちもちの
食感で、とてもおいしかったです。Mさんありがとう！

めめめめはなはなへそへそうた

先日、友人の「長野ヒデ子」さんがCDをプレゼントしてくれました。
長野さんは「せとうちたいこさん」シリーズなどで知られる著名な絵本作家です。
ジャケットを見ると、なになに「めめめめはなはなへそへそうた」なんだこりゃ？
さっそく聞いてみることにしました。はははへんてこで楽しい歌です。おもしろーい！
この曲は長野さんの詩「めめめめうた」「はなはなうた」「へそへっへのうた」に
中川ひろたかさんが作曲しました。聞いてるとなんだかおへそが暖かくなってきます。
2曲目は長野さん自身が歌っています。（尾崎豊氏が使っていたスタジオで収録したそう
ですよ。）みなさんぜひ一度お聞きになってください。
発売はSONG RECORDSからです。（\500）
http://www.songbookcafe.com/

モニュメントバレー

15年前アメリカ西部を旅行しました。写真はモニュメントバレーです。
モニュメントバレーはユタ州からアリゾナ州にまたがる広大な原野です。地層が風化浸食され、
テーブル型の台地や岩山が点在していて記念碑のように見えるため、この名がついたそうです。
私が立っているこのあたりは約2億7000万年前の地層です。この地層は鉄分を大量に含んで
いるため酸化が進み、茶褐色になっているそうです。
ひゃー、見渡す限り原野です。空が広いです。ここに立つと、なんだかもっともアメリカらしい
場所という感じがします。ジョンフォードの名作「駅馬車」はここで撮影されました。

オリオン座流星群

昨日の午前4時頃、眠い目をこすって、オリオン座流星群を見に近所の公園に行きました。
（画像は「９ゾウくんげんきかるた」の絵札「ほしのかずほどへいわのねがい」です。）
オリオン座流星群は、約3000年前地球の軌道を通過したハレー彗星が残したちりが、また同じ
軌道を通過する地球の大気圏に突入して発光するそうです。
ひゃー3000年前というと、われわれの感覚ではすごい大昔ですねー。（ヒミコやクレオパトラより
はるか以前です。）宇宙時間では3000年くらいは一瞬なのでしょう。宇宙の壮大さを感じます。
このオリオン座流星群は、1時間あたり最大で50個見られるということで期待していましたが、
薄暗く寒い公園に立ち尽くすこと30分、なかなか現れません。もう帰ろうかと話し合っていた
とき、東北東に一瞬、しゅっと光るオビを見ました。暗がりから「今の見たー？」との歓声が
聞こえました。やっと1個見れてよかったです。でもあまりに一瞬で、お願いことをする時間は
ありませんでした。

ちびニャン

現在、我が家にはちびニャン2匹が来ています。
白黒猫は女の子です。かなりおてんばさんで、バタバタとおもちゃを追いかけて走ります。
仮の名を「りんご」と名づけました。白茶ネコは男の子で、おっとりのんびりしていて、
りんごのすることをじーと見ていることが多いです。仮の名を「みかん」と名づけました。
写真はエミさんがみかんを抱いてなでていると、りんごが「私もなでて～」とすり寄ってきて、
いっしょになでなでしてもらっているところです。
「グルグルグルグル・・・」2匹ののどを鳴らす音が、だんだん大きくなります。

ギャラリーオーク企画展

昨日は、井の頭線明大前にある画廊「ギャラリーオーク」に行き、企画展を見てきました。
（画像は友人の小林ひろみさん出展作品です。）
明大前を降り、商店街を5分ほど歩くと、ギャラリーオークがありました。このギャラリー、
ちょっと珍しく前身は写真スタジオで、3.6メートルもある高い天井がとても開放感があります。
またホリゾントなどの設備や実物大のクロヒョウの彫像があり、なかなかおもしろいです。
小林さん、作品がぴったり画廊の雰囲気に合ってましたよ。
ギャラリーオーク企画展は10月25日（日）までです。AM11：00～PM７：00　
東京都世田谷区松原2－19－9　TEL:03-3323-4487
みなさんぜひご覧くださいね。

まとととえ展

昨日は文京区根津に行き、まととえ展を見てきました。千代田線根津駅から根津神社方面に
歩くと藍染通りがありました。近くには大名時計博物館などいろんな見所があります。
澤の屋旅館前にギャラリーTENがありました。中に入ると、「ゆーちみえこ」さんの山登りの
スケッチが壁面いっぱいに飾られていました。ゆーちみえこさんは早稲田大学卒（漫画研究会）
で、「いたずらまじょ子シリーズ」（ポプラ社）、めざせ犬の訓練士（ポプラ社）、ねむりいす
（ひさかたチャイルド）などの作品で知られる絵本作家です。今回は主に趣味の登山のスケッチ
を出展したそうですが、それにしてもよくこれだけあちこちの山を登ったものです。
いろんな山小屋でのエピソードなどが丁寧に描かれていて、とてもおもしろかったです。
（山小屋でのゆーちさんの入浴風景も描かれていました。本人そっくり、ははは。）
まととえ展は18日まででーす。
東京都台東区谷中2－4－2　ギャラリーTEN　tel03-3821-1490

アーチーズ

今から15年前にアメリカ西部を旅行しました。写真はユタ州アーチーズ国立公園です。
アーチーズにはこのような砂岩のアーチが2000以上もあり、中には長さ100メートルを超える
アーチもあるそうです。
アーチの向こうから、ぬーっとアパトサウルスが首を出したらびっくりするでしょうね。
（この周辺で、映画「インディジョーンズ」の撮影がされたそうです。）
自然の造形の不思議さを感じます。

バランスロック

今から15年前、1994年10月にアメリカ西部を旅行しました。
写真は、ユタ州アーチーズ国立公園のバランスロックです。（下に写っているのが私です。）
ひゃー、巨大な岩が微妙なバランスで乗っかっています。今にも落っこちそうで、真下に行って
見あげると、かなり怖かったですよー。
この辺りは、3億年前の堆積地層だそうです。ユタ州はジュラ紀の大型恐竜が発掘されるので
有名ですが、恐竜が出てくるはるか以前の地層に立っているわけです。
バランスロックはいつか落っこちることでしょう。でもご心配なく。まだ数千年は大丈夫だろうと
考えられています。（また他にもこのような岩山ができつつあるということです。）
巨大な岩の真下に立つと、自然の不思議さを感じましたー。

恐竜トリケラトプスとスピノサウルス

現在、来年夏前発刊の「恐竜トリケラトプスとスピノサウルス」のトレース作業をしています。
トレース作業というのは本描き用紙に、ラフスケッチからイラストの線をライトテーブルを使って
写し取る作業です。（部屋を暗くして集中してやってます。ちょっとしんどい。）
画像は表紙のラフスケッチです。このイラスト、スピノサウルスとアルバートサウルスが
向かい合っています。スピノサウルスは最大の肉食恐竜として知られていますが、主に魚を
食べるおとなしい恐竜だったようです。（下にいるのはスピノサウルスの赤ちゃんとミクロホーン
です。右からミニホーンが走ってきています。）
この物語ではリトルホーンたちがアルバートサウルスに襲われたスピノサウルスの赤ちゃんを
助けます。ドキドキワクワクおもしろいストーリーですよー。
「恐竜トリケラトプスとスピノサウルス」は来年6～7月頃に小峰書店から発刊されます。
皆さん楽しみにお待ちくださいね！

ぐたーっ！

みなしゃんこんちは、ことらです。あれちょっとちがう？えへへへ、このネコ、くろくろしゃん
が町で買ってきたポストカードなんです。ぼくとそっくりでしょ。
昨日は台風が朝の通勤ラッシュを直撃して、首都圏は山手線中央線総武線など、主な鉄道が
軒並み止まって、大混乱しましたね。この交通マヒ、225万人にも及ぶ人たちが影響を受けた
そうです。（くろくろしゃんも以前、満員の中央線がストップして辛かったそうです。）
みなしゃん、交通混乱で、この写真のように、ぐたーっとなったことでしょう。本当にお疲れさま
でした。

台風の思い出

もうすぐ台風18号がやってきそうですね。私は過去に行った講演で、台風にはいろんな思い出が
あります。
（画像は、2007年鹿児島県山川町で開かれた講演会の様子です。このときも鹿児島県内3箇所
の講演会場を回る予定が、台風が来たため1箇所中止、2箇所のみの講演になりました。）
さて、2004年10月9日（土）に関東を大型台風が直撃しました。（何号だったかは覚えていませ
ん。）その日は「子どもの本まつりinとうきょう」の関連イベントとして、午前10時から
12時まで上野の都美術館ホールで講演会「恐竜博士になろう！」をする日だったのです。
朝のニュースでは風雨が激しく危険なので、外出を控えるようにしきりに言ってました。
当然の中止を期待していたら主催者から電話があり、なんと強行するとのことで、あわてて
ゴム長と雨合羽を着込んで、自宅前からタクシーに乗り込み、風雨の中出かけました。
9時に会場に着き、「こりゃ来場者はいないよねー。」と、スタッフとぶつくさ言いながら
準備にとりかかりました。すると入場時間の9時半になるとぽつぽつ親子連れが現れ、
開始時間の10時になると、60人もの参加者が座席にいたのです。
こりゃうれしかったですよー。台風の中でも恐竜の話を聞きたいという熱気を感じました。
私も気合を入れて、ゴム長をはいたまま舞台の上で話をしました。（もち大阪弁です。）
あの時来てくれた方たち、無事に帰れましたか？本当にありがとう！

頭骨コレクション

この夏幕張メッセで開かれ、先月幕を閉じた「恐竜2009」では、ティラノサウルスの頭骨
コレクションが展示されていました。
ひゃー、みごとに７体のティラノサウルスの頭骨が放射状に並んでいます！
過去に発掘されたティラノサウルスの頭骨化石のうち、程度の良いものを展示したそうです。
全部大きさ、形、色が違います。手前の少し小さくて黒いのは、ブラックビューティと言われて
います。（黒いのはマンガンがしみこんでいるからだそうです。）他にもスタン、ダッフィーなど
有名なティラノサウルスの頭骨がありました。（左の1番でっかいのがスタンです。）
このティラノサウルスたち、それぞれの一生にはどんなドラマがあったのでしょうか?
じっと眺めているといろんな想像が沸いてきます。

ことらでーす！

みなしゃんこんにちは、ことらでーす！生後半年くらいのぼくです。今日はまたくろくろしゃんに
インタビューしたいと思います。
「くろくろしゃん、きのうは池袋で映画を見てきたって？どんなの見てきたの？」
「クリントイーストウッド監督主演のグラントリノを見てきたよ。」
「へえー、どんな映画だった？」
「外国人を毛嫌いするイーストウッド演じる気難しい主人公が、となりに引っ越してきた
アジア系移民との交流を通して偏見をなくして友情を育んでいく物語だよ。アメリカに
暮らす少数民族をあたたかい視点で見つめた物語だよ。」
「へーそうだったの。じつはぼくも少数ネコだよ。」
「知ってるよ。メインクーンキジトラミックスタヌキネコなんだってね。」
「そうだよ。だからぼくがいたずらしてもあたたかく大目にみてやってね。えへへへへ。」