恐竜だいす記!

恐竜絵本作家の日々雑記帳

けがをした恐竜

2015-08-07 08:04:26 | 絵本いろいろ話
先日、「けがをした恐竜」(2010年発刊:こぐま社)が増刷されました。この本はティラノサウルス
の足に残る大けがの跡を見て、想像したことを絵本にしたものです。少しあらすじを紹介します。
「6500万年前、北アメリカにティラノサウルスの家族がいました。家族のリーダーは体の大きな
お母さんです。ある日、子どもたちがヨロイ竜エドモントニアにちょっかいを出してしまい、怒った
エドモントニアが子どもたちを追いかけて、おかあさんの足にぶつかってしまいました。さあ大変、
お母さんが立ち上がれなくなりました。お父さんと子どもたちは一生懸命世話をしますが、うま
くエサを捕ってくることができません。でも少ないエサをみんなで分けあい、お母さんが回復す
るのを待ちます。そんなときにトリケラトプスの大群がやってきました。お父さんと子どもたちは
なんとか追い払おうとしますが、トリケラトプスたちは突進してきます。あぶないティラノサウルス
たち!」
「けがをした恐竜」は、今までのティラノサウルスのイメージが変わる絵本です。(※平成23年度
児童福祉文化財推薦図書に選ばれました。)皆さん、ぜひご覧くださいね。

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