普段は、まったくそんなことはしないのだけれど、
昨日、なぜか、すごく気が向いたので、TSUTAYAに行って、前から観ようと思っていた、「眉山」をレンタルした。
基本的に、大阪にいた頃にレンタルビデオ店が実家の近くになかったのもあって、そういう習慣がないのもあり、モノを借りてまで映画を観ようとは普段から思わない人間で、観たいと思った映画はできる限り、映画館で観るようにしているから。
それでも、この作品を観たいと思ったのは、劇場公開時には僕の家系のルーツのある徳島が舞台であることはわかっていたし、気にはなっていたのですが、直接の理由は、先日、山田辰夫さんが亡くなった時に、この作品に出ていたことを知ってからでした。
実際、この作品に出ている山田さんはやせている印象がありました。
で、映画ですが、
そんなに深いストーリーでもなく、言ってしまえばありきたりな話。
でも、やりようによっては深く魅せれる話であったのにも関わらず、フジテレビのドラマを作るときのような、いつもの(テレビドラマ風)制作手法が、マイナスに働いています。2,3ヶ所、不自然で強引な場面の移り変わりやストーリーの展開がありました。テレビだったら、許せるけど、映画だったら許せない。
この作品の原作はさだまさしさんですが、あれで良かったんでしょうか?(ま、原作と映画は別物ですが。)
あれだと、別に、「生駒山」で、大阪で、河内音頭でも良かったような…。
それでも、舞台に徳島を選んだのは、何かしらの理由があったのでしょうけど、徳島は地味な街に思っていたので、今回、こういう風に映画や物語の舞台になるとは思いもしなかったんです。
そういう意味では、観てよかったかな?とも思っています。
それにしても、徳島に久しぶりに行きたいです。
徳島では一般的な、酢の利いたお寿司を食べたい。
ちなみに、徳島には、この映画のロケが行われていた、2006年の阿波踊りの直前以来、行ってないです。