独り合点(ひとりがてん)

きもの業界をステージとした、ビジネスと生活スタイル、および近況。

家族写真

2006-11-28 | 広告

昨夜は、私が大学のクラブのOBOG会開催の下働きをしましたので、その慰労会。ま、そういう口実の飲み会。私の先輩ばかりですから、もう60代。いずれも現役の広告会社の社長さん達で、毎回会場が楽しみなのですが今回は、銀座の「そば所よし田」。文人画家が大勢出入りした老舗で、昔から憧れの店。ここに2階があると知らなかった。いずれもヤング&ルミカム、DDBなどアメリカの広告会社に憧れて入った人達なので、文人たちに愛されたよし田は格別の場所。久し振りに蕎麦屋のつまみで、蕎麦焼酎、仕上げは天セイロで、よし田を堪能。

その折ある先輩が「最近親が亡くなって、今まで送っていた孫や家族の写真がドッと戻されてきて、いま整理している」との話。そういえば親父が亡くなったとき、写真を整理して、お袋にあげたような。あの写真、どうなったんだろう。我が家も2人目はそうでもない、というより長女の100分の1も撮っていない。1人目のときは、あんなにせっせと写真を撮って両親に送っていたのに。特に親父が入院してからは、ほぼ毎日はがきを書き、孫の写真を送っていた。カレコレ2年くらい、だから600枚近くは、送っていたように思うが、親父が亡くなり、その写真やはがきはどこにいったんだろう。

12月号のミセスが「家族をつづる1枚の写真」大賞を発表しているが、「思い出の写真部門」はいずれも若き日の両親と子供のスナップ写真。愛おしさを押さえきれない撮る側と無邪気な、輝きに溢れた写真ばかりで、イメージが次から次へと膨らみ、見ていて飽きないどころか、感動してしまう。どんな思いでシャッターを切ったのだろうか。我が家にもおそらく何千枚という家族写真、ほとんどが子供の写真ですが、整理もせずに放り込んでありますが、いずれは整理するときが来るのだろうが、それは一体どんなときなのだろうか。


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