独り合点(ひとりがてん)

きもの業界をステージとした、ビジネスと生活スタイル、および近況。

カレンダーが届いた

2012-01-08 | 日々雑感

お願いしていたこうげつさんのカレンダーが今朝届いた。A4サイズより一回り大きく、六曜、選日、行事に二十八宿、九星、六十干支、月齢、潮の名称、そして格言と1日の中にデータがいっぱいで、いままで知らなかった暦ワールドがいっぱい。その日の気分で面白く読めます。

こうげつ、晃月さんは高崎にある総合人形専門店ですから、一緒にひな人形のカタログが同封されていました。読んでいると見やすく、きもののカタログと比べて見ても面白い。というのはお雛様は3月3日、5月5日の初節句のお祝いでの購入が主目的なため、振袖や七五三と似ているからです。しかも競争が激しく、力のない専門店は淘汰され、いまやライバルは地元の専門店ではなく、大手資本の量販店やスーパー。地元の専門店が競合するには厳しく、それだけに専門店の特徴を生かしたオリジナルとキメの細かさが勝負とか。こうげつさんは、この厳しい中、先進性、革新性に富んだお店で、虫プロと提携して火の鳥のお雛様や武将フィギア、群馬シルクを使った衣装や祖父母やご両親の帯地を使ったお雛様など、さまざまに企画している。また1度買うと次男や次女にはなかなか買うことが少ないのですが、しっかり顧客との関係づくりを企画しています。このカレンダーもその一環で、いただいているうちにしっかりした存在感を発揮します。

カレンダーといえば昔、訪問が主だった時代、営業は自店のカレンダーを玄関に飾ってもらえるようしのぎを削った時代があります。他店の営業が勧誘に来た時、玄関でカレンダーを見て、このお宅は○○店がすでに入っているのか、と諦めたから「魔除け」とも言ったそうです。いまは、訪問営業が主流はないので、カレンダーを配るお店も少なくなってきたんでしょうね。