333ノテッペンカラトビウツレ

 奇跡は 誰にでも 一度おきる だが おきたことには 誰も気がつかない

夢と魔法とYシャツと私

2008-04-13 03:34:45 | SP(Standard Program)
●ヤバい。ヤバいよ。土曜日が終わろうとしているのに、宿題が何も終わってない。身の危険すら感じてきましたので、このブログを更新して・・・寝ます。いや、明日早く起きて用事の前に宿題をするんですよ!って、この展開は試験勉強の時の「とりあえず先に寝て、夜中に勉強」を思い出しますね。俺、あれやると必ず起きれなくて朝になってそのまま試験に行く子供でした。でも今は寝る。眠いから。

●で、今日は久々に23区を出ましたよ。千葉県に行ってきました。千葉県なんですけど、東京ディズニーリゾート内にある映画館でディズニー映画の短編ばかりを途中休憩しながら27本連続で観るという修行のような1日を過ごしました。まぁ、あの街は相変わらず「狂っている」としか言いようのない状態なわけですが、行く度に妙な建物が増え、行く度にヤンキー濃度が上がっている気がします。

●今となってはもう遅いですが、やはり“つまずきの石”はイクスピアリにあるわけですよ。それまではガッチリと塀にブロックされた空間で“夢と魔法の世界”をキープしていたのに、何を思ったか、その隣にショッピングセンターを作ってしまったわけですよ。デコレーションはディズニーのままで、店はスタバにGAPに新星堂。映画館もあって、本屋もあって、歩いている人は上下揃いのジャージのカップル・・・・・・って、それは夢と魔法じゃないよ。郊外のジャスコじゃん!

●そのまま雪崩を打つようにホテルが建ち、妙な列車が走り、みやげもの店がオープンし、気がつけば異常にデコラティヴなジャスコが街単位で出来てしまったということです。かつてのディズニーランドはその病的なまでの潔癖さで自身の世界観を守ろうとしてきたわけですが、それも周囲の空気に押されるように鈍化してまして、昔ほどの潔癖さはありません。つーか、ディズニーランド帰りの客って、あの世界に触れた後に、ありきたりなショッピングモールなんか行って醒めないのかねぇ。

●筆者を個人的に知っている方は御存知と思いますが、僕はディズニーランドが好きなんですよ。あの病的なまでに徹底したデザインと、“夢と魔法”のために非人間的とも言える管理体制を敷いているところがたまらん!あれこそディズニーの真髄ですよ。しかし、ここ数年、彼らは徹底的に人工美を守ることをしなくなりました。ディズニーランドの土産はさ、あの塀の中で買うから意味があるんだって!

●前々から「何故、ヤンキーはディズニーが好きなのか?」についてここに書いて来ましたが、もう考えるまでもありませんよ。今や「好き」の段階を超えて、あの一帯は完全な「ヤンキーパラダイス」と化しています。夢も魔法もございません。

●というわけで最後に今日、筆者がスクリーンで観た短編を1本御覧ください。世界初の音のついたアニメにして、アニメ映画の金字塔のひとつ『蒸気船ウィリー』です。1本目にしてこのアニメと音のシンクロ度合いが何度観てもシビれる!ちなみに筆者はミッキーマウスは“完全黒眼”時代しか認めません!白目のあるミッキーは邪道ですよ。